【1年経ってどうだった?】Exciterでのアルバイトを終えて

アルバイト

昨年10月末にExciterの仲間入りをしてから退職までの約1年間、勤務時間は少なかったものの個人的には入社させていただいて本当に良かったと感じている。このように書くと冗談っぽく思えてしまうが、本心である。

 

Exciterを応募した経緯と入社面接を終えた感想

Exciterに応募した理由

私はIT業界に勤務する今年41歳になる妻子持ちのサラリーマンで、平日9時~18時勤務する傍ら、毎週土曜日は副業としてIT資格支援の会社でアルバイトをしている。

そんな中、Exciterに応募した経緯は、週末の週1回の副業だけでは金銭的な余裕がなく、新たに副業を増やして月に5万円の収入を得たかったのと、可能であれば新たなIT知識の習得を目的としていたところにExciterの求人がマッチした。時給もさることながらSAPを取り扱っており、土日勤務可で在宅勤務もOKという柔軟な働き方が魅力的だった。

 

入社面接を終えた感想

面接時間は30分も満たなかったであろうが、社長に自身の存在を見透かされていたような印象を抱いた。話していく内に下手なごまかしは裏目に出ると感じ、思い描いていたSAPを経験できるかもしれないという甘い想いを正され、今までの経験を生かしたブログ記事の作成なら仕事があるということで雇っていただいた。

正直ブログ作成という業務内容に戸惑っていたものの、自分の僅かな経験を生かしてもらえる場所を用意してくれたのだという気持ちはあった。というのも、この年齢でIT業界の経験が浅いのはハンデしかなく、その経験を活かせる機会を用意していただいたことは素直に嬉しかった。

 

業務を通じて感じたこと

業務内容は、自身の経験をもとにトピックを考えブログ記事にするという内容だが、これが非常に難しい。ネット上に溢れている記事を今まで何となく見ていたことはあったが、実際に執筆する側になると何をどのように伝えていけばよいか、自身の経験だからと言っても当然読み手のことも考えるわけで、簡単そうに見えて伝えることの難しさを痛感した。

ネット上に答えがあるはずもなく、過去の人生をなんとなく過ごしてきた者にとって、自身の経験を文書化する業務は骨が折れたが、私はこの業務を通して主に3つのことが強く印象に残っている。

1つ目は相手にわかりやすく伝えることの重要性だ。ブログに限らず日々のメールのやり取りだったり、相手が存在するという状況下の中で、相手が何を求めているかを想像する力が足りていなかった。今までいかに自分本意になっていたのかが身に染みた。相手が察してくれるだろうというような勝手な思い込みもあったかもしれない。

2つ目は、記事作成にあたり過去を振り返ることで自分自身と向き合う時間が増えた。

今まで自分の経験を周りに話したりするアウトプットの経験が乏しかったが、自分の想いを文書化することで嫌なことや嬉しいこと、そこから派生して何を大切にしていくかなど、自分自身と向き合うことで人生の優先順位を考えるきっかけにもなった。

3つ目はブログ作成後のレビューにおいて、2割共有の取り入れと具体⇔抽象という考え方は大げさではなく自身にとって革命的であった。

社長からの「具体⇔抽象が使えるようになれば、サルが火を使えるレベルにはなる」という表現が面白かったが、サルから脱却できる方法があることを知ることができた。

今まで俯瞰して考えろという言葉をよく聞いていたが、何をどう考えれば俯瞰して考えることができるのかがわからなかった。抽象化することで全体図がわかり、具体⇔抽象の取り込みで知識を体系化することができるのは目から鱗であった。

自分が考えることを放棄して、日々の生活をなんとなく過ごして無駄な時間を使ってきたことを後悔するとともに、これからをどうするかアクションプランを作り実行することを決めるきっかけになった。

 

退職するに至った経緯

お世話になったExciterを退職する理由は、Exciterの脳を使う仕事に割ける時間が確保できなくなったためである。

月5万円の収入を目的に働き始めたが、自宅の修繕費等(10年以上経過すると色々ガタが出てくる)でまとまったお金が必要となり、夜勤を新たに2つ始めた。
夜勤は体を使う仕事であったが、Exciterの脳を使う業務時間が確保できなくなり、時間を少し確保できたとしても全く頭が働かないという状況で今回の退職に至った。

 

Exciterで働いた経験を生かして

業務を通して学んだことが無駄にならないように、今後も続けていきたいと思う。以下については目に見える所に貼り、まずは30日続けてみることをアクションプランにしたい。

・具体⇔抽象の考え方を定常的にできるようにするため、1日1回トレーニングを実施。

・A4用紙は常に持ち歩き、1日1枚自分の思考を書き留めるようにする。

 

最後に

Exciterで働かせていただいた経験は、今まで流されながら生活をしてきた自分にとってはある種のカンフル剤というか、ステップアップするために必要な事項だったことは間違いない。自身の経験を通じたブログ記事作成やIT初心者向けの資料作成においてのフィードバックは、社長にとっては何の価値も生まない時間ではあったと思うが、自分にとってはまたとない成長の機会となった。根気強く例を用いてわかりやすく説明してくれたことで自分の中で腹落ちすることができた。

事務のあいちゃんにはExciter業務内容や各種ツール等の説明がわかりやすく、ブログ記事の作成についてもアドバイスをいただき、社長の意図が汲み取れなかった時など間に入ってくれてフォローしていただいた。

仕事抜きで社長から飲みに誘ってくれたことも嬉しく、下の名前で呼んでくれることも密かに気に入っている。個人的には今後もお付き合いをさせていただきたく、飲みに誘うつもりである。Exciterとの出会いに本当に感謝している。

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