2021年8月20日勉強会レポート データベース(参加者執筆)①

社内勉強会

SAPを学ぶための前提となるIT知識のひとつである、データベースについてのまとめ

ITを扱うにあたり、データベースをうまく理解していないと、保持しているデータを活用やデータの仕込みができないので、まず理解すべきポイント。

データベースには種類がたくさんあり、SAPシステムは巨大なデータベースの一種である。

 

データについて

データを保管方法には紙や電子ファイル、人の記憶など様々ある。

データベースというのはその方法の1つであり、代表的な手段である。

そもそもなぜデータ保存を行うのかというと、企業活動として作成したものを保持する必要があるから。

さらにそのデータを活用していく。活用するために保存している。

 

データベースとエクセル

データの管理にはエクセルを使用する方法もあるが、データベースとは何が異なるか、どちらが向いているのか。

エクセルも有効な機能である。

 

エクセル

メリット

誰でも簡単にデータ登録・更新ができる。表形式・書式の設定が簡単。

デメリット

誰でも簡単に使えるからこそ保護レベルが低い。ファイルの一元管理が難しい(勝手に追加・削除される)。

 

エクセルは手軽で使いやすいが、厳密なデータ管理が難しく、ベストなツールではない。

データベースは取り扱いが複雑であるが、厳密なデータ管理には適している。

 

データベースとは

たくさんのデータの集まりで、検索や加工などに利活用するために保存するもの。

データベースには保存・取り出し・橋渡しと用途があり、データベース内の情報を活用する。

 

データベースの構成

データベースについて学において必ず覚えるべきポイント。

データベースというデータのまとまりの中に、具体的なデータの保存先となるテーブル(表)が存在する。

テーブルには項目(カラム)という何を管理しているのかなどの情報を表す列と、データ(レコード)というエクセルでいう行がある。

 

キー項目:

項目の属性の1つ。テーブルの中で1番重要。

ータを独立させ明確に区別できるようにする項目(個人や特定のものをすぐに判別できるようにIDを付与する) 

一意:

キー項目によって各データが明確に独立して特定できる状態

 

データベースの重要概念

結合:

データベースのテーブルは単独でも役立つが、テーブルとテーブルを結合させ、利便性を向上し、さらに利活用しやすくすることもできる。

 

内部結合と外部結合

テーブル結合の種類。

  • 内部結合はテーブル同士共通するデータのみ結合させること。
  • 外部結合はメインテーブルのデータにサブテーブルのデータを結合させる。

 

データベースアクセス方法

データベースのアクセスには管理者が直接操作する方法と、SQLと呼ばれるデータベース言語を用いてアクセスする。

SQLの機能:

  • テーブルのデータへのアクセス
  • テーブル自体へのアクセス
  • アクセス権限の制御

 

データベースの実装手順

データベースを実際に作成するとき、業務要件の視点とシステム要件の視点の二つの視線から作られる。

 

業務要件

  • 業務ごとに必要なデータや、どのようなテーブルが必要か
  • キー項目がどれなのか
  • アクセスできる範囲など

 

システム要件

  • テーブルを管理対象ごとに定義、統合、住み分け
  • システム観点での項目、パフォーマンス(性能)の考慮

 

感想

ITの知識としての勉強内容であったが、SAPが巨大なデータベースであることから、SAPとのかかわりとして、導入するときのSAPベーシスという基盤によって様々なOSやデータベース上でSAPを稼働し、SAPのデータベースであるHANA DBが使用されるのかと、関連を意識した。

ITの知識もない初学者だが、ITパスポートの勉強もどんどん進めていって、IT知識に躓きSAPの勉強に支障が出ることがないように進めていきたいと思った。

 

総帥コメント

データベースは、色々なことを学んでいく上での必修科目の一つ。

ゆっくりでいいから、確実に理解を深めていくようにね。

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