築地のクライアントの日、ランチはどうしようかと考えてウロウロしていると、蕎麦屋を発見。
「アサリそば」に惹かれて入ったのが、長生庵 (ちょうせいあん)。
本当に、貝類には弱い。
築地にいるからって、毎日魚ばかり食うわけにもいかないし、案外マズい店も多い。
そりゃそうだ。
築地だからって、不味い店率が低いなんて根拠はどこにもない。
ハズレを引くのも嫌だしなぁ、と思っていたら見つけることができて、渡りに船ってやつだった。
アサリそば。大盛り。
これで1000円くらいだったかな。
アサリたっぷり、ワカメも良い。
出汁もちゃんと効いていて、蕎麦も美味しかった。
外観。
晴海通り沿いなので、すぐにわかると思う。
アサリそばは旨かったが、蕎麦に限らず、工夫をすればするほど本質を味わうことから遠ざかることになるというのも、難しい話だということに気がついた。
この例で言えば、アサリの旨味を合わせるという工夫は、蕎麦自体を味わうことから遠ざかる、ということね。
人は「工夫」の方に目を引かれがちだが、蕎麦屋ってのは、当然ながら蕎麦自体ありきなわけだ。
【2014/05/28再訪】
ハモ天ぶっかけ蕎麦。
鱧の天ぷらと梅肉がいいね。
でも、鱧と言えば天ぷらにしろとか梅と合わせとけとか、そういう思考停止はあまり好きじゃない。
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