【免許合宿体験記②】2段階〜免許取得まで

資格試験

1.2週間目の心境の変化

修了検定が無事に終了し、次は本免試験や卒業検定に向けた教習が始まるということで、1週間目よりも高いモチベーションで授業を受けたり、生活することができました。

国の決まりで、仮免許を持つまでは1日連続2時間までしか運転してはいけないというルールがあり、1週目は1日2時間まで運転練習でしたが、仮免許を取得したので1日3時間国道で運転練習ができるようになりました。

自分が今まで、助手席や後部座席などから見ていた景色を運転席から見ることができたときは嬉しかったです。

また、教習所の場内よりもスピードを出さなければいけないので、とても緊張しました。

同じ授業を受けている人とも、だんだんと話せるようになり、頑張って早く帰ろうねとお互いを鼓舞しながら頑張れたこともとてもよかったなと思います。

 

卒業検定に向けて

卒業検定を受けるには修了検定の時と同様、効果測定の合格判定がなければ受験することができません。

私は、ギリギリになって焦るのがとても嫌いなので、学科の授業を受けきっていない段階で、自分で予習をして効果測定をしていました。

卒業検定は、学科試験はありませんが本免試験に類似した問題を効果測定では解くので、気を抜かずに勉強し続けることができました。

検定に向けては、運転に関して教官にアドバイスしてもらったこと、注意すべきポイントなどをしっかり思い出し頭の中でシミュレーションをしました。

 

卒業検定・卒業当日

卒業検定は、国道を教官の指示通りに走行・停車をします。また、教習所の場内にある駐車・方向転換などの試験を行います。スピードや車のよけ方、停車位置、全方位の確認、目視など色々な所を見られます。

採点は原点方式で行われます。まず、国道を走行し採点をされ減点されても問題のない点数が残っていれば、場内の駐車や方向転換を見てもらうことができます。

国道と場内の運転が終わると、卒業検定は終了となります。

 

そこから、教官が最終的な採点を行い、卒業できる生徒には卒業に必要な書類を渡す準備をするため、少し待ち時間があります。

そこから、受験者が全員集められ卒業の手続きを行います。卒業証明書などに不備がないかを確認し、交通費などの精算をしてもらいすべての手続きが終了となります。

卒業検定当日は、午前中のうちに都内に帰ってくる列車に乗ることができました。無事に卒業できて本当に良かったです。

 

教習中は、飲酒をしてはいけなかったので我慢していましたが、駅で列車を待っている間にたくさんの日本酒を飲みました。すごく頑張ったし、お酒も我慢していたので本当にすべてが美味しかったです。

都内に帰ってからは、色々な所へお土産を置きに行きました。知り合いのバーにもお土産を置きに行きましたが、仲良くしていただいているお客さんにたくさんあってしまい、夜の2時まで飲みながら話をしてしまいました。

本免試験に向けて

運転免許試験場は、都内だと府中運転免許試験場・鮫洲運転免許試験場・江東運転免許試験場の3か所があります。その中で、私は府中運転試験場に行く事にしました。

本免試験は、1日に午前試験と午後試験の2回行われています。私は時間を先延ばしにしても仕方がないと思い、午前の試験を受けることにしました。

 

本免試験を受ける日は、教習所を卒業した2日後に行こうと予定していました。

しかし、試験当日になり準備ができて試験場に向かうというところで、試験を受けるために必要な証明写真を撮るのを忘れていることに気づきました。写真の準備をすると試験の申し込み時間に遅れてしまうということもあり、その日の受験は諦め、復習と写真の準備をすることにしました。

本免試験を受験する時には、免許証の写真以外に受験するために証明写真が必要なので持ち物をしっかり確認して前日までに準備することをお勧めします。

 

本免試験当日

午前試験と午後試験はそれぞれ、試験の申込時間が違っており午前試験は朝8時30分からの受付だったので、朝5時に起きて準備と復習をし、試験会場に向かいました。

試験の申込に送れるのが嫌だったので、試験申し込み時刻の30分前に試験会場に到着しましたが、私よりももっと早く来ている人がかなり多かったので、時間に余裕をもって来てよかったなと思いました。

申込用紙を記入し、視力検査などを受け、試験料の支払いなどの手続きを済ませ、試験会場に行くことができました。

大きな教室に150人が集まっていました。かなり緊張感があり、自分自身もさらに引き締り、時間になるまで集中して復習をしました。

定刻になりいざ試験が始まると、一斉に問題に取り掛かり始めますが焦ることなく自分のペースで問題を解くことができました。教科書をたくさん読み込み、教習所の先生方の話のメモを見返し、過去問をたくさん解き、準備万端の状態で試験に臨むことができたので自身がついていたのかなとも思います。時間にも余裕をもって問題を解ききることができたので一問一問丁寧に見直しすることができました。

試験が終了し、試験の採点をしている間が一番ソワソワしていて、動画をみたり音楽を聴いたりして緊張をごまかし待っていました。試験終了から40分程で、結果が出たので緊張する時間は少なかったのかなと思います。

結果発表は試験会場のスクリーンにて行われました。合格者の受験番号がズラッと表示されます。自分の受験番号を見つけた時は本当に嬉しかったです。

 

合格した感想・まとめ

本免試験も一発で合格できたので、運転免許に関する試験にはストレートで合格することができました。それが本当に嬉しかったし、頑張ってよかったなと思いました。

久々に努力が報われた瞬間を目の当たりにすることができたので、本当に嬉しかったです!

教習所での生活・出会った人など様々な思い出があります。良いことも悪いことも約2週間とは思えないほどの内容の濃さだったと思います。様々な経験・努力は絶対に、これからの自分にとってプラスとなるものばかりだなと思います。この経験をこれからに生かせるように頑張りたいです。

今回の合宿費用については、私の両親が全額負担をしてくれました。本当に感謝しかありません。両親を車に乗せてどこかへ連れて行ってあげられるように運転練習も頑張りたいなと思います。

 

おまけの話

野生のサルを見た話

教習所・寮の近くには岩肌がごつごつしたすごく大きな山があります。寮の自室で休んでいる時に、いつもしない音がしたので、外を覗いてみると、10匹ほどの野生のサルが山を散策して食べ物を探していました。野生のサルを見たのは人生で初めてだったので、とてもびっくりしたし嬉しかったです。少し遠かったので可愛く見えました。

 

教官の話

学科の時は、団体での授業なので教官と個人的に話をすることは時にありませんが、技能で運転している時は、基本教官と生徒の1対1なので、色々な話をします。特に2週目に入ると、生徒にも少し余裕が出てくるので、国道を走っている時にアドバイスや指示が必要な時以外、教官は色々な話をしてくれるようになります。

教官もとても大変な仕事で個性豊かな生徒を相手にします。過去にこんな生徒がいた、という思い出話をしてくれる教官が大半の中、私と同じく教習を受けている生徒の話をする教官もいたので、なかなか面白かったです。こんなことをされて嫌だったなんて話も聞きました。

他にも、私が通っていた高校の教師の同期で部活を一緒に頑張っていたという教官にも出会うことができました。

また、私の通った教習所はかなり田舎の地域にあるので、なまりがとても色濃く出る地域でした。教官全員がなまっているので、とても面白かったです。

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