2014年、師走のこと。
天ぷら小野がお節を売るってことで、そりゃあ買わねばということで、大晦日に八丁堀へ向かう。
美味いもんを食って、美味い酒を飲んで、一年を締めるというのは殊のほか重要なことだ。
つまらないもんを食い、つまらない酒を飲んでいては、つまらない奴になる。
そうなると、よい終わり方をしないその年もつまらない一年になり、新たに迎える次の年もつまらない一年になるってなもんだ。
そんなことを考えながら、まだ夕方だってのに優雅にタクシーで帰る。
だって、電車で帰ってお節をブチまけたりしちゃったら、せっかくの年越しにケチがつくでしょう?
で、今回のお節は、お節+クエ鍋。
まずはクエ鍋から。
その辺ので食べるクエ鍋みたいに、クエがちょっとしか入っていない貧乏っちい鍋ではなく、大ぶりの身がゴロゴロ入っており、ダシも最高。
で、お節。
やけにサービスしてもらっちゃって、全部が大盛りだ。
イクラ、伊勢海老、昆布締め。
イクラは道民の私も満足するレベル。
松前漬け、お煮しめ、枝豆。
この煮物の段は、正月感があってよいね。
タコ、オリーブ、トコブシなど。
チーズの燻製や柚子など、色々楽しめてgood。
一番日本酒に合う段。
ローストビーフ、ヒレ、生ハム、オリーブのサラダ。
肉がどれも素晴らしい。
特にこの生ハムは、相当な期間を熟成させているもので、旨味が凄い。
ペラペラの一枚だけでワインが一杯飲める程。
なのに、この盛りっぷり。
昆布締め。
熟成具合がvery good。
ついでに、カニも頂いちゃったので食す。
カニ自体は少々小ぶりだが、身も内子も美味い。
さて、今年はどんな感じになるのかな?
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