2022年2月1日勉強会レポート 成長について

社内勉強会

2022/02/01に行った勉強会「成長」についてのレポートと感想である。

当勉強会は成長するために必要な事を理解し、実践することで成長を促す事を目的として行われたものである。

 

成長とは

成長とは社会的地位を得る、市場価値が高まる、責任を果たすなど実に沢山の観点があり、あいまいである。総じていえば、今の自分よりいい感じになる事を成長という。

若手は知識・技術を身に付ける事が成長の全てと勘違いしているが、それらはあくまでも成長の一部である。成長には上記で述べた通り、様々な観点がある。

 

成長するために必要な事

成長は、漫然と作業をこなしていればいきなりするものではなく、何かしらのアクションなりモチベーションが必要である。

 

苦労する

成長するためには何かしらの代償が必要であり、その代償こそが苦労である。

トライアンドエラー

苦労とは、トライアンドエラーを繰り返すことである。

人は感情の生き物であるためエラーした時に落ち込む、嫌な気分になるなど感情のぶれは必ず生じる。一時の感情に流されてエラーしたことから逃げてしまうのではなく、エラーに向き合いまたトライする事が大切であり、それを苦労と呼ぶ。

 

「苦労する事」は「酷使されること」ではない

酷使とはこき使われて長時間働く事であるが、受動的に長時間働かされることには何の意味もなく成長にはつながらない。

長時間働く事でトライアンドエラーをするチャンスを得る事ができるため、長時間働く事は必ずしも悪い訳ではないが、あくまでも能動的に働かないと意味がない。

 

理不尽を知る事は大切

世の中には理不尽な事が沢山存在する。理不尽を知ることで、精神的なタフさを身につける事ができる。一方、理不尽を知らないと、些細なことで心が折れやすくなってしまう。

「理不尽に慣れろ」あるいは「理不尽を我慢しろ」という事ではなく、「理不尽を知る事」が大事なのだ。

 

仕方なく成長する

成長せざるを得ない状況になったら、自分のキャパを増やし成長するしかない。

仕方なく成長しないといけない状況に自分を追い込むことでしか、めざましい成長を遂げる事は出来ない。

いわゆる成功者は、最初から優秀だったわけではなく、成長せざるを得ない状況に自らを追い込んで、そこを乗り越え成長した。

 

成長出来なかったらと想像する

人は物事をポジティブに捉え、自分の成長した良い未来を想像してしまう傾向にあるが、そこから危機感が生まれる事はない。

質の悪い苦労を積み重ねると、5年、10年後に何も成長しておらず、何の能力もなく、若さを失い老いぼれ、組織のお荷物になってしまうなど、自分の将来像を想像する。

また、成長できず金を稼ぐことができない場合、金で回避する事ができた不幸に何の太刀打ちもできなくなってしまうなど、成長できなかったがゆえに自分の身に起こる災難を想像すると、いかに自分が一刻も早く成長する事が自分に幸せをもたらすのか見えてくる。

 

若いうちに沢山のお金を稼ぎ、幸せになりたいのであれば、急成長する事が必要であり、そのためには無理をする必要がある。無理をするとは、自分の限界を超えるくらいの苦労をする事であり、自分のキャパを大幅に超える無理を自分に課すことではない。それでは、精神的に病むだけであり、成長どころか仕事ができなくなってしまう可能性もある。

 

Appendix:苦労にまつわることわざ

働かざる者、食うべからず

現在では怠け者は食う資格がない。という意味が浸透しているが、もともとは違う意味で使われていたらしい。

もともとの意味は金持ちを戒める言葉であり、「食う事にも困らないくらい金を持っていたとしても労働し、苦労を忘れてはいけない。」という意味であった。

それくらい、どのレベルの人においても苦労は大切であるという事だ。

 

若い時の苦労は、買ってでもしろ

苦労には、そもそも良質なものとそうでないものがある。若手のうちは経験も知識もないため、良質な苦労を要する仕事は任せてもらえない。かといって良質でない苦労ばかりやっていても成長する事は出来ない。

成長するためには良質な苦労が必要であり、その苦労を自分から買いにいくぐらいの姿勢が大事である。

 

上記二つのように、古くから苦労にまつわることわざが存在している。それは同時に苦労する事がどれだけ大事であるかを昔から人は知っていた。

 

 

まとめ

成長するには自分を追い込む必要がある。自分を追い込むとは、自分のキャパ以上に苦労するか、そもそも自分の身をキャパ以上の環境に置くかである。

自分が幸せになりたかったら、自分が良い状態になるしかない。そのためには、成長する事が必要であり、早く成長するためには自分に無理がない程度に負荷をかける必要がある。

 

感想

今の私は、成長せざるを得ない状況にいる。自分はこれまで、苦労することが足りなかったから全然成長する事が出来てなかったように感じた。

自分を成長させるためには、行動する事ももちろん大事であるが、それと同じくらい成長したい。というポジティブなモチベーションと、成長しないと社員になれない。といった危機感を持つことが必要だと考えた。

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