そこそこ人形町ランチの開拓も進んできたことから、お隣の馬喰町エリアへ。
担担麺が美味しいと聞いた味乃一番。
これは楽しみですな。
人形町からテクテク歩いていく。
まあ地下鉄の一駅二駅なんて高々知れているもので、散歩がてらに丁度いい。
麻婆豆腐ランチ。
上で担担麺って書いてあるじゃん、というツッコミも聞こえてきそうだが、
担担麺もさることながら、麻婆豆腐の評判もいいらしく、急遽こちらへ。
メッチャメチャ辛い。
唐辛子系ではなく、山椒系のシビレる辛さ。
旨いが、舌が本気でビリビリする。
ご飯はお櫃で提供されるのだが、辛さも相まって、軽く食べられてしまった。
むしろ。ちょっと足りないくらい。
さて、「辛さ」について、その現場の中国人やインド人たちと会話をしていて気付いたことがある。
私の認識では、日本は食にとても強いこだわりを持つ文化であり、私もその一人である。
「苦い」「渋い」という全く異なる味覚も、英語では「ビター」という一つの単語になってしまうことなども、外国より日本の方がこだわりを持っている証左だと考えていた。
ところが、「辛い」に関しては、全く逆だったのだ。
というのも、「スパイシー」「ホット」「ドライ」など英語ではいくつかの表現があるが、日本語では、唐辛子の辛さも山椒の辛さも、ワサビもマスタードも全部ひとまとめに「辛い」だ。
日本の食文化の中で「辛い」だけが軽んじられてきたり歴史が浅いのだろうか?
それとも、「日本が食文化に対して特別なこだわりを持っている」が気のせいだったのだろうか?
次に担担麺を食べに行くまでに考えておこう。
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