都営新宿線の大島駅から少し歩いた商店街の路地裏にあるラーメン屋、兼吉。
主たる活動圏を離れており、旨い店があると聞いたのでなければ足を運ぶことはなかっただろう。
開店より少し早く着いてしまったので、Webでお店のことを調べながら待つ。
「旨いのだが、何故かいつも客の入りが悪い」
「開店時間になっても準備中のままだったりするので、準備中でも店に入ってしまった方がよい」
んん~、大丈夫か?この店。
そんなわけで店に入ると、所狭しと壁にメニューの紹介がある。
ご亭主は貼りものが好きなのだろうか?少し喧しく感じる。
さて、写真は「しろラーメン」。もちろん大盛りで、焼きチャーシューをトッピング。
スープを少し飲む。旨い。かなり旨い。
面は細麺。

「しろラーメン」のスープは本当に素晴らしく、旨味たっぷりなのに、どこか優しい。
半面、コッテコテの背油や大量の化学調味料などのヒステリックな味に慣れた人には物足りないかもしれない。
また、トッピングの焼きチャーシューも絶品だった。
脂がとろとろで、ビールがすすむ味。夜に来るのもよいかもしれない。
いや、確かに旨かった。これは、わざわざ食べに来たくなるレベル。
つけ麺やカレー麺などもあるようで、次に来るのが楽しみになる。
こんなに旨いのに客の入りが悪いという話に冒頭で触れたが、食事中に一人しか入らず、本当だった。
並ばずに入れるのは嬉しいのだが、もう少し評価されても良いのでは?と思う。
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