妻子が実家に帰省する時は、前から行きたかった店に足を運ぶチャンス。
ということで、Facebookでいつも「いいね」している人がいて気になっていた季節料理 にしなへ。
国際通りから観光客まみれの通りに入り、さらにアーケードへ。
まぁ18時くらいになると、それなりに人も引けて来て、多少ゆっくり散策を楽しめるというものだ。
とは言っても、浅草の駅から割と近いので、すぐ着いてしまうのだけれども。
まず、入って気になったのは「金霧島」の文字。
黒でも赤でもない、限定らしい。
値段は一杯5000円。
ハァ!?と思ったが、私クラスのヒネクレ者になると、「そういうの」を試さずにはいられない。
まずはストレートで頂くと、芋焼酎とは思えない飲み口。
それもそのはずで、度数は高いがバニラビーンズが効いていて、妙なる味。
途中からロックに切り替えると、今度はバニラの香りがなりを潜め、また違う味に。
大変面白い酒だったが、やはり魚介には日本酒だろう、ということで軌道修正。
つるむらさき。
クリア系。個人的には、もっと泥臭い方が好き。
サザエの壺焼き。
香りを閉じ込めて、かつ葉の香りを移す仕事がgood。
焼きハマグリ。
もうこれ20個くらい食いたいわ。
イサキの焼きもの。
いいねえ。
こういうのでチビチビ酒を飲めるなんて、ちゃんと仕事をしていてまっとうに生きていてよかったと思える瞬間だ。
値段は全体的にやや高めの印象だが、カウンターで落ち着いて飲めるし、置いてあるものも良いものだし、個人的には大満足かな。
場所がもうちょっと家に近ければね・・・
【2015/03/28再訪】
友達と再訪して、相変わらず良かった。
が、この後くらいから仲間内では「店主の接客態度や仕事や出てくるものが、色々な意味でマズイね」という話題になり、やがて店も滅びた。
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