【孤軍奮闘!】嫁の地元に暮らす40才男のリアル!

その他

この記事は結婚を機に、嫁の地元で生活を始めた40才のおっさんの生活を元に作成した記事である。移り住んで苦節13年。嫁の地元に住むメリットとデメリットを共有したい。

結婚をして嫁の実家に入ることを考えている方向けの内容になっているが、そうでない方、特に女性の方で旦那の実家に入っているケースもあると思うので、逆の目線でも共感できる内容になっていると思う。

おっさんのエピソードから何かを感じていただけることがあれば、これ幸いである。

 

自己紹介 

私について

都内のIT企業で勤務する40才のネガティブ男。性格は優柔不断で人に流されやすい。

普段は無口であるが、それが原因なのか嫁の逆鱗に触れて喧嘩してばかり。

ビール好きのどこにでもいる中年のおっさんでもあり、趣味はギャンブル(競艇、競馬、スロット、カジノ)。

小学生と保育園生の2人の娘を持つ父親でもある。

 

嫁について

嫁41才。今から20年前の大学時代に、当時も盛んだったいわゆる出会い系で知り合った女性。

第一印象は失礼ながら、タイプではなかったという印象。当時は今のようにビデオ通話はなく、事前に顔写メを交換するのが主流だった。20年前でも画像の加工が上手い子は多数おり、嫁も写メを撮るのが上手でそれに騙された。

タイプではなかったが、明るくおおらかな性格でよく話す彼女に惹かれていった。甘やかされて育てられてきたようで、世間知らずな一面もある。結婚と同時に仕事を辞めて専業主婦になった。

 

嫁の家族構成

嫁の家族は4人家族。嫁だけ除いて全員教師の家庭である。義父は結婚前に亡くなってしまったが、義母と年の離れた義兄は教師で健在だ。

義兄は体育教師で元気はつらつ。週末はサーフィンを楽しんでおり、私の根暗な性格とは正反対である。

 

生活環境

都内まで電車で2時間かかる田舎である。特に周りには何もないが、海が近いためサーフィンや釣りを楽しめる。ゴルフ場もたくさんあるが、私はいずれもやらないので縁がない話だ。

 

なぜ嫁の地元を生活拠点に選んだのか

結婚後は嫁の実家で暮らしていた。なぜ嫁の地元を選んだのか、それには理由として以下2点が挙げられる。

 

・生活資金の節約

・嫁の家族や知人による勧め

 

同じような方がいるのではないだろうか?ここでハッキリ言っておくと、前提として強い意志や何らかの目標がなければその生活ではうまくいかないだろう。嫁が近くにいるだけで知り合いもいない、さらに生活環境を変えるということは想像している以上に大きなストレスがかかるからである。

特に理由はなく、何となく都内だと家賃や生活費がかかるから、嫁の実家にいればお金が貯まりそうだな。とか、知人達から嫁の実家にいる方が何かと嫁さんが楽だから絶対そっちのほうが良いと勧められただけで決断してしまうのは少し注意が必要だ。

 

嫁の地元での暮らしぶりはいかに

日常生活はどうだったか? 

食事については嫁の手料理を嫁と2人で食べるということはなく、義母が作ってくれた料理を義兄とみんなで食事を共にするケースがほとんどだった。

風呂も俗に言う一番風呂に入らせてもらっており、当初は生活費も浮くしこの暮らしはいいかもくらいに思っていたが、やはりそこは赤の他人同士。

共同生活ということで精神的に疲れが蓄積されていった。

家族はみな世間一般に言う良い人間であり、私も性格の不一致等はなく不満はなかったが、次第に食事は週末だけ一緒になるというのが多くなっていった。

居候のような立場が嫌で、食器洗いや、生活費を入れたりなどそこに存在しても良いという理由を無理やり見つけることがきつかった。

 

通勤2時間!?長い職場への道のり

職場は都内にあり、片道2時間かけての通勤はやはり辛かった。事前情報で嫁の地元から都内まで通っている人は結構いるので大丈夫だという話や、電車の中で勉強ができる(座れるが実際には疲れてやらなかった)のでなんとかなるだろう的な甘い考えがあったが、出勤は毎日なので当然擦り減っていく。

生活はストレスで溢れ、家に帰っても休める場所がなく、6年務めた会社を辞めてしまった。その後、嫁の実家から近くの会社に転職するも、主な理由が家から比較的近いということだけで本質を見失ってしまい、転職を繰り返すことになる。

40才にして今は5社目になる。

 

 

休みの過ごし方

前述のとおり、通勤片道2時間かけての生活はしんどく、気分転換にと週末はアウトドア派の嫁に誘われドライブをよくしたが、インドア派の私は運転も好きではなく、何よりストレス解消に買い物をしてしまうので、お金も全く貯まらなかった。

 

30才で家を建てる!?

そんな生活を何とか続けながら、家を購入するという暴挙に出てしまう。購入したのは30才で、購入した理由は嫁の実家を出たかったからである。

嫁さん所有の土地があったことが決め手だった。

とは言え、家の購入は大きな失敗だったと感じている。家を建てたことにより、この先身動きが取れなくなったことは言うまでもない。

 

嫁の地元のメリットとデメリットに迫る!

結論、嫁の実家に入るという選択肢もあり!だが、必ず自分が納得した上で決断しないと喧嘩が絶えなくなる。参考までに私が感じた嫁の地元に住むメリットとデメリットを挙げてみたい。

 

<メリット>

・嫁の精神安定剤になる

→頼れる家族や友人がそばにいるので、嫁なりに安定した生活を送れているようだ。

 

・料理にかける手間が省ける

→こちらもどちらかと言うと料理を作ってくれる嫁のメリットだが、嫁の実家でおかずを分けてくれるため、料理にかける手間が少なくなる。

 

・子育てが楽

→私の地元に行った場合でも同じだが、そばに親がいることで何かと面倒を見てもらえる。

 

<デメリット>

 

・通勤がきつい

→勤めている会社が遠い場合は修行のようであり、時間の大幅なロスになる。

(電車内での読書や勉強も余程の精神力や目標がないとスマホいじりで終わってしまう)

 

・やはり孤独である

→嫁の家族と親戚しかない状況のため、積極性がないと輪に入れない。極端に言うとボッチになる可能性がある。私は積極性に欠けるので子どもが遊び相手になってくれている。

 

・逃げ道がない!

→実家に入ると週末も心安らぐ場所がなくなり、ストレスを発散する場所を失う。

家を購入した場合、特に田舎は都内のように売却することも難しく、引っ越しという選択肢がなくなるため、地元から別の場所に引っ越すという逃げ道がなくなる。(田舎なので都内のように売却することが難しい)

 

・休みがつぶれる!

→家を建てたからか、地域コミュニティいわゆる自治会に参加しなくてはならない。長い物には巻かれろ的な長老級の方が多く、若い衆は自治会のイベントごとに駆り出されるため、休みを犠牲にするケースがある。その中での繋がりもできるが、果たして必要かどうかは今も疑問である。

 

以上のことから、嫁の生活基盤を安定させるのは嫁の地元に入ることが賢明だが、

デメリットを許容できるか、もしくはデメリットを自分のメリットに変えることができるかが大きなポイントでもある。

どちらもできないとなった場合に結婚生活は破綻するか、我慢した自分が病気になってしまう可能性だって考えられる。

しっかり自分の考えや失敗しても自分に納得する道を選んでいただきたい。

ちなみにもし私がもう一度やり直せるとしたら、嫁の地元から車で30~40分のところで住居は賃貸を選んでいるだろう。

 

<総帥コメント>

俺、絶対イヤだわ

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