はじめに
この記事では、大学生の私が留学に興味を持ったきっかけから、留学準備、実際に留学してみての感想までをまるごとお届けします。
留学時、私は日本の私立大学に所属しており、その大学の交換留学制度を利用して、2019年の9月から2020年の3月までオランダの大学に行きました。
オランダの公用語はオランダ語なのですが、大学の授業は英語でしたし、日常で使っていた言語も英語でした。
留学前の英語のレベルは、日常会話ができる程度で、TOEICは850点でした。
この留学では、包み隠さず留学の楽しさや大変さをお伝えしてきます。
留学しようと思ったきっかけ
私は中学生ぐらいのころから長期留学に漠然とした憧れをもっていました。
小さい頃から、叔母が留学していた時の話を聞いたり、父の海外体験の話を聞いたりしていたからだと思います。
高校生の時には10日間ほどの短期プログラムではありますが、イギリスで初の海外体験をし、長期留学への想いをより強くしました。
大学に入ってからは、より明確に、自分の世界を広げるために海外で生活してみたいと思うようになり、具体的に留学計画を立て始めました。
留学を決めるまで
私は、日本の所属大学の交換留学制度を利用して、海外大学に留学しました。
あとでも触れますが、大学の制度で留学すれば留学中の学費が無料になったのでこの方法で留学しましたが、他にも私費留学など留学の方法は様々で、それぞれの方法にメリット・デメリットがあります。
大学の制度や留学の方法などについては、大学入学直後から、インターネットで調べたり、大学の留学担当窓口を訪れたりするなどして情報収集を行いました。
留学期間と時期
期間については、長期で行きたいとずっと思っていたので、迷わず1年に決めました。
また、1年間日本の大学を休学するか(卒業まで5年間かかる)、在学のまま留学するか(4年間で卒業できる)は少し迷ったのですが、休学することにしました。
理由としては、日本の大学でも学びたいことがたくさんあったので、その4年間のうちの1年間を留学で失いたくなかったからです。
また、留学中の学費がかからないので、費用の心配をしなくてよかったのも、休学を決める要因にはなりました。
そして、時期は、大学2年生の秋からか、大学3年生の秋からで考えて、結局大学3年生の秋にしました。
理由としては、単純に2年の秋からだと準備が間に合うかギリギリだったからということと、大学での研究やバイトなど日本でもう少しやりたいことがあったからです。
留学先の決定
交換留学だったので行ける大学が限られてはいるものの、提携大学は100以上あったので、私は下の3つの条件から留学先を選びました。
・英語で学べる
・経営学が学べる
・多様性の高い環境
まず、英語で学べるというのは単純に自分が英語しか出来ないからです。
次に2つ目の条件ですが、私は日本の大学では経営学を専攻していなかったのですが、いくつかの留学先には経営学専攻している学生じゃないとだめという条件があり、これでだいぶ選択肢が減りました。
そして、3つ目の条件ですが、私はその国の人だけでなく、色々な文化を持つ人がいる環境で暮らしてみたかったので、この条件を定めました。
ここまで条件を決めると、イギリス、オランダ、ノルウェー、カナダあたりの大学に絞られてきて、最終的に最も多様性が高そうで、街の雰囲気もすてきだと感じたオランダの大学に決めました。
大学はHPなどで、留学生の割合を公開していることが多いので、そういった情報を参考にしました。
つまり、最初から絶対オランダに行きたかったとかいうわけでは全くないです。
ちなみに、アメリカはあまり興味がなかったので、はじめに選択肢から外しました。
語学力については、冒頭にも書いた通り、留学前から日常会話には困らないぐらいの英語力だったのですが、大学で勉強するのには足りないと感じていました。
そのため、大学1年生の頃から、英語の授業を多めに履修するなどしていました。
また、大学2年生のときには、留学生のホストファミリーを2週間ほどするなど、積極的に英語を使う機会を作るよう心がけていました。
資金の準備
そして留学について考えるにあたり、忘れてはいけないのがお金のことです。
学費は無料でしたが、ヨーロッパは生活費も安くないですし、渡航費や保険なども必要なので、1年間でだいたい200万ぐらいを想定していました。
だいたい、家賃や食費などの生活費が120万円ぐらい(10万円×12ヶ月)、渡航費や保険料などで50万円ぐらい、交際費やその他で30万円ぐらいのイメージです。
バイトをして貯金はしていましたが、留学までに200万は貯まりそうになかったので、奨学金に応募することにしました。
詳しくは後ほど、お金についてのところでお話しします。

新しいことに挑戦するのが大好き!インターン・資格・留学・英語などの記事を書いています。
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