【エサ論】青イソメについて

釣り餌

ヘタクソなりに、代表的なエサである青イソメについて語ってみる。

エサ属性

針持ち:★★★★☆ キャストやアタリ程度で外れることは殆どない
食いつき:★★★☆☆ イソメを意地でも食わない魚は、あんまりいない
汎用性:★★★★★ 何にでも使える
安さ:★★★☆☆ グラム単価は、何気に和牛レベル
使いやすさ:★★★☆☆ 死んだり弱ったりする点を加味

適正

撒きエサ:★★★☆☆ シーバス、チヌ、メバルなど色々寄ってくる
ヘチ、穴釣り:★★★★★ 特に根魚
ウキ釣り、フカセなど:★★★★☆ 昼でも夜でも
投げ釣り(ぶっこみ):★★★★★ ド定番

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概論

オキアミと同じくらい、釣りの万能エサ。
とりあえずコレ使っとけ、というレベル。
麻雀でいえば、リーチ、ピンフ、タンヤオくらい基本。

ヘチ釣り、穴釣り、ウキ釣り、投げ釣りなど、殆どの釣り方に適応する。
価格も決して高くはないため、とりあえず餌釣りするなら買っておいてよいかと思う。

ちょん掛けしたりシッカリ掛けたり、一本掛けだったり房掛けだったり、色々な用法がある。
ルアーだと、ジグヘッドにイソメをつけると食ってくる。

仕掛けの部分にだけ掛けて切って使ったりすることもできるが、切ってしまうと持ち味であるウニョウニョ動きでの誘いが弱くなってしまうことには注意。
動きでの誘いが他のエサとの優位だと思うので、20分くらいで付け替えていいと思う。
しっかり刺しても良いのだが、一本をチョン掛けにして全タラシもあり。

ただ、ヒトデやカニなんかに無言で食われることもあるので、あまり放置し過ぎない方がよい。

欠点

キモイ。ウニョウニョ。しかも噛みついてくる。
ビギナーにとっては相当ハードルがあるだろう。

生き餌なので、死んだらエサとしての力が激減する。
買ったその日その時じゃないと、活きが下がるのでお勧めできない。
そのため、パック売りしてる釣具屋や自販機での購入は避けた方がいい。
また、寒いと弱るので、冬場にはあまり向かない。

つまり、活きのいい状態での利用を前提とするため、ド田舎や離島には向かない。
まあ、釣り人がたくさんいるような場所では近隣にそれなりの釣具屋はあるけど。

ちなみに、余ったイソメを海に捨てるのは勿体ない。
近くでやってる人にあげてもいいんだけど、持って帰って冷凍おすすめ。
撒き餌に使えるし、船アジや五目であれば死にエサでも指し餌として使える。

とにかく、死んだら或いは弱ったらウニョウニョしなくなりアピール度が下がること、単純に気持ち悪いし噛みついてきたりすること。
特にビギナーは、慣れないうちはマジでキモイので注意。

その他

赤っぽい青イソメ(オレンジゴールド)を赤イソメと呼んだりするが、釣果に目覚ましい差が出るとは思っていない。
また、岩イソメ(本ムシ)を赤イソメと呼んだりするので、赤イソメという呼称には注意しよう。

単に「イソメ」と呼ぶとスタンダードな青イソメを指すことが多いが、釣具屋でオーダーするときは明示的に呼ぼう。

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