2022/03/29に行った勉強会「課題とToDo」についてのレポートと感想である。
当勉強会は仕事を行う上で重要な概念「課題」と「ToDo」を把握し、二つの概念の違いと流れを理解することで考える力を身に付けることを目的として行われたものである。
「課題」とは
学校の課題や仕事の課題など、「課題」という言葉が生活のあらゆる場面で出現しているが、「課題」の概念を正しく把握している人が少ないとも言える。
「課題」とは、解決策が明確でない状態である。「課題」を解決する大前提としては、現時点の問題点を把握し、目的を明確にすることである。それも「課題」の仕組みの一環として認識して欲しい。
「課題」を行うために、頭脳労働は必ず行われる。例えば仕事において何か課題がある場合、課題に対して問題点などの情報を集め、そこから仮説を考え解決案を出し、検証し、解決策を出す。その過程において、頭脳を使うことは必須である。
「ToDo」とは
「ToDo」とは具体的な作業を行うこと、具体的な作業を行う状態となっていることを指す。企業を例にすれば、任務を任された従業員らが行う作業である。
「ToDo」はもちろん大事なことであり、「ToDo」ということを貶めるわけではないが、「ToDo」しかできないことは、人材として市場価値が非常に低く、人生として自身の成長にもならないことである。作業をすればよい状態の「ToDo」を行うことは私たちのゴールではないという認識が必要である。
目的
「課題」と「ToDo」それぞれの概念と違いを理解し、課題に対する認識により、ToDoが変わっていることと、ToDoをやりながら、課題をもう一度振り返り改善するという関係性を身につけることで、客観性・論理性を持つ考える力を高め、課題の解決に向け努力することが重要である。
感想
昔私は「課題」と「ToDo」の違いが分からず、それぞれの概念すら考えたことがなかった。概念と違いを理解、活用できないと、学習や仕事の際、遂に考えず、単純的な体力作業に落ち込んでしまう。自分の仕事やプライベート場面のゴールを達成するため、「課題」と「ToDo」を使い分け、両方とも大事にし、特にその中でも「課題」に対する考えを深め、身に付けることが重要だと思う。
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