2021年8月4日勉強会レポート 単体テスト(参加者執筆)

社内勉強会

このレポートは2021/8/4に行われた勉強会についてのものです。

 

単体テスト用の資料作成

設計書の内容がきちんと反映されているかを確認するのが単体テストの工程。

テストではどういう手順で、何に対してテストするべきかを考えて行う。

テスト資料に作成方法の決められたやり方は存在しないが、どうしたらエビデンスを提示したうえで、照明ができるかを考える。

 

(1)仕様書

仕様書ではどの画面がどの項目で、何をテストすべきか、また証明するために何を行うべきかをエクセルの表でまとめていく段階から入る。設

計書を踏まえてテストすべきものを考える必要がある。

  

必要項目…大項目:設計書でのタブの部分

中項目:大項目の中でさらにどの部分に該当するか

小項目:どの状態になっていれば「正しい」と言えるかを明示

確認手順/想定結果:小項目を踏まえ、実際にどのようなやり方で証明・確認するかを記載する

 

 (2)エビデンス

画面:エビデンス資料では画面コピーやエクセルデータを使い分け、簡潔な資料を作るように心がける。

クエリ選択画面、クエリ実行画面の二つの【設計書画面、SAP画面】を画面コピー

 

結合条件:テーブルデータを照らし合わせ、クエリ実行画面に内部結合されたデータのみが抽出されていることを証明する。外部結合がないように2件ダミーを生成し、内部結合であることを証明する。

 

マッピング:設計書の項目定義を踏まえ、抽出元のテーブルと同じデータが取り出されているかを証明する。項目ラベルと項目名が同一であることを証明するために「項目ラベル⇒項目名」で表示。レコード件数が同じであることを確認。作成したダミーの部分はわかりやすいようにグレーで網掛けなどしておく。

 

感想

テスト資料の作成方法に決まりが無いという事で、いかに客観的に作成できるかが重要だと思った。

データ確認のためのコードが複雑なものも多いので、テストの時にミスがないように気を付けていくことが大事だと思う。

まだSAPについて触れ始めたばかりですべてを理解できたわけではないので、これからの勉強会を通して理解を深めたい。

 

【総帥コメント】

テスト仕様は、仕様=設計書の記載内容を抜け漏れなく網羅していなければならないこと、その網羅性をどのように担保するのか、それを証明するのか。

テストはエンジニアとして最も重要な仕事なので、引き続き学んでいくように。

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