淡路島での野宿の後、新神戸まで戻り、旅も後半へ。
さあ、どうしようかな?
九州に行こうなんて、あまり考えていなかった。
記憶は朧気だが、「知っている場所と店を一周しただけだし、このまま帰るのも癪だな」とか「ノリで行っちゃう?行ってみちゃう?」とかそんな勢いだった気がする。
とりあえず新神戸について、博多行の切符を買い、腹ごしらえに秋の色彩弁当を。
弁当は悪くはなかったが、旅情もへったくれもない、普通の駅弁だった。
けっこうな時間を新幹線に揺られて、博多に到着。
まずは昼メシに本場の博多ラーメンでしょ!ってことで、博多駅の豚とろへ。
後で調べたら「本場の博多ラーメン」ではなかったけれど、そこそこ美味しくて満足。
で、前の日が野宿だったので、体がベタベタして気持ち悪い。
というわけで、博多駅から送迎バスが出ている温泉へGo。
万葉の湯、というところ。
後で調べてみたら、博多は全然関係なくて、神奈川県小田原市の業者さんらしい。

さて、すっきりしたところで、中州に行く。
昨日は野宿だっただけに、今日はホテルでちゃんと寝たいところ。
電話するよりも中州にあるホテルをあたっていく方が早いと思い、ひたすら行ってみるのだが、とにかく満員。
で、何軒かあたった後、「うちは満員でダメだけど、あそこのホテルに聞いてみるといいよ」というナイスホテルマンに教えてもらったホテルに行くと、なんとか宿泊Get!
祝日料金のせいかシングル一泊で13000円もしたが、今日は野宿しないで済むぞ。
本当は水炊きが食べたかったのだが、中州の水炊き屋さんに予約を入れると、とにかく断られる。
なんだこいつら嫌がらせかよ?とも思ったが、後で聞いてみたら、中州は週末や祝日になると全然店に入れないらしい。
行き当たりばったり旅、ここまで来て頓挫!?と思ったが、ぶらりと行ってみた老舗っぽいお店の河太郎、一人客で面倒臭そうにされながらも入れてくれた。
やっぱり、生きているイカは美味かった。
イカと海老で軽く飲んで、ご馳走様。
次は、福岡出身の人から「鉄なべ餃子ってのを食べるといいよ」と聞いて、鉄なべへ。
正直、鉄の鍋で焼いたから何だって話なのだが、旅情もあってか明太子やらをアテに酒が進む。
こちらは、盛り場の川沿いから見える風景。
やっぱり九州だから、黒霧?

いい加減飲み食いしたし満足もしたのだが、やっぱり水炊きが食べたい。
ブラブラしているととりまぶしを発見し、入ってみると食べられそう。
でも水炊きは2人前からとのこと、結構ハラもいっぱいだしなぁ・・・
と思っていたら、水炊き御膳なる定食が!
ぶっちゃけ米の飯はいらなかったのだが、食べられるなら文句はない。
美味し。つくづく美味し。
結局、米もシメ的な意味でよかったらしく、まだ23時くらいだったが、前日の疲れもあってかグッスリと眠ることができた。
次の日、朝メシは予め決めておいた一蘭へ。
やっぱり、東京で食うよりも美味い気がする。
満足してホテルに帰り、大浴場に入って、出発。
ちなみに、どこかで見た出店をしまう場所。
屋台は、昼間は死んでいて、夜に生き返る。

中州から歩ける距離に馬鹿でかいショッピングモール的なものがあるのだが、土産を買いに行ってみる。
色々あって楽しかったのだが、やけに人が多くて疲れる。
少し時間を潰した後、そこから出るバスに乗って、天神へ。
有名らしいShinShinへ。
ここ、思ったよりも並んでいて、一時間半はかかったと思う。
だいぶ並んで並んで並んで、ようやく食べた頃、大満足。
もう一日余裕があったので熊本やら鹿児島やらに行くのもいいかなぁと思っていたが、shinshinのラーメンを食べたら「この旅」自体に満足したので帰るとする。

飛行機で帰るのも考えたのだが、まぁ取れないだろうな~と思い、博多から新幹線で帰ることにした。
しかも普通席が空いていなかったので、グリーン車。そして喫煙者。
喫煙車両って、喫煙者ですら乗りたくないヤニ臭さなのだが、他に席が空いていないのだから仕方がない。
・・・と思っていたら、隣に座ってきたおじさんが、なんとワキガ。
うーわクッサ!!!と思いつつ、ワキガのニオイは勘弁なので、タバコをスパスパスパスパと吸い続ける。
だって、タバコを消したらワキガ攻撃が凄いんだもの。
オジサンも少し煙そうにしていたが、仕方があるまい。だって臭いんだから。
オッサン、たばこは吸わないんだろうけど、席が無かったから仕方なく喫煙車両に来てたんだろうね・・・
と思っていたら、もう少しで品川に着くぐらいに、オッサン煙草吸い出してやんの。
だったら最初からオッサンも吸っててくれよ!
こっちはタバコ吸い過ぎて気持ち悪いの!
ちなみに、これらはお土産。
参考までに。
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