何年か前、プロジェクトで一緒になった方と急に飲むことになった。
積もる話もあり、和食希望ということで、ちょっといい店を探してみたところヒットしたのが、ここ閑人（かんじん）。
適当に探して良い店をピックアップできる引きの強さに、我ながら、いつもながら感心する。
挨拶もそこそこに、とにかく腹も減ったので乾杯。
当日予約にもかかわらず、カウンターのど真ん中というナイスな席だった。
本日おすすめのお品書き。
コースでもよかったのだが、同行者の希望でアラカルトに。
いずれも興味をひかれるメニューで、「海の酒魚」は「さこ」と読むらしい。
お通し。
もうお通しというより前菜レベル。
しつこくしつこく言っているが、良い店はお通しが素晴らしい。
サメの心臓。
大将曰く、サメの心臓というのは刺身以外で食べても美味しくないんだとか。
しかし鮮度や流通、恐らく漁獲量などの問題から地元でだけ消費されていたらしく、最近手に入るようになったんだとか。
後日快海の大将にも聞いてみたところ、最近は築地にも入っているらしい。
臭みは全くなく、食感はレバ刺しに近いかもしれない。
じゅんさい。
変な瓶詰のものでなく、清く正しく美しいじゅんさい。
これに日本酒を合わせた日には、この国に生まれたことを感謝せざるを得ない。
鮎。
しかし、まぁ、たまらんです。
もう言葉が出ない。「旨い」としか。
アワビの刺身。
道民の私も納得の鮮度で、コリッコリ。
アワビの焼きもの。
口内の味蕾という味蕾が踊り狂う程のクオリティ。
以下は、見せて頂いた珍しいお酒たち。後半くらいから楽しくなってしまって、あまり覚えていない・・・
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- 残念ながら詳細は忘れてしまった。
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- 八海山のレアなやつ・・・だったはず
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- もの凄く本数が限られているやつ・・・
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- これは確か、凍った状態で飲むやつ。
凄まじく大満足のお店だった。
酒も肴もビタ一文文句なし。店が帰り道にあったら常連になってしまいそうだ。
出てくるものだけでなく、お店の雰囲気、大将の接客、お店のお姉さんたちの所作など、全ての面で満たされた。
ありがとうございました。またお邪魔させて頂きます。
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