銀閣には行けなかったが、ナントカ市場を観光した後、京都駅に戻る。
さあ、淡路島に向かうとしよう。
京都から新神戸までは近いので、初めて自由席で乗る。
うん、想像通り、指定席よりもずっと客層が悪い。
すぐに着いて、いつもの洲本バスセンター行のバスに乗り換え。
90分、揺られていく。
たった数か月前の話なのに、ずいぶん久しぶりに来た気になる。
着くと、まだまだ18時前。
秋の淡路島は初めてなのだが、なるほど冬から初夏までの雰囲気とは違う。
いつもの海辺を、久しぶりにブラブラする。
綺麗だなぁ。
さあ、旨いものを食いに行くとしよう。
海山では、いつも通り、ありがたい持て成しを受ける。
黒ウニ、アワビの肝焼き、とっておきの日本酒。
最高の時間を過ごさせて頂き、他のお客さんが帰った後も大将とのおしゃべりに夢中になり、気がついたら随分と長居をしてしまった。
再訪を約束し、お店を出る。
その後は、よく行っていたガールズバーに行って、どうしようもない話に花を咲かせる。
従業員の女の子に彼氏ができたやら、押しかけ同棲するやら。
結局、2時間くらいは飲んでいただろうか？
次は、お店が隣の隣くらいにある、これまた行きつけだった大ちゃんへ。
いくら観光シーズンだといっても、深夜1時をまわっての客などはおらず、独占状態に。
さんざん食ってきたので飲みモードなのだが、深夜に男3人だと下衆な話しか出てこない。
本当に下衆なトークだった。
で、たしか2時半くらいだっただろうか？
もう眠くて眠くてしょうがない状態で、4時まで営業している大ちゃんで時間を潰そうと思っていたのだが、さすがに店の中で寝るわけにはいかない。
お店の外に出て、バスセンターの前にあるコンビニのベンチで始バスを待つことにする。
いいねえ、行き当たりばったりに行動して、こういう無計画が故のペナルティもあって、でも楽しくて。
9月だけど夜明けは肌寒く、座り寝も落ち着かず、そうこうしている間にバスセンターの待合所の鍵が開く。
やっぱり、野ざらしって体力が奪われるらしく、待合所のベンチに座ると、安心して眠ってしまった。
つづく。
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