富山の岩瀬漁港と滑川漁港へ、2泊3日で釣旅に出かけた。
釣行日程
2018/06/15~17
岩瀬漁港 → 滑川漁港
釣果
- 岩瀬~アジ10、チャリコ7、メジナ4、ベラ2、アイナメ1、黒いハゼっぽいやつ3
- 滑川~ボウズ
反省点
- そもそも釣りを始める前にコンビニに立ち寄って、トイレやら朝飯やら氷やらをまず買うべきだった。富山に来たぜ感にうかれすぎた。
- 岩瀬が初めての場所で釣りづらかったことは確かだが、いくらなんでもロストが多すぎ。冷静に振り返ると「そんなやり方したらロスるでしょ」というロストがありすぎた。
- 昼前の場所移動が失敗だった。失敗は結果論といえば結果論だが、移動のモチベーションが「より車に近い、もっと楽そう」で動いて釣れなかったんじゃ世話はない。
- 投げ釣り用のラインが途中でなくなった。それ自体はよいのだが、白の下糸に白の上糸じゃ気づかないのは当たり前。アホだなあ。
釣行詳細
金曜の仕事を早めに切り上げ、メシ食って準備して、満を持して19時半頃に出発。
富山なんて行ったこともないし、北陸の中の位置関係すらクリアではないが、このご時世ナビに任せていればokなんだから便利なものだ。
雨は、そこそこ降っている。
江戸橋から首都高に乗り、チンタラ走る。
雨だし、少々混んでいるくらいがスピードを出しすぎなくていいのかもしれない。
しかしまあ、いつもは「行きはよいよい」なのだが、今回は真逆だった。
行きの移動・運転がとにかくキツイ。
よくよく考えてみれば当たり前なのだが、単に一週間の終わりであり仕事終わりなので元気なわけないでしょという話、雨やら風やら霧やらの悪天候、ナビが案内してくれるとはいえ初めて通る道だということ、途中そもそも道が狭かったり工事で狭くなっていたりで気を遣ったこと、夜の移動なので暗闇ばかりで景色が全く変わらず運転に飽きること。
事実、帰りは昼の移動で多少渋滞したエリアもあったが、景色を楽しみながらドライブができた。
まあ、行きで通った道だということ、晴れて気持ちのいい気候だったことも大きいが。
これだけ悪条件がそろえば、しんどいし疲れるし眠くもなるに決まっている。
運転は割と好きな方だし、長距離も平気だし、こまめに休憩するよりは一気に進んでしまいたい方なのだが、約450㎞の距離を60㎞ほど残してPAでダウン。
4-5時間程ぐっすり寝て、気力体力精神力がフル回復したので出発。
やたらと腹が減っているのは、絶好調の証とみた。
朝マズメには間に合わなかったが、7時ごろ到着。
まずは釣りができるっぽい砂浜の公園。キス釣りだろうか?
二人ほど聞いてみると、やはりそう。
港の中は釣りちゃだめなの?と聞いたら、そんなことはないとのこと。
目当てのキジハタはどうかと聞いてみるたが、色よい返事はなかった。
港に移動し、最初は手前側の堤防で始めようと思ったのだが、どうやらここはキスのポイントっぽい。
キジハタは釣れなさそうなので、奥へ。
奥の白灯台付近は、内海にも外海にも投げられるのが良い感じ。
堤防を囲むようにテトラがあり、色々とよさそうだ。
早速やってみる。簡単に言うと、良く釣れるが釣りづらい。
結構テトラが邪魔で、手前側に引っかかってしまうことが多く、また水際は海藻が多いためサビキは少しやりづらい。
ただ、ウキをつけて少し投げると入れ食い状態で、時合だったのだろうがアジが毎投かかるレベル。
(しかし、障害物にぶつかって釣れたのにバレてしまうこともチラホラ)
穴釣りも、かなりgood。
サイズは小ぶりなものの、一発目でいきなりアイナメ。
よさげな穴も多く、穴釣りだけしにきても楽しいだろうなあ。
ただ、投げ釣りは厳しかった。
とにかく根掛かりが多く、底も引っかかりやすい地形なのか着底した時点でオモリが底に食い込んでしまっている感。
ジェット天秤にしてもキス用の天秤にしても、投げて即根掛かりなので早々に諦めて上物に狙いを絞る。
サビキがチャリコばかりになってきたので、腹も減ってきたし小休止することに。
午前中の4時間程度で、釣果としてはまあまあ。
朝飯を食いそびれたまま昼になってしまったので、近くのラーメン屋へ。
昼からは車に近い側のポイントにずれるが、これが大失敗であまり釣れない。
車に近いなんてモノグサな理由で移動しちゃいかんなと反省。
やってみて結果的に失敗というのは仕方ないが、動機が不純すぎた。
結局、移動して釣れたのはアジ1つ、ベラ2と寂しい釣果。
ここでウキフカセをしてみたのだが、よりによってベラかよ。
釣れないので穴釣りをしていると、黒っぽいハゼが立て続けに3匹かかるなど楽しすぎる。
そこでふと我に返る。
そうだ、俺キジハタ釣りに来たんだった。
朝釣っていた場所の近くに移動し、ウキサビキ、ウキフカセ、投げ釣りを放置しつつジグの構えに。
ウキサビキは、相変わらず釣れるが投げるポイントに大きく依存する印象。
断続的にアジが釣れ、たまにチャリコが混じるのは朝と変わらず。
投げ釣りは、なんとラインがなくなってしまい終了。
ウキフカセはメジナが釣れたものの、オマツリで終了。
それならばとキス狙いのちょい投げをするが、速攻で根掛かり二連発で終了。
サビキ用のコマセがなくなってきた頃にジグが根掛かりし、薄暗くなってきたし良いキリかなということで納竿。
Lサイズのジップロックがそれなりに一杯になったので、初めての場所のオカッパリにしては上々かな?
