ゴールデンウイークの釣り旅、後半。
釣行詳細
05/02
朝起きて駐車場を精算すると、なんと一晩停めて800円で驚く。
安!
コンビニで朝飯を調達し、高知新港に向かう。
なんか釣りができない雰囲気。
調べてみると何年か前に死亡事故があって禁止になったみたい。
しょうがないので近くで釣りができるらしい桂浜に行く。
これ、要は4年前に来た竜馬像の公園か。
桂浜突提というらしい。
6時半くらいに到着。誰も釣り人はいない。
ここって釣りしちゃいけないの?と思いつつ様子見していると7時になっちゃった!
と思っていたら釣り人が1名登場したので安心して開始。
赤イソメでブッコミ、ジャリメでヘチ、ルアーの構え。まずはメタルジグで。
ここは地形的な問題か根掛りがしやすく、いくつかロスト。
ミノーでやるが生命感がまったくない。
ヘチでベラが釣れた。でもお前じゃない。
ヘチやっててもダメなのか?と思いブッコミに変更するが、ミニハゼとメゴチっぽいのが釣れたくらいで全然ダメ。
ちなみに赤イソメには全く食いつかなかった。
11時ごろにギブアップ。ここでは完全なる惨敗。
周りの人に話を聞くと、明石から来た人だったのだが、話を聞いてみると明石は非常に釣り人が多いらしい。
それを聞いて明石に行く気をなくす。
で、やはり全然釣れないらしい。
そのうちの一人が穴釣りしていたらしく、この魚なんですか?と聞かれてみてみたら、なんとドンコ!
厳密にエゾイソアイナメなのかというと違うのかもしれないが、見た目は完全にドンコ。
お前なんでここに居るん!?と驚く。
片付けして土産屋を冷やかし、高知名物(?)のアイスクリンを食べて出発。
なぜか道もわからないのにナビも入れず海岸沿いを流す。
天気も良くとても気持ちがいい。
釣りができるスポットがいくつかあり、今度ゆっくり来たいと思う。
細い田舎道を抜けて国道っぽいところにでると、昼飯スポット発見。
どこにどうやって行くか落ち着いて考えたいし、高知まで来てしゃぶしゃぶやらすき焼きやら食うのかよとも思いつつステーキ御膳を食す。
やはりせっかく四国に来たんだから香川でうどん食べたいよねということで、高松へ。
そこで温泉にも入ろう。
道は多少混んでいたが渋滞というほどでもなく気持ちがいいドライブ。
2hほどだろうか、4時くらいに高松南インターを降りる。
そこからしばらく走ると、なんか見覚えがある。
四年前に四国旅行した時に同乗者を降ろしたところかも。
で、すぐ近くの日帰り温泉に入る。ヌルヌルした泉質で淡路島と違って温泉感バリバリ。
ただし連休中のせいかやはり混んでいた。気持ちよかった。
そこから高松へ。
4年前に来た「さぬきの心」という居酒屋に向かうと、カウンターがびっちり。
で、あのころのオッサンがいなくなってしまっていて、若い中国人夫婦?が経営しているようだ。
おっさんがいなくなっていて少し残念だが、それ自体は問題ない。
問題ないのだが、とにかく手際が悪い。
客を明らかにさばけていない。
フードを待たせてもドリンクを待たせちゃいけないという水商売の原則もできていない。
そして後から来た俺にフードを出してその前に来ていた人に出していないというのもNG。
骨付き鳥とカツオの叩きは旨かったが、こりゃアカンなということで早々に店を出る。
その近くに「まいう」だったかな?という店があって、入ってみると俺好みの少し古びた居酒屋。
ここがアタリで、マスターも女将さんもいいかんじ。
タケノコの煮物やサバの刺身をいただく。うまい。
日本酒をガンガンのむ。
忙しいようであまり話せなかったが、マスターが県外から来た自分をもてなそうとしてくれていたのが嬉しかった。ごちそうさま。
飲んでいる間に考えたのだが、明石は人が多すぎるらしいしどうしようかと思うと、やはり淡路島の青物リベンジが最初に思い付いた。
明日向かうと間違いなく夕マヅメ狙いとなるため昼間はどうしよう?と思っていたら、福良に海上釣り堀があるらしい。
これまでの釣果がショボイこともあり日和って釣り堀に行くことにした。
この時は、釣り堀なんだから爆釣間違いなしと確信していたのだった。。。
本来は次の日は浜松あたりまで行く予定だったのだが、せっかくなんだし釣り優先だ。
明日は淡路に戻り、夜はまだ早いのを承知で洲本でタチウオを狙おう。
で、香川に来たらシメはうどんでしょということで鶴丸?だったか4年前に行った店に再度訪問・・・と思ったら客が多すぎて断念。
近くにある五右衛門?だったかな。という店にするがこちらも非常に並ぶ。
小一時間待ったんじゃ。そこで食べたカレーうどんは旨かったが量が全く足りない。
ということで少しぶらつくと、先ほど長蛇の列ができていた鶴丸の列が短くなっていたので2食目。
こちらは確か肉うどん的なものを食べた気がする。うまかった。
夜遊びも考えたのだが、二夜連続はやりすぎかなとも思い、大人しく就寝。
05/03
朝起きて駐車場の精算。
3300円。ちょっと高くない?と思ったが、やむなし。
前回行った道の駅「牟礼」に向かう。
道中の釣具屋でロストしたミノーやらタチウオ用のキビナゴやらを補給する。
道の駅に到着。
ここも前に来た場所。
やはり買い物が楽しい。昼飯と土産を買って出発。
一路、再び淡路島へ。
道は少し混んでいたが渋滞というほどでもない楽しいドライブ。
渋滞といえたのは鳴門の近くくらいかな。
11時ごろに海上釣り堀に到着。
受付で、「え、今からやるんですか」的なことを言われ、「いや、やりますけど?」的な返しをする。うん、この時点で気づけばよかった。
後から知ったのだが、この施設は7時くらいスタートらしく、そこでババっと釣ってしまうのがよいらしい。
そんなことはつゆ知らず、そこそこ混んでいる中で開始。
エサはキビナゴ。狭いイケスなのでウキはつけずヘチ釣り的にタナを探る。
しばらく頑張るが全くアタリがない。
途中で活けのアジを買いに行ったり場所を移動したりするが全くダメ。
ブリが表層を泳いでいるが、まったく食わない。
30人以上はいたはずだが30分に一回くらいしか誰も釣っておらず、全体的にあまり釣れていない。
仲良し地元のおっさん数人組が現れ、殆ど誰も釣れていない中で、ちょいちょい釣っている。
なんでだろ?と思っていたら、なんとミカンで釣っている!
