ずいぶん前の話だが、御前崎への釣り旅の話。
釣りを覚えて大して経っていないのに、サーフからヒラメとか釣れるらしいと聞いて、御前崎に。
ヘタクソなんだから釣れるか微妙なんだけどね、今考えると。
仕事や用を色々と済ませて、出発した時には24時になっていた。
疲れていたが、釣り旅だと思うと元気が出る。
結局、御前崎に着いたのは明け方の4時ごろだった。
さすがにそこから釣りをする元気はなく、砂浜が続く海岸線に車を停められる場所があったので、車中泊。
2日目、起きたらSAで買ったパンで朝飯を済ませて、いざ釣り・・・と思ったら、爆風すぎて話にならない。
釣りには色々あるが、大事なポイントに「底を取る」という行為がある。
海底に到達したな、いま海底にあるな、という「底」。
これが、風が強すぎて全くわからん。
どうしようもないので伯竜で昼メシにして、なんとなくブラブラと流す。
日帰り温泉で暖まった後、吉田港という場所で釣りをして、全然釣れなくて、酒に逃げることに。
釣りで旅に来て心が折れたのは、これが最初だったかもしれない。
少し移動して繁華街に行く。
この時点で22時を回っていたので選択肢が少ない。
少し検索してみると、ギャル居酒屋みたいなところくらいしか空いていなくて、しょうがなく入店。
が、俺は自分自身の「旅先の飲食店でハズレを引かない」というスキルをすっかり忘れていた。
マグロや軍鶏や馬刺しなどを食べたが、美味しくて驚いた。
特に、馬刺しのレバーは滅多に食えないクオリティだった。
その後は、夜遊びする元気もなく、車中泊。
3日目は、割とゆっくり寝て、ラーメン屋暖暮とすぎ多をハシゴして、出発。
なんとなく熱海に寄ったのだが、釣り的にもグルメ的にも特筆すべきところはなかったので割愛。
とにかく道が混んでいて、しんどかった。
その後は東京へ帰る・・・のではなく、三浦の間口漁港から船釣りだったので、向かう。
20時くらいに着いたが、疲れ果てて寝てしまった。
こんな無茶な日程の旅、もう厳しいかな。
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