【5種類の留学】留学スタイルの違いを徹底解説!

留学

はじめに

みなさん、「留学」という言葉は聞いた事あるでしょうし、興味があるという人もいるかもしれません。

ところで、「留学」と聞いた時にイメージするのは、どのようなものでしょう?

1ヶ月海外で語学学校に行くこと?それとも、1年間海外の大学で学ぶことでしょうか?

イメージする「留学」は人によってそれぞれかもしれません。

なぜなら、留学には色々な種類があるからです。

この記事では主な5つの留学の種類について、その特徴や、それぞれの違いをご紹介していきます。

 

留学の種類5つ

主な留学の種類として、以下の5つがあります。

 

  1. 正規留学
  2. 交換留学
  3. 私費留学
  4. 語学留学
  5. ワーキングホリデー

 

この記事でご紹介していくのは、この5つですが、それ以外にも様々な海外プログラムは存在します。

例えば、学生が渡航先の国で職業体験を行う海外インターンシッププログラム、海外でボランティアを行う海外ボランティア、他にも日本の高校や大学が独自に行っている海外プログラムは様々です。

 

また、「国内留学」や「イングリッシュキャンプ」という名称で、日本国内でありながら英語を使って生活したり、集中的に英語学習をしたりするようなプログラムも存在します。

日本に暮らす外国人の家庭にステイする「国内ホームステイ」というのもあります。

外国語を話せるようになりたい、外国の文化を知りたい、一方で、海外に実際に行くのはハードルが高いと思っている方には、こういった国内プログラムも良いかもしれません。

 

正規留学

正規留学とは、海外の高校や大学、大学院などに進学することです。

留学期間は、つまり在学期間ですので、国によっても違いはありますが、高校であれば3年、大学であれば4年、大学院だと2年ほどが一般的です。

社会人経験を積んだ人が、キャリアアップのために、MBA(経営学修士)を海外で取得するというようなのも正規留学になります。

 

必要な費用は国や地域、所属する教育機関によって異なりますが、例えばアメリカの大学に4年間通うとしたら、学費や生活費で1,000万円ほどは必要です。

ただし、奨学金などで自己負担を減らしたり、現地で大学に行きながらアルバイトをして生活費を稼いだりも可能です。

 

そして、現地の学生と同じように授業を受けるため、ネイティブレベルに近い高い語学力が求められます。

そのため、その国で語学学校に半年〜1年ほど通ってから大学に入学する人や、アメリカだと、コミュニティ・カレッジ(2年制大学)で勉強してから4年制大学に編入するといった人もいます。

 

正規留学のメリットとしては、海外で長期間しっかり学べるので、その国での就職などもしやすくなります。

日本に帰国したとしても、高い語学力や海外生活で培ったコミュニケーションスキルなどを生かして活躍の幅が広がります。

また、大学院留学などの場合は、その分野の最先端の国で研究できるといったメリットもあります。

 

一方で、デメリットとしては、費用面でも、その他情報収集などの面でもハードルが高いことです。

学費や生活費がどれだけかかるかは、国や地域によっても異なりますが、日本で進学するより安くなるというのは稀だと思います。

また、外国の進学制度やVISAの仕組みを調べたり、様々な手続きを行うのは非常に困難なので、費用はかかりますが、留学エージェントなどを利用する方が多いです。

 

交換留学

交換留学は、日本の高校や大学に在籍している学生が、海外の協定国に一定期間留学するという制度です。

期間は大学生だと半年や1年間が一般的ですが、特に高校生の場合など、数週間〜数ヶ月の短期で留学することもあります。

海外で生活をしてみたい学生や、自分の専門分野が発達している国で学びたいという学生などが交換留学を利用しています。

 

費用は期間や留学先によって様々ですが、交換留学の場合、学費がかからない場合もあり、正規留学より費用は低めの傾向があります。

 

語学力としては、現地の学校で学ぶため、授業がわかる程度、日常会話レベル以上が必要にはなります。

ただし、留学先で単位を修得する必要がない場合などもあり、多少語学力に不安があっても、比較的挑戦しやすい留学だと言えます。

 

交換留学のメリットは、日本での在籍校にサポートしてもらえるという点です。

現地校とのやりとりなどについても、仲介してくれたり、困ったことがあれば相談出来たりします。

 

一方で、デメリットとして、半年〜1年間の留学では学ぶ時間が足りない、語学力が成長しきらないという人もいます。

また、あくまで”交換”留学ですので、自分の在籍校の協定校にしか留学が出来ません。

 

