はじめに

お知らせ

株式会社Exciter代表の田中です。
ここでは、釣り人しんちゃんとする。

このサイトの概要やコンセプト、作成するに至った経緯などに触れたいと思います。

オッサンと趣味

いいオッサンにもなれば、使うことができるお金や、好き勝手に振舞うことができる場や、自分の自由にできる物事ことは増えてくる。
それは、経済力や裁量あるいは余裕ともいうことができ、最初のうちは、それが成長の証に感じられ、自分の世界が広がって深まっていくことは喜びであった。
30を過ぎるまではその正しさを確信していて、35くらいになったときに違和感を覚えた。

簡単にいうと、それって、つまらないのです。

知っていることが増えていくほどワクワクは減るし、上達するほど悔しさや歯がゆさも感じなくなっていく。
得たものが増えるほどハングリーさは影を潜め、トライアンドエラーの頻度も少なくなっていく。

だいたいコレはこういう感じだよねとか、こういう風にやれば概ねうまくいくとか、これさえしなければ失敗はしないとか。
学べば学ぶほど、経験すればするほど、色々なことがそつなくこなせるようになって、ストレスが減り時間的余裕が増えるほど、もがくことも苦しむこともなくなっていく。

これって、すごくつまらない。

かといって、仕事で積み上げてきた立場も収入も放棄するのか?
まっさらな状態から、下積みからやり直すのか?
守らなければならないものも守りたいものも増えてくるのに、そんなことはできない。

とはいえ、プライベートがワチャワチャしては心が休まらない。
恋愛もギャンブルも酒も程々がよいわけで、ドハマリするものではない。

だから、趣味なのだ。

趣味で、うまくいかないこと、惨めな思い、たまにうまくいったり、ダダ滑りしたり。
ままならないんだ。だから面白い。

ゴルフも釣りも麻雀も、すべて、ままならない。
試行錯誤を繰り返して、何が得られるのか、得られる保証もないまま、夢中になる。

結果は大事だが結果だけではない、過程は大事だが過程ばかりでもいけない。
だから、オッサンはそんなことを求めるし、その対象が趣味なのかなと思う。

釣りに対する思い

だから、すべてがままならない釣りが好き。
他にもあるんだろうけど、一生できそうだし、海も好きだし、釣れた魚を食うのも好き。

オカッパリもいいし、船釣りもいい。
エサ釣りもいいし、ルアーもいい。
マグロやカツオもいいし、イワシや豆アジもいい。
釣りの最中は当然ながら楽しいし、予定を立てて準備している時もいい。
釣った後で魚をさばくのもいいし、料理するのも食べるのもいい。
釣りはなんでも好き。

ただ、釣り人は嫌い。
海水で流すこともなく汚したまま帰る奴、ゴミほかして帰る奴、割込みしてくる奴、釣り具を盗んでいく奴、色々なアホに会った。
でもやっぱり良い人もいて、名前も連絡先も知らないけどソコに行けば会う楽しく話せる人、旅先で二度と会うこともないのに色々よくしてくれた人、そういう貴重な人との出会いも釣りの副産物だ。

自分の釣り方や道具が正しい!そうじゃない人はわかってない!というクソ釣り人は大嫌い。
ハリは何号であるべきだとか、ハリスは何mであるべきだとか、竿はコレじゃなきゃ、リールは云々・・・うるせえっての。
酒でも音楽でも寿司でも、ウンチクたれて押し付けてくる奴は鬱陶しい。

キャッチアンドリリースも嫌い。
食えばすべてが許されるとは言わないが、食いもしないのにアゴや頬をブチ抜いて引きずり回してカメラで写してウェーイして「ありがとねー」とか言ってリリースする。
正直、まったく好きになれない。

食う場合は「個人レベルで許された漁」と言えなくもないが、食いもしないのに痛めつけるのは単なる虐待じゃないかと思っている。
リリースした魚も、リリースしたから大丈夫という話ではなく、傷やストレスが元で死んでしまうことも少なくないのに。

もちろん、面と向かってキャッチアンドリリースの人を攻撃したり非難したりはしないけどね。
そうしてしまうと、少し上に書いた俺正しいオマエ間違ってるマンになってしまう。
好き嫌いの話として、俺は嫌いですということで。

サイト作成の経緯と記事

確か、2015年の夏ごろに釣りを始めた。
飲み友達が釣り具を処分することになって、捨てるならちょーだい!が切っ掛けだったと記憶している。
その飲み友達は、後に釣りの師匠の一人となった。

そこから、サビキやブッコミから覚えて、ウキ釣りやフカセを始めた。
最初は釣り公園や港が主だったが、磯場や船釣りもするようになった。
オカッパリではイワシやコサバなどの小物から始めて、メバルやメジナやチヌなども狙い、タチウオ釣りは今でも大好き。
週末が楽しみで仕方なく、そのうち平日も仕事終わりにいくようになり、サボって船に乗ることも少々。
そんな生活を過ごしていたら、気が付くと7年が経っていた。(2022年現在)

俺は忘れっぽいし飽きっぽいのだが、いつどこで何を釣ろうとして結果どうだったのか何を感じたのかは、忘れたくなかった。
だから、「釣りメモ」を残すことにしていた。
釣行は、準備も実施も移動すらも財産になると確信していた。

そうは言っても、7年前の釣りメモを見返すのかというと、探すのも面倒くさい。
これから更に増えていくだろう。
うん、デジタル化しよう。

ざっくり言えば、これがサイト作成の経緯となる。

で、記事についていえば、釣りを始めた当時の記事からスタートすることも考えたが、7年も経つと当時と状況は変わってしまっていることもあるし、あんまり昔の記事から始めると現在に至るまで何年かかんのよって話になる。

なので、ランダムに投稿することにした。
始めたてのド素人だった頃も、つい最近も、ごちゃ混ぜにすることにした。

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