【中国人の私が合格できました!】ITパスポート合格体験記

資格試験

この記事では、外国人の私が1回目で合格したITパスポートについて、勉強方法や受験の感想などをご紹介したいと思います。

 

受験のきっかけ

大きな動機は2つある。

まず1つ目は将来IT関係に就職を考えているためである。ITパスポートはITの基礎知識をもとに出題されているので、ITパスポートに合格することはITの基礎知識を持っていることだと思い、さらに、私は来年から就職活動が始まるので、会社側に私の勉強力を証明する意味でもITパスポートを受験した。

もう1つの動機としては、現在、ITに携わるアルバイトをしており、社内の勉強会を通して自分のIT知識はどんなに不足だと感じたことと、社内の他従業員の受験者が多いためITパスポートはIT仕事に携わる社会人として最低限、基礎的な資格だと感じた。

 

勉強方法

学校の夏休みの間、1ヶ月半ぐらいの期間中に、ITパスポートに1点集中して勉強した。(1週間に4日、毎日4時間、トータル90時間。)

実際に使用した参考書は「ITかんたん合格令和4年度ITパスポート教科書」である。

かんたん合格 ITパスポート教科書 令和4年度 - インプレスブックス
「かんたん合格」できるメソッドがわかる!

中国のSNS上でITパスポートに合格した中国人の記事を見たら、その本が多く勧められたらしいので、実際にこの参考書を読んでみた。その本は高い点数を取るために書かれたのではなく、合格するために書いた本なので、最低限のIT知識が書かれており、非常に読みやすくて、また、各章の最後のところに試験で頻繁に出る重要な用語とその解説がまとまって書かれていたので、復習の時に活用したら非常に得だと思う。以下は私の勉強方法、ぜひ参考になったら嬉しいと思う。

 

・最新の教科書を使って大まかに読む

試験の内容は常に改訂しているので、最新の出題傾向を把握するため、最新の教科書を使うのが重要である。教科書を読む際に、各用語の概念を暗記する必要がなく、ただそんなものがあることをわかればいいと思う。私の場合は、「ITかんたん合格令和4年度ITパスポート教科書」を読む時間に大体15時間をかけた。(外国人として読むことは少し大変だったが、日本人はもっと少ない時間をかけると思う。)

 

・過去問道場を使って分野別問題を解く

過去問道場(URL:https://www.itpassportsiken.com/ipgaiyou.html)では、分野別で問題を解答できるようになる。URLを開いて、画面右下のところに下図のように分野別問題があり、ぜひ活用してください。

 

これを使っていいところとしては、順番的に各章の知識を勉強することができ、もし解答が間違ったら、本から素早く知識を見つけることができる。

    

・過去問道場を使ってランダムで過去問を解く

分野別で問題が解った以後、ITパスポートの知識をある程度に身につけた上に、ランダムで過去問を解くことは、さらに知識を補充できるようになる。

 

・ITパスポート試験に出てくる用語をチェックする

過去問道場(URL:https://www.itpassportsiken.com/ipgaiyou.html)の画面の右下に用語の辞書がある(下図のように)、その中単語1つ1つが羅列されるので、脳の中1つ1つ用語の意味をチェックして、もし意味が曖昧な場合、すぐ教科書に戻り、用語の意味を調べる。

 

試験後

結果として、ストラテジが555点、マネジメントが640点、テクノロジが540点で、総合点610でギリギリ合格した。結果を踏まえて色々反省もした。

まず、自分が過去問題をやる際に、計算は下手なので、最初に計算問題を飛ばした。確実に合格するため、やはり計算問題も重要である。そして、テクノロジ系の得点が1番低いため、ITやプロミングの知識は確実浅いので、さらに勉強する必要がある。

 

感想

ITパスポートは用語の意味を大量に出題されているので、1番難しいと感じたのはそれらの用語の意味を理解することである。特にその中アルファベットの略語は数多く、混乱しやすいので、1つ1つの意味を把握することは大事である。また、合格することは嬉しいが、ITの世界は広いし、知識が深いので、勉強は決してここで終わりではならず、続いてセキュリティマネジメントの資格に努力する。

 

アドバイス

  1. 過去問道場の正解率を80%以上にしてくだい。受験する際に緊張や不安などの心理で本番は練習より低い点数を得る可能性が高いので、できるだけ練習では80%の正解率を保つ。
  2. ITパスポートの新しいシラバスVer.6.0では、プログラミングに関する疑似言語が出題範囲に追加された。新しい内容なので重視する人は少ないかもしれないが、実際の試験中も5つぐらいの質問が出たので、ぜひそれらの問題を練習してください。
  3. ITパスポートはCBT方式の試験なので、(CBTとは「Computer Based Testing」の略で、コンピュータを利用した試験方式)、初めてパソコンで受験する人は、慌てず必ず落ち着いて思考し、解答して下さい。外国人の私も時間の余裕があったので、焦る必要がないと思う。
  4. 試験終了まで、時間の限り見直しを行う。私が残り20分あったので、その20分の中あまり自信がない問題もう1度見直した。ITパスポートの受験は解答が終わってからすぐに終了できるが、みんなぜひ見直しを行なって、時間の限り頑張ってください。
  5. 外国人がITパスポートを合格するためのアドバイスとしては、ある程度の日本語を読む能力をついた上にITパスポートの勉強に入った方がいい。例えば、JLPT(日本語能力試験)ではN2・N1のレベルが望ましい、それがないと、教科書を読むこと自体が困難だと思う。
(Visited 123 times, 1 visits today)

コメント

タイトルとURLをコピーしました