正月恒例の九州釣り旅、その1。
12/27(水)
仕事はまだあったのだが、間近に釣り旅があると、身が入らないのが正直なところ。
はなまるうどんでメシを食い、準備不足だったので慌てて支度をして、仕事終わりに出発。
今回は、横須賀からフェリーに乗ることにした。
北九州まで一本で行けるので、体力温存と移動の効率化がメインの理由。
道中の寄り道ができないのは寂しいが、仕事終わりに船に乗って、寝ている間に進んでいるのは代えがたい。
前回は、気合入れて運転したが、それでも九州に上陸したのは3日目だった。
これが乗船21時間後には門司に着くってんだから有難い。
2023のGWで北海道行のカーフェリーが早々に予約完売になっていたので、今回は受付開始と同時に予約を済ませた。
それでも良い部屋は即埋まってしまって、カプセルホテルぽいところしか空いていなかった。
あと、レンタカーなのでナンバーが直前まで決まらずギリギリに変更することになったことには難儀した。(それがなければ搭乗がよりスムーズだった)
俺と彼女とタウンエースで、6.6万だったかな。
正直、往復で13.2万だから高い。
が、どこかで宿を取ることもあるし高速代やガス代などの費用面、時間の節約と体力の温存を優先してみた。
出航は、24時くらい。
繁忙期は、出航の90分前までに到着しなければならないらしく、早めに行く。
横須賀の町並みは、やはり下関と似ている。下関が横須賀に似ているというべきか。
フェリーは思ったよりも相当デカい。
車が150台以上も積めるらしく、今まで乗った船のうち何よりもデカい。
運転者は一人で車に乗って乗船、それ以外の人たちはターミナルから乗船。
ペット連れもいて、ペット用のケージもあれば、ペット可の部屋もあるみたい。
乗ってみたら、マジで豪華客船。これは豪華客船の旅と考えれば、安いまである。
コインロッカー、コンビニ、レストラン、ジム、カラオケ、風呂(内風呂、露天、サウナ)、など色々と設備があり、出航は24時くらいなのだが夜食対応でレストランも開いていた。
さっそく部屋へ。
カプセルホテルっぽいが、寝心地は悪くなく、枕元にコンセントもある。
カーテンを閉めるだけの簡易な作りで、セキュリティは皆無。
男はあまり気にしないだろうが、女の子は気にするかもね。
お次は風呂へ。
思ったより広いし露天風呂もいいが、暗いし移動もしてないと有難味がイマイチ。
風呂から上がったらロビー的なところでビールを飲んで、旅の過ごし方を彼女と話す。
一週間の疲れもあり、風呂でほぐれたフワフワ感に任せて、1時くらいには就寝。
12/28(木)
朝起きて、さっそく朝メシに行く。
レストランの時間は1時間チョイしかなく、過ぎると閉まってしまうので注意。
なので、ちゃっちゃと行かなきゃならない。
オーシャンビュー。朝からカレーを食う。
デッキに出ると、12月と思えないくらい暖かい。
好天にも恵まれ、気分がいい。
そして気づく。やることがない。
仕事をする気で来たのだが、電波が悪い。
東京湾から静岡沖あたりまでは電波は良好だったが、和歌山くらいから全然つながらない。
すっかり色々とネットに依存していることを改めて実感する。
やっぱり、雑誌とか本とかオフラインコンテンツがないとダメだな。
21時間ばかり乗っているのでやることも大してないのだが、乗客を退屈させないような工夫は色々としているようだ。
ジャグリングなどちょっとしたイベントがあったり。
オフラインでできる仕事や仕掛けづくりをしつつ、昼メシタイム。
昼は少し種類が増える。
ビールを飲んでいる人もいる。
車なので飲めないが、気持ちいいだろうなあ。
抽選で当たった人は、バーベキューもできるみたい
メシの後はまた仕掛けづくりをして、夕方に風呂。
やはり明るい時間の露天は最高。
一緒になったおじさんと、おしゃべりしつつ楽しむ。
風呂を出て少し経つと、もう晩メシの時間。
何もしていないのに腹は減るもんだ。
晩メシも美味かった。