さて、釣れた魚のことを考えると帰るのがいいのだろう。
日曜はゆっくり過ごせるし。
ただ、最高に面倒くさい。ひたすらに面倒くさい。
一日釣りして疲れた状態で、これからあの距離を運転するなんてウンザリする。
ということで、よし、泊っていこう。
富山の美味いものも食いたいし、酒も飲みたい。
体も汗と潮でベタベタだ。
で。宿を探すが、二件ほど断られる。
満員なわけねえだろアホがと思ったが、大きな風呂があるので大好きなドーミーインが取れたので大満足。
街中に向かっていくと、中国人?韓国人?がやたらと多くて驚く。
宿を断られたときは、正直「富山でそんなに混んでるわけねえだろアホ」と思っていたのだが、納得するくらい多い。
チェックインし荷物を置いた後、腹が減ったので風呂にも入らず晩飯へ。
旅先の飲食店でハズレを引いたことなどないので、自分の感性に任せて地元民が行くっぽい寿司屋へ。
古い店構えだが、悪くない。
常連っぽい夫婦連れと少し話し、お造り、ホタルイカ、ノドグロ焼きなどを楽しみ、最後に握りを。
感動するほど美味い!!とまではいかないものの、ちゃんとしたお店でなにより。
つまみも楽しめたので日本酒は五合くらい飲んだが、お勘定は一万ちょい。
「ごめんなさい、ちょっと金額いっちゃったんだけど・・・」という体だったが、一万円少々。
東京感覚だと安い安い。
少々食い足りないし飲み足りないが、河岸を変えるとしよう。
せっかくなので富山ブラックラーメンを食べたいという話をしていたら美味しいというお店を教えてもらえたのでGo。
ラーメンを食べ、その後は夜遊びもせずホテルに帰り、ソシャゲをやっているうちに寝落ち。。。
せっかくドーミーインなのに、風呂に入りそびれてしまった。
自然覚醒するまでぐっすり寝た翌朝、あと15分で風呂が閉まることに気づき、慌てて朝風呂へ。
11時チェックアウトなので、のんびりできてgood。
腹も減ったので、帰り道がてら滑川にある道の駅に寄るとしよう。
どうせ何らかのメシ食う場所くらい併設されているし。
・・・と思ったら、道の駅の土産売り場がしょぼい。買ったけど。
レストランは、外から見たら座席ガラガラなのに何故か入り口にたくさん並んでいる。処理能力低すぎだろ。
道沿いが海なので、少し移動すると港がある。
・・・やりたいなあ。でも帰るのが遅くなるなあ。でも、やりたいなあ。
やるしかないでしょ!
ということで、前日の釣りでロストしまくったせいで道具がだいぶ無いのだが、ちょっとやることに。
レトルトのコマセでサビキ、昨日の残りのオキアミをブラクリにつけて足元、ジグサビキの構え。
2時間くらいやったが、結果から言うと坊主。
足元にはアジと思われる魚がいたが、食わず。
食うモードになっていないのか、だいぶ前から道具箱に放置していたレトルトのコマセが悪いのか。
足元のオキアミも、突くだけで食わなかったので、時間が悪かったのだと思うとしよう。
周りも少ししか釣れていなかったし、初めての場所のオカッパリってのはこんなもんで、昨日ができ過ぎだったのかもね。
港の裏にあるイタリアンでピザとパスタを堪能して、出発。美味かった。
帰りは、日が高い時間に移動したので少し混むところもあったが、景色を楽しみながらのドライブだったので苦にならず。
途中、お土産選びがてら2回ほど休憩もしたし、無理せず急がずゆっくりと移動を楽しみながらの帰り道だった。
14時半くらいに出て、帰ったのが21時前。
なんだかんだ疲れていたのか、寝落ちして終了。
よい釣行だった。
おまけ。
岩瀬漁港で、エサを盗むでも釣果を盗むでもなく、ただおとなしく分け前を待っている賢い鳥。
館山のクソ泥棒猫は見習え!!
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