これは驚いた。耳ダンボにしていると「デコポンやぞ」だって。なんだよその初見殺し。
ほとんどの人が帰った後も粘ったが、やはり釣れず。
3時くらいにギブアップ。
坊主の人にはマダイを一枚配っているらしく受け取る。すごい屈辱感。
リーダーを結びなおしたり後片付けをして、出発。
次は必ず営業開始時間に合わせて爆釣してやるからな!
・・・といっても、海上釣り堀でボウズもみっともなければリベンジもクソもないんだけどね。
道の駅で買った、おいなりさん。
同じく道の駅で買った、お餅。
コンビニ休憩をはさんで、灘黒浜へ青物リベンジへ。
海岸線をドライブしながら夕方の海辺を向かう。気持ちいい。
薄暗くなってきたころに到着。一昨日に来た時とは違う場所だが、気持ちよくやれる場所。
夕マヅメ頑張るぞ!
と思って投げ続けるが、結果的にはアタリもなし。
ショアジギングやミノーイングしたぞ!という心地よい疲れはあるが、やはり惨敗。
眺めが、すっごくよい。
こんなところで釣りができるのは、釣り人として誉だなあとつくづく感じる。
釣れなかったけど。
片付けをして洲本港に向かう。
またあのグニャグニャしたUp-Downの激しい山道を恐る恐る走る。
夜だとまた違う怖さがある。
夜は暗くて視認性が悪いけど、自分も対向車もライトがあるだけマシなのかな?と思いつつ小一時間走って、ようやく洲本港に到着。
この日は飲みに行かず晩飯は簡単に済ませ、夜釣りだ!ということで気合を入れてタチウオを狙う。前にやったことがあると勝手がわかるせいか、手際は圧倒的によくなっている。
電気ウキ2本とワインドの構え。
20時ころから開始。
1hほど頑張っているがアタリも何もない。
2h経過。少し寒くなってきた。
少し心が折れかけてきたところでウキが水面に沈む。
電気ウキが水面の下に行って海に光が滲んでいる光景はいとおかし。
巻いてみると、「走った!」のが衝撃。
前は少し暴れるくらいのもので、走られるとは思わなかった。
しかも速い!タチウオはサイズはあるが厚みがないので抜き上げ可能な認識だったが、水面で相当に暴れる!重い!
少し躊躇したが、ワイヤーハリスが切れることもないだろうと抜き上げると、久しぶりのタチウオとご対面で感動。
しかもでかい!
釣り旅行も釣果は芳しくない中、なんとか一矢報いたぞと万感の思い。
そこから二匹目のドジョウを狙うべく干潮も超えて頑張るが、全く釣れないどころかアタリもなく、寒さもあって2時くらいにギブアップ。
その間に何人かと会話したが、青物やシーバス狙いの人やらコブダイ狙いの人やら。
調子に乗ってタチウオ自慢しちゃった。ごめん、通りすがりの人。
片付けをして就寝・・・が、この日はタオルケットでは少し寒かった。
05/04
8時ごろ起きて、いざ東京へ。
帰りの運転が面倒くせえ。
来た時に行きそびれた淡路インターでお買い物。
淡路のものはいいんだけど、四国土産までここで売るなよ。
お土産と昼飯用の淡路バーガーを買って出発。
以下、淡路インターから見える風景。
最高に眺めがいい。
遠くに見える、観覧車。
明石海峡大橋。
どこだかわからないけど、すごくよさげな堤防。
多少の渋滞が断続的にあったものの、天気が良かったこともあり気持ちよくドライブ。
行きと同じ過ちを繰り返さないよう給油をしつつ、2hに一度の休憩をはさむべく静岡インター(だったはず)でトイレしたり買い物したりしつつ、順調に進んでいる。
・・・そう、御殿場あたりまでは。
ここからの渋滞が凄まじく長く、電光掲示板に30kmとか出ていてゲンナリ。
一回眠すぎてやばかった。
すっかり暗くなってしまい、明らかにレンタカーの返却時間に間に合わないため一報をいれつつダラダラと向かう。
ようやく東京に着いた頃には8時を過ぎており、家に着いたのが8時半。
12時間も要したことにゲンナリ。そのあとは飲みに行って、泥のように眠って、旅は終了。
タチウオは、馴染みの店に持ち込み。
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