【留学準備は余裕をもって!】アメリカへの留学体験記~準備編~

留学

この記事では、私がアメリカ・ニューヨークに約1年間留学したときのきっかけや準備についてのエピソードを紹介したいと思います。5年前に経験した話なので記憶がない部分もありますが、留学をしてみたいと考えている方や、留学がどのようなものか知りたいという方の参考になればと思います。

 

まずざっくりとした留学概要は以下の通りです。次の章からより詳しく経緯などを紹介していきます。

留学先国 アメリカ合衆国・ニューヨーク
留学期間 10ヶ月
留学した時の学年 大学4年生になるとき(留学中は休学)
留学の種類 語学学校への語学留学

 

きっかけ

留学をしようと決めたのは私が大学3年生の秋ごろでした。大学は法学部だったため英語を専攻していたわけでもありません。むしろ英語はあまり得意な科目ではなく、リーディングやライティングよりはリスニングが少し得意な程度という状態で、英語力はほぼありませんでした。それでも「とにかく留学をしたい!海外に住みたい!」という考えだけで留学を決めました。

留学先はアメリカ・ニューヨークでした。理由は、ブロードウェイミュージカルをたくさん観劇したいと思ったからです。小さいころからミュージカルが大好きで本場のミュージカルをたくさん見たいと思い、アメリカ・ニューヨークへの留学を決めました。留学を終えた今だから言えますが、もう少し田舎の地域を選んでもよかったのではないかと、たまに考えることもあります。

 

留学期間

留学期間は大学4年生になる年の4月から2月中旬までの10か月でした。語学学校への留学だったため、留学中は大学を休学していました。希望は1年間だったのですが、復学後の就職活動の関係もあったため、期間は10か月となりました。

 

留学までの準備

留学には様々な準備や手続きが必要です。私は以下のように準備を進めていきました。

 

・留学する国を決める

・エージェントを決める

・語学学校、滞在スタイルを決める

・大まかな出発日を決める

・入学とホームステイの手続きをする

・パスポートを発行する

・ビザを取得する

・その他必要書類を揃える

 

一人ですべての準備や手続きを行うのは不可能であると感じたため、留学エージェントを利用しました。大学のプログラムを利用した交換留学などはエージェントを利用しない場合もあります。私は最初、交換留学を希望していましたが条件を満たすレベルの英語力を持ち合わせていなかったため、語学学校への留学を決め、エージェントを利用することになりました。

 

※留学エージェントとは

留学エージェントとは、留学の手続き全般を代行して行ってくれる代理店です。多くのエージェントが世界各地の語学学校と提携しており、幅広い選択肢の中から自分の希望に合った語学学校を選ぶことができ、またスムーズに留学手続きを進めることができます。語学学校への留学を希望される方は利用するべきだと思います。

 

留学エージェントはネットで検索し、トップページに出てきたいくつかのエージェントのレビューを比較したあと、説明会に参加し決めました。かなりの数の留学エージェントが存在していたため、決めるまでにたくさん迷いましたが、エージェントオフィスに通いやすく、担当者やオフィス雰囲気が良さそうだなと思ったこと、留学先にも現地オフィスがあるため、困ったときに対応していただけると思い決めました。

 

エージェントでサポートしていただいた内容は以下の通りです。

・日本でのサポート

語学学校の紹介、入学手続き

滞在先の家・ホームステイ先の紹介

ビザ取得手続き

海外保険入会手続き

英会話レッスン、懇親会

Etc.

 

・現地でのサポート

英会話レッスン、イベント開催

銀行口座開設

携帯電話の契約

Etc.

 

エージェントを決めたあとは、語学学校・滞在先・おおまかな出発日などを決め、見積もりをいただきました。その後契約となるのですが、この時点では両親に留学に関する相談は一切していませんでした。大学1年生になったころから「留学してみたい」と伝えたことは何度かありましたし、両親も「学生のうちなら金銭面のサポートもするからいいよ」と言ってくれていました。しかし、実際に留学すると決めてからエージェントに見積もりをいただくまで相談は一切しておらず、すべて一人で行っていました。相談しなかった経緯としては、これまで希望は伝えていたものの、今回は本気で留学をしたいと考えたため、自分で動けるところまで動き本気であると誠意を伝えるためでした。もちろん行こうと思うという気持ちだけではなく、留学をしてどのようなことをするつもりかなど、留学中に実現する目標なども考え伝えました。ずいぶん身勝手な行動ではありましたが、両親は私の思いを認めてくれました。その後お金を払い、留学をすることが決まりました。

 

お金を払い入学手続きなどを行ったあと、パスポートの発行とビザの取得を行ったのですが、この2つの手続きにかなり時間を要しました。ビザを取得するためにはパスポートが必要ですが、以前取得したものが期限切れだったため新規で発行しました。

新規作成の場合、パスポート申請書・戸籍謄本または戸籍抄本の原本・住民票写し・写真・本人確認書類を用意しなければなりません。私は大学進学のために上京していましたが、住民票を東京に移していませんでした。そのため戸籍謄本と住民票を取得するために、地元に住んでいる母親にお願いして発行してもらう必要があり、とても時間がかかりました。パスポートの発行申請から、実際に受け取るまでも時間がかかります。留学まであまり時間もなく、ギリギリの状態で手続きを進めていたため、この時ばかりは見切り発車な自分に反省することもありました。

 

パスポートを無事に取得したあとは、いよいよビザの申請です。語学学校への入学だったため、ビザの種類は学生ビザでした。申請に必要なビザ申請書・語学学校の入学証明書・銀行口座の残高証明(英語)・大学の成績表(英語)・パスポートを用意し、アメリカ大使館に面接の予約をし、面接日に必要書類をもって大使館に行きました。エージェントの方にビザ面接は英語で行われる、かなり詳しく事情を説明する必要があると聞いており、さらに勝手なイメージで面接は個室に通され、とんでもない雰囲気の中行われるのではと思っていたため、当日はものすごく緊張しました。しかし実際の申請時間は10分もかかりませんでした。しかも役所のようなカウンターでアメリカ人の方と面接が行われ、普通に日本語で対応してもらいました。「思っていたのとは違う…」と終わったあと謎の疲労感に襲われたことは今でも覚えています。

 

以上が留学を決めてから準備までの経緯となります。次の記事にて留学生活について触れたいと思います。



(Visited 64 times, 1 visits today)

コメント

タイトルとURLをコピーしました