ちなみに、喫煙所は各フロアにある。
9時ごろ、新門司港に到着。
長いようで短い船旅だった。
この後、ドライブしつつ旅の予定を彼女と話す。
本当は長崎港まで行って五島の福江島に渡る予定だったのだが、天気や日程感を調べてみると微妙なことがわかり無念の中止となった。
五島に行くの楽しみだったんだけどなあ。
帰りの予定の日が風速15くらいあるらしく、フェリーが出ない可能性もあるため断念。
とりあえず、佐賀へ行く。
この日は、道の駅「鹿島」で車中泊。
近くの港で釣りをしようかと思ったが、初めての道だわ細いわで断念。
初めての田舎道でいきなり脱輪なんて洒落にならんので、軽く飲んで寝た。
12/29(金)
起きたら、道の駅でお買い物。
裏手は海で、眺めも含めてなかなか良かった。
あと、昔懐かしどころか今もなお現存していることにビックリなレトロ電話。
少し走ったところにある、海の中に鳥居があるところで少し観光。
そこから、口之津までドライブ。
天気がいいので気持ちがいい。
昼メシをはさんで、12時過ぎには到着。
ついて早々に竿を出す。
1年ぶりの口之津だ。天気もいいし、気分もいい。
が、ミニカサゴくらいしか釣れない。
近くの久木山港に場所替えして穴釣り。
ミニカサゴくらいしか釣れないが、バンバン釣れる。
関東では、こうはいかない。
が、バンバン釣れるものの、サイズが。。。
磯もあって、ショアジギやエギングをしようかと思ったのだが、苔で滑って危ない。
磯靴を持ってこなかったことを少し後悔した。
その後はスーパーで買い出しして、島原ポークだとかご当地ものを買う。
口之津港で、買った練り物やら道の駅で買った野菜やらをグツグツして晩メシ。
どうしてこう、アウトドア飯って美味いんだろう。
気を取り直して口之津港で夜釣りを再開するが、ぜんぜん釣れない。
ウキもブッコミも反応がない。
ヘチには小魚がいることは、たまに釣れるし目視でも確認できる。
でも、それくらい。
その後はアジングをしてみたら、ミニメバルとアジが釣れた。
エサ釣りよりもルアーの方が釣れるなんて、珍しいもんだ。
あと、ワタリガニget。
ちょっと寝酒して、車中泊。
12/30(土)
起きたら、朝メシはコンビニで済ませる。
ちゃっちゃと準備して、カーフェリーで牛深へ。
天草に着いて、海岸沿いをドライブしつつ、立ち寄った都呂々港で穴釣り。
やはりミニカサゴくらいしか釣れない。サイズもいまいち。
その後は、道の駅で買い物、白鷺の湯で風呂、併設している海猫食堂でメシ。
イルカセンターとかいうイルカが見られる観光スポットもあったが、釣り人的には微妙。
四日市でも鹿児島でも、イルカが出ると、とにかく釣れない。
前回と違い、天草の反対側を通るが、圧倒的に何もない。
これがまた、いいんだけどね。
牛深についたら買い物をして、前回も来た砂月港など近くの港を回る。
多少は釣りをするがミニカサゴくらいしか釣れず、夕方すこし彼女にエギング講座。
彼女にはキャストをあまり教えていなかったのだが、ここでなんとか覚えてもらう。
雨が降ってきたので撤収。
有難いことに営業していてくれた焼き肉屋でメシにする。
正直、肉は冷凍もの丸出しでお世辞にも美味いとは言えなかったが、この年末に、決して都会とは言えない天草で、冬の雨に冷えた体を温められたことは、本当にありがたかった。
出るころには雨はやんでいたので、さあ、夜釣りだ。
すっかり酔っぱらっていたが、牛深のフェリーターミナルで釣り。
しばらくやっていたが、やはりウキには全く反応がない。
ブッコミもやるが、エサを替えても仕掛けを変えてもダメ。
彼女の練習がてらエギングをすると、アオリが釣れた。
彼女には偉そうに講釈してしまっていたので、釣れてなにより。
もっとも、サイズはイマイチだったけど。
酒もソコソコ入っていたのでヘロヘロになり、この日は程なくして寝酒もせずに就寝。
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