私費留学

交換留学のデメリットとして、留学先の選択肢に制限があると書きましたが、行き先や期間を好きなように決められるのが私費留学です。

自分で決めて、私費で留学するという意味では、「正規留学」を私費留学の1つと言うこともできますし、次に紹介する「語学留学」も私費留学の1つかもしれません。

ただ、一般的に「私費留学」と言う時には、正規留学や語学学校への留学を除いたものを指すことが多いです。

在籍する高校や大学に交換留学制度が無いという学生や、行きたい学校・国などが協定校にないといった学生などが私費留学をします。

特に高校生だと、交換留学制度があるのは稀なので、私費留学を利用する人の方が多いと思います。

 

エージェントを通じて自分が好きなように留学計画を立てたり、海外大学が開催するプログラムに自分で申し込むなどが一般的な方法です。

 

自分の目的や語学力などに合わせた留学というのは魅力的ですが、1から自分で計画するのは手間がかかりますし、全て”私費”なので、交換留学と比べて費用は高額になりがちです。

 

語学留学

語学留学は、語学の向上を主な目的とした留学で、留学先で語学学校に通います。

期間は、数週間ほどの短期プログラムから、1年程度まで様々です。

現地での大学進学前に語学学校を利用したり、後述のワーキングホリデーをしながら語学学校に通うという人もいます。

 

費用は国と地域にもよりますが、学費と生活費などを含め、1ヶ月であれば30万円ほど〜、1年であれば200万円ほど〜です。

生活費も学費も、例えば欧米と東南アジアとでは大きく異なるので、自分の条件にあった国や地域を選択します。

 

留学開始時点での語学力に全く自信がないような人でも、語学学校ではレベルに合わせたクラス分けがされているので安心です。

 

語学留学のメリットは、学校でその言語を学ぶだけでなく、日々の生活や他の留学生とのコミュニケーションでも使うことが出来るので、語学力の成長スピードが速いという点です。

一方で、大学の単位など〜を取得できたりするわけではないので、キャリアなどに生かすのであれば、資格試験の点数などの形で成果を示さなくてはいけません。

せっかく留学先にいるのに、日本人とばかり時間を過ごしてしまい、語学力が向上しなかったなんてことにならないよう注意が必要です。

 

ワーキングホリデー

ワーキングホリデー(以下、ワーホリ)とは、観光・就学・就労ができるワーホリビザを利用して、海外で働きながら生活するという留学スタイルです。

必ずしも学校に通うわけではないですが、海外の文化などを学ぶという意味で留学と言うことが出来るでしょう。

また、ワーホリビザで働きながら、語学学校などに通うという人も少なくありません。

 

日本は26カ国とワーホリ協定を結んでおり、18歳から30歳の人がビザを申請できます。

ワーホリビザで滞在できる期間は、国によっても異なりますが、1〜3年程度です。

 

ビザの申請は複雑な手続きが必要な場合もあり、エージェントを利用する人もいます。

また、発給にかかる時間は、国によって異なり、数ヶ月かかるという場合もあるので注意が必要です。

最新の制度やビザ取得方法についての詳細は、こちらをご覧ください。

 

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一般的な留学の場合のビザでは、就労は出来ない場合が多いですが、ワーホリビザであれば、働きながら語学学校に行ったりすることも可能なので、手元の資金が少なくても留学に挑戦することが出来ます。

また、ワーホリビザ申請の際に語学力の証明は不要なので、語学力がなくても挑戦が可能です。

 

まとめ

ここまで説明した5つの留学についてまとめたものが、下表となります

記事の冒頭でもご説明した通り、これ以外にも留学の種類はありますし、分類の仕方も様々です。

また、こちらに書いてある期間や費用は、あくまでも目安ですので、参考までにしていただき、実際に留学を検討する際は、行きたい国の物価や学費などをご自身で調べてみて下さい。

 

おわりに

留学といっても色々なスタイルがあり、目的や求める条件によって異なることが、おわかりいただけたでしょうか?

例えば、「海外の学校に行きたいけど語学力が心配だな」という人は「語学留学」、「海外で生活してみたいけど資金が不安」という人は「ワーキングホリデー」など、各々の事情によって留学スタイルを選ぶ事が出来ます。

留学に興味があるという人は、ぜひしっかり情報を集めて、理想の留学を実現して下さい!

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