この日は、掃いて捨てるほどある人形町中華のひとつ、唐苑（とうえん）へ。
こんな言い方をすると気を悪くする人もいるかもしれないが、面積当たりの中華屋の数が過剰。
しかしどの店も潰れずに長く続けられているようで、固定客を離さない何かがあるのだろう。
しかし、どの店も夜行きたいとは思わないんだよなぁ・・・
別に行きたくないわけではないのだけれど、町の中華屋は昼のメニュー＝夜のメニューだったりするので、「夜しかないメニュー」が少ないことも一因か。
なにより、町の中華屋には酒がないと進まないようなメニューがないことが原因だろう。
さて、大好きな酸辣湯麺のチャーハンセット。
酸辣湯って、たまらんのです。
スープは、「ただ辛いだけ」「それを酸っぱくしただけ」ではないちゃんとしたもの。
優しいながらも辛味や酸味が効いている。
これが麺によく絡んで、冷えた体が温まる。
もっとも、汗っかきな私には過剰な発汗を促したレベルだったが。
チャーハン。
うわ、何このやさしいチャーハン。チャハハハーン。
母ちゃんが作ってくれたレベルの優しさ。
普段使いの中華屋さんとしては、かなり満足。
ところで、お店の評価と関係ないのだが、ちょっと残念な風景を見た。
13時過ぎであったため店はガラガラで、そこに中年サラリーマンが1人で入ってきた。
店員さんが「空いてるお席にどうぞ～」というと、そのサラリーマンは迷わず6人席に座った。
いや、2人席も4人席も空いているのに、なんで1人で6人席に座るの？
店員さんは「空いてる席にどうぞ～」とは言ったけど、そういう問題じゃなくない？
「自分が占有するリソースは最低限に」ってのは日本人の美徳ではないのか。
電車で座る時に、荷物は席に置かず、多くの人が座れるように詰めるのと一緒。
え、細かいって？どうでもいい？
自分とこの社員がこういう行動をしていたら、注意しますよ。すべきでしょ？
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