【エサ論】指し餌のオキアミを作ってみよう

初心者向け

エサ自作にあたって、簡単にできて汎用性の高いオキアミをやってみよう。

前置き

エサの作り方は、ひとによって色々違うし、地域や対象魚によっても異なる。
釣り人ごとの経験則も違えば、得た情報も異なる。

なので、「絶対的に正しい作り方」なんてものはないってことを、まず認識してほしい。
逆にいえば「○○は○○であるべき!」とか「○○は間違っている!」なんてこともないので、そういう人の言うことは聞かんでよい。

だから、この記事の作り方が絶対だとは思わないでほしい。
あくまで、参考程度に。

事前準備

まず、オキアミを買おう。
あんまり大量だと仕込みが難しいので、1kh弱くらいがいいと思う。
サイズは、汎用性の高いMサイズがよいかと。

次に、ザルとボウルを用意。
俺はコレを使っている。

次に、ジップロック的なもの。
なんでもいいけど、オキアミは汁がそんなに出ないから、本物のジップロックほど良いものでなくてもいい。
100円ショップやハナマサで売っているようなやつ。
どちらかというと大量ひと袋よりも小量たくさんの方がいいので、Sサイズがいいと思う。

あとは、砂糖、みりん、うま味調味料。
これらは、普段使いのものでもよいが、しょせん釣り餌なので安物でいい。
俺はハナマサで買っている。

作り方

こんな感じの奴を、まずは解凍する。
真夏でなければ、室温解凍でOK。
よく水気を切ってね。

次に、みりんに漬ける。秋~冬なら常温でもOK。
厳密な漬け時間はなくて、冷蔵庫の中なら「うっかり2日も経っちゃったよ!」でも問題ない。
家族と住んでいる人は、嫌がられてしまうかもしれないけど。

なんでみりんに漬けるの?って話だが、身が崩れづらくなり、針持ちがよくなるとされている。
ヒトが食うわけじゃないので、安物でOK。

みりんに漬けた後は、水気を切った後で、砂糖をまぜる。
料理では塩をすることで水分を抜くが、砂糖でも同じ現象が起きる。
じゃあ塩でもいいじゃん!って話もあるが、オキアミには砂糖を使う人が多いみたい。
これも安物でいいので、わりとたくさん使ってOK。
砂糖を混ぜたら、よく水気を切る。
その後、うま味調味料を混ぜる。これは、お好みで。

最後に、ジップロック的なものに小分けにして冷凍する。
今回は、元が800~900g程度のオキアミを5つに分割した。
船釣り前提なので、これでも多いくらい。
オカッパリなら、10以上に小分けしてもいいかもしれない。

自作のメリット

なんといっても、安上がりなのが一番。

上記のオキアミは約850gで500円
砂糖は100円くらいで5回分くらいの量=20円くらい
みりんとうま味調味料は合わせて400円くらいで5回分くらいの量=80円。
つまり600円くらいの原価で、船釣りなら5日分、オカッパリなら10~15釣行分くらい。

店売りのオキアミは80gくらいで350~400円くらいの価格帯。
かなりのコストを抑えることができる計算になる。

また、店売りのオキアミであれば、せいぜい使えても翌日、余ったら捨てるしかない。
自作するなら、自分のスタイルがロング釣行なのかショートなのかによって小分けにするサイズを調整することで無駄になりづらくなる。

エサを捨てる羽目になったり無駄にせずに済むことも、大きなメリットかと思う。

バリエーション

まず、ナマというか解凍したまま仕込むのか、ボイルにするのか。
ボイルにする場合は、予め茹でておくこと。
小さいサイズであれば、さっと湯がくくらいでOK。

次に、頭や尻尾を取るか否か。
面倒だったらそのままでもよいのだが、ハリに刺すときには少なくとも尻尾は採るので、ここで外しておいてもいい。
頭は微妙なところで、オキアミの黒目に反応して食ってくることもあるらしいので、つけたままにしておいて必要に応じて外してもいいかもしれない。

個人的には、頭がついてないと釣れない!!頭付きに変えたら釣れた!と思ったことはないので取ってしまって構わないと思っている。

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