釣れたら嬉しいISABについて、ヘタクソなりにまとめてみた。
荒れたら非公開にする。
前提
- あくまでこの話は、よく行く大洗での話であって、ほかの地域でも同じというわけではない。
- 密漁はもちろんダメ。助長する意図は全くなく、漁師さんの不利益になるようなことをする奴は逝ってほしいと思う。
- 認識の根拠は、自分の経験はもちろん、釣り場で聞いた話、師匠の教えなどを含む。
- 俺は2022年現在は殆どやってないため、2017~2020くらいに基づく情報が多い。
生態
- 例の場所(これは言わない)の底に、陸地側に向かって亀裂が入っており、そこがISABマンションになっているらしい。師匠から聞いた話だが、過去に潜った人もいるらしく、間違いないとのこと。
- 基本的な釣り方は3つ。①巣穴の前にニオイの出るエサを仕掛けて誘い出して釣る、②巣穴から出てきている奴を釣る、③時には表層まで上がってくるのでタモで掬う。
- 那珂湊や磯崎のテトラでも実績があるらしい。俺はやったこともない。磯崎のテトラ怖いし。
- 実は年中釣れる。ただシーズンと言われているのは夏で、数を釣りに向く。が、小さいのが多い。冬は逆に数は釣れないが型が良いものが多い。
- 寒い冬は活性が低く食いつきも悪い。釣るというよりは引っかかったやつを上げる的な。
- 夏は活性が高く巣穴からも出てきており、カネフク裏でもバンバン釣れる。口でしっかり食ってくれることも多い。
- 季節によって適正な釣り方やエサが変わる。
師匠からの教え
- エサはなんでもいいけど、サンマが安くてニオイがよく出るからおすすめ。(※あくまで当時。いまは高い)
- でも、サンマを使っている自分が釣れなくて隣で赤イソメ使っている奴が釣れることもあるし、その逆もある。
- エサは頻繁に付け替えるべし。付け替えたエサも足元に撒き、マキエにするべし。
- ドンコやカニなど外道がたくさんいるが、まずはそいつらを釣り切るくらいの気持ちで。いきなりISABが釣れることは稀。
- 外道が釣れないときは、ISABも釣れないことが多い。
- 仕掛けは、ボトムぎりぎり壁の際っ際にすること。堤防側の壁や根掛かりリスクも上がるが、気にするな。
- タコが出ると釣れない。通常はISABとタコとウツボがいて、イセエビとウツボは共生関係にあるのでウツボがタコをやっつけてくれるのだが、大洗にはウツボはいないためタコはISABを食い放題。
- 夏になると混むからやらない。10月から4月くらい。(そのため、これらの情報は晩秋~春にかけての話と思ってよい)
師匠への教えに対する考察
- 師匠は秋冬春までやるが、夏やらない・・・ってことは、師匠の教えは夏のイセエビ釣りには該当しないかも。
- エサはなんでもいいしサンマがおすすめってのはその通りだと思う。サンマは外道もよく食べるし。ただ、サバやイカよりはサンマだと思う。
- ただ、夏は赤イソメの方がいいと思った。ニオイの出る切り身よりも虫エサの方が強い所見。
- 外道を釣り切るつもりで、というのは賛成だが実情は少し違うように思える。ISABは慎重だから他の生き物をまず釣るというニュアンスで言っていた気がするが、単にイセエビより他の魚等の方がエサに食いつく方が早いって気がする
- 師匠は、外道はタコくらいしか持って帰らない。でも例の場所では、それなりに型のいい外道がたくさん釣れるので俺は持って帰る。
- メバル、アイナメ、アナゴ、カサゴ、マダコ、カニなどなど。師匠が40くらいのでかいアイナメくれたことあったなあ。
- 夏になると確かに混むけど、そこまで釣り場がないってほどじゃない。いい場所は取られちゃうけど。
釣り方
- 仕掛けは、穴釣り用のものか、ISAB専用の仕掛けを。どっちでもいいと思う。
- 1本針でも3本針でも5本針でもよいが、ハリ自体は大きい方がいいと思う。
- エサは小さくつけた方がいいと思う。サンマであれば5ミリから10ミリくらいの厚さ。赤イソメであれば2cmくらい?
- 夏以外は、師匠の言った通りサンマをエサに、ボトム際際でよいと思う。
- 夏は、ボトム際際でもいいんだが、普通に壁に張り付いていたりするので、タナを小まめに変えたり探り釣りをしたり。
- 表層近くまで上がってきている奴を確認してタモで掬う人もいるが、あまり照らしていると逃げてしまうので、迷惑にならない程度に。
- アタリを見分ける方法には、鈴とギョギョライトで竿先を光らせるのと二通りあるが、後者がおすすめ。
- また、鈴がならないアタリもあるので鈴を妄信してはならない。
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