淡路島、洲本の生活を振り返ってみる。
総括してみると、旨いもんが食えてよかった、酒も旨かったし、毎日温泉で楽しかったし、ギャラも良かったといったところ。
そもそも何で洲本なのか?というと、以前一緒に仕事をした方(こちらから見て客)とは直接会ったことはないながらメールやテレコン等で仲良くさせて頂き、一年程度の間ではあったが一緒の徹夜など苦楽を共にし、仲間意識のあった方からのお声掛け。
その仕事が終わり、一年以上が経過しての突然の電話で、海外と洲本への出張話を頂く。
私がフリーランサー的な動きをしていることを思い出してくれたようで、声をかけて貰えたことが嬉しかった。
蓋を開けてみると、その人は実は会社を辞めるつもりであって、私を身代わりとして呼んだだけだったのだが(とんでもない親父だ!)、そうそう淡路島なんて行く機会なんてないし、住む機会なんてもっとないわけで、これも何かの縁だということで、その人が抜けた後も現場は続けることにした。
まぁ、その人が抜けた後、プロジェクトの状況が芳しくないこともあり、また退社した人間が連れてきた人間というのが目障りだったのか、私が「コテコテの日本企業の仕事の仕方なんてクソだと思っている」ということが伝わってしまったのか(隠す気もなかったけど)、割とギャラをふっかけたせいなのか(ごちそうさまでした)、程なくして抜けることになるわけだけど。
ここいらで、ちょっと写真をはさんでみる。
撮影したのは5月の末だが、既に夏の匂いがした気がする。

ホテルからすぐの海岸。
たまにこの辺りを走っていたが、気持ちの良い道。

五月の末だというのに、クラゲがいっぱい。

同じく、近くの砂浜。
徳島とも高地とも物理的には遠くないはずなのに、それぞれ海の色も砂の色も全然違う。

船着き場?
今思えば、この辺りで釣りしとけばよかった。

今思えば、色々な人に会えたし、東京にいる便利さを離れたことで改めて知ることができたし、この出張は受けてよかったと思う。
海山の大将、海山でたまたま出会った東京でビジネスをされているIさん、いつもクソしょうもない話に付きあってくれたり地元情報を教えてくれたガールズバーのお姉ちゃん、たくさん旅行にも行ったし飲みにも行ったし東京に帰ってきても会っているW君、役に立たない割にヒステリーばかり起こしていたクソババア、ぶっきらぼうで人当たりが悪いが仕事ができて筋が通っているTさん、人間のクズというものがどういう存在であるかを久方ぶりに思い出させてくれたKさん等々、私の人生の糧になったことは間違いない。
また、仕事の方は、「この人たちの業界のビジネスってこういうものなんだ」と知れたこと、仕事が緩かったため日ごろ気になっていたが中々調べられなかったことに手を付けられたこと、自分の中で知見の浅い製造についての業務を知ることができたこと、どうしようもないクズと仕事をせざるを得ないこと、それによって心が濁ること、世の中の多くの人はそういう思いをしながら仕事をしているとを思い出せたことも良かった。
トータルで考えると、価値ある日々だったのだと思う。
【2016/03/02追記】
もうちょい写真が見つかったので、Upしておく。
はじめて淡路に向かう朝。
ひかりレールスター発見。

さっそく週末に帰省して、また淡路に向かうところ。
やっぱり、のぞみはカッコイイ。

道中、あまりにも富士山が美しかったので一枚。

iPhoneのカメラも、なかなか馬鹿にならない。(動画はダメだけど)

2015/01、冬の夕方の海。

冬の海の陰鬱な感じ、嫌いではない。
日本海の方が、もっとドンヨリしていて好きだけど。

一転、同じ1月だけど昼間の海。
冬とは思えない、心を開かせてくれる明るさがある。

本当に、釣りしておけばよかった。

冬の砂浜も、いいもんだ。

写真では伝えきれない淡路のいいところは、ぜひ現地で味わってほしい。

1月なのにリゾート風味。

写真のタイムスタンプを見なければ、夏の風景に見えてしまう。

雲、木陰、砂浜、海。

最後に、なぜかラブホのようなネオンの幼稚園。

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