学んだ内容
会計の目的
会計を行う目的は、会社や店舗などで起こる、日々の取引を適正に漏れなく記録すること、記帳結果をもとに、継続の業務を行うこと、決算書を作成することです。
仕訳とは
仕訳とは、帳簿や仕訳帳に勘定科目を用いて取引の記録を行うことです。
仕訳は、そのデータを見た時に、いつ・何を・いくらで取引したのかを正確に記録します。仕訳では、借方と貸方に分けて取引の様子を表します。
決算書とは
決算書とは、会社の経営状況や財務状況を記したもの、財務諸表とも呼ばれています。
財務会計においてとても大切な要素です。
貸借対照表とは
貸借対照表とは、会社の持ち物(現金・預金・商品など)を表す書類のことです。
Balance sheet(B/S)とも呼ばれています。貸借対照表は、資本・資産・負債のいずれかに集計されます。
資本は、資産から負債を引いた額のことを指します。
ある会社が、資産を300万円持っており、負債を100万円持っている場合、200万円の資本を持っていることになります。
日商簿記3級レベルだと資本と呼ばれていますが、さらにレベルが高くなると純資産とも呼ばれます。
資産は、現在会社が所有する財産(現金や預金など)のことを指します。
負債は、会社が抱えている借金などのことを指します。支払いをしなければいけないものです。
また、借方と貸方との合計金額は同じでなければいけません。
損益計算書とは
損益計算書とは、会社の成績表のような書類のことです。
つまり、利益を知ることができます。Profit & Loss Statement(P/L)とも呼ばれています。
損益計算書は、収益・費用・利益のいずれかに集計されます。
収益は、会社や店舗が商品やサービスなどを売り上げた金額のことを指します。
費用は、会社が商品製作・仕入・交際などを行う時に使う金額のことを指します。
利益は、売上高から売上原価を差し引いた残りの金額のことを指します。
例えば、売上高が200万円で、売上原価が150万円だった場合、利益は50万円になります。
また、損益計算書も貸借対照表と同様に借方と貸方の合計金額が同じでなければいけません。
感想
今回は、財務会計の基礎の基礎について学びました。
貸借対照表や損益計算書に特にフォーカスしての授業でした。
私が通った大学は商学部なので必修授業を通じて財務会計・簿記の勉強をしていたので、当時の授業を思い出しながら勉強することができました。
これから、日照簿記検定の3級を受験するにあたり、今まで大学で学んだことを思い出しながら、資格取得とSAPを触るようになることを考えて、会計の基礎知識をしっかりと定着させていきたいです。
総帥コメント
SAPはお客さんの業務を行うためのシステムなので、システムという意味ではIT全般、SAPの製品知識や特性、業務のすべてを理解していなければならない。
SAPのことを学ぶためには会計は必修と言えるので、会計の基礎理論とSAPをマッピングできるように学んでいこう。
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