みなさん「四川料理」って聞いたことありますか?
この記事では私の出身地でもある中国の「四川」という省について、所在地、名物、観光スポット、料理などをご紹介します!
所在地
写真で見ると、四川省は中国の南西部に位置し、面積は約48.6万㎢です。日本の面積が37万㎢なので、日本のおよそ1.3倍の大きさです!
人口はおよそ8368万人で中国全省の5位となっています。豊かな水と肥沃な土地に恵まれているので、生活している人はかなり多くなっています。
名物
四川省の名物と言えばパンダ!
四川省では1987年にジャイアントパンダ繁育研究基地が設立されてから、パンダの繫殖が行われています。
1972年に日中国交正常化を記念して中国から日本に贈られた2匹のパンダ、カンカンとランランも四川生まれです。
観光スポット
四川省は山と川に囲まれた自然豊かな都市なので、景色の良い観光名所はたくさんあります。
今回は二つのスポットをご紹介します。
九寨溝(きゅうさいこう)
九寨溝は、中国四川省の奥地にある透き通った水が流れる美しい峡谷です。湖沼の底に沈殿した真っ白な石灰成分(炭酸カルシウム)が太陽の光を反射することで、空の色を色彩豊かに映し出す神秘的な景観が生まれます。
世界遺産にも登録された絶景です。
楽山大仏(らくさんだいぶつ)
楽山大仏は断崖に彫られた高さ約71mの石刻座仏で、世界で最も高い石刻大仏と言われています。
楽山大仏の隣には上に登れる階段があります。私も一度登ったごとがあるのですが、頂上まで登るのはかなり大変で、汗が出るほどでした。その分、上から眺める風景は非常に感動的でした。みなさんも訪れた際はぜひ登ってみてください!
四川の美食
四川省の料理といえば、みなさんが思い浮かべるのは麻婆豆腐(まーぼーどうふ)ではないでしょうか。
しかし、四川の美食は麻婆豆腐だけではありません。共通点としては、四川料理は辛いということ!山椒の実の一種である「花椒(ホァージャオ)」を使って、痺れる「麻(マー)」味がします。
四川省は盆地なので、雨がよく降ります。山椒をよく食べることは、体内の湿気を取り去るという意味もあります。
火鍋(ひなべ)
この記事では四川の美食の一つ、火鍋(ひなべ)をご紹介します。
火鍋(ひなべ)は暖かく、寒さを取り除ける料理です。
写真を見ると、日本のしゃぶしゃぶと似ている感じがするかもしれません。しゃぶしゃぶと違うところは、まず火鍋のスープの味です。スープは何種類もあり(辛いのと辛くないのと両方ある)、2種類か4種類のスープが選べ、写真のように分けられています。
また具材としては、しゃぶしゃぶよりも色々な食材を一緒に入れます。肉、野菜、海鮮、ホルモンなどを一緒にいれて煮る料理です。
私のおすすめする日本の火鍋屋さん
最後に私のおすすめとして、日本にある火鍋屋さんを紹介させてください!
東京都内では池袋駅や高田馬場の周りに色々な火鍋屋さんがあり、おいしい店がいっぱいです。(「ちょっとイマイチ…」というお店ももちろんあります。)
そこで今日ご紹介したいのは、中国でも大人気のチェーン火鍋屋さん「海底撈(かいていろう)」です。海底撈は食事の質だけでなく、サービスもとても良いです!例えば、誕生日の時には店員さんが歌を歌ったり、プレゼントを送ったりしてくれます。
日本でも、東京都で新宿店、池袋店、町田店(閉店した)、上野店、秋葉原店、千葉県で海浜幕張店、神奈川県で横浜中華街店(閉店した)、横浜駅前店、川崎店、大阪府で心斎橋店、兵庫県で神戸店に店舗展開をしています。
みなさんぜひ食べてみてください!
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