【秘書検2級】前回の反省を活かし遂に合格!

資格試験

はじめに

弊社で勤務するにあたり、私が取得必須な資格の一つである。10月に受験して落ちたものの、前回の反省を生かし合格に至った。2022年02月15日に受験した秘書検2級について、前回の反省点や改めて受験したことでの気付き、感想を踏まえ内容を記載する。

 

内容

秘書検について

秘書検定とは、ざっくりいうと社会人として必要な一般常識に関する資格である。社会人として好ましい人間関係の在り方やコミュニケーション方法、仕事を行う上で必要最低限知っておくべき専門知識やビジネスマナー等、社会人全般に求められる考え方・知識・スキルの習得が目的である。

一般的に、この資格を取得していることでビジネスマナーの知識があることの証明や、就活の面接対策となるため特に学生に人気の資格である。また、2級については独学でも十分に合格できる資格のため、ぜひ進んで取得したい資格でもある。

 

秘書検定は3級、2級、準1級、1級とあり、私が受験した2級は選択問題29問、簡易的な記述問題が2問の計31問であった。また、準1級と1級は二次テストとして面接試験が加わる。

2級の問題は「①必要とされる資質」、「②職務知識」、「③一般知識」、「④マナー・接遇」、「⑤技能」の5つに分類され、合格基準としては①~③で60%以上、④・⑤で60%以上をそれぞれクリアできれば合格となる。(どちらかが基準に達していない場合は不合格となる。)

 

試験対策

 テキストと問題集は前回と同様のものを使用した。

  • テキスト:早稲田教育出版 実務技能検定協会編集 「秘書検定集中講義2級」
| 書籍をさがす | 早稲田教育出版
早稲田教育出版「」のページです。早稲田教育出版では、秘書検定、サービス接遇検定、ビジネス実務マナー検定、ビジネス文書検定の他、秘書教育・マナー教育関連の参考書・問題集を扱っています。
  • 問題集・早稲田教育出版 実務技能検定協会編集 「秘書検定実問題集2級」
| 書籍をさがす | 早稲田教育出版
早稲田教育出版「」のページです。早稲田教育出版では、秘書検定、サービス接遇検定、ビジネス実務マナー検定、ビジネス文書検定の他、秘書教育・マナー教育関連の参考書・問題集を扱っています。

(私は2021年版を使用したが、現在は2022年版のみ)

 

前回は勉強時間の確保が充分でなかったために、テキストの理解も浅く、模擬問題や過去問題も軽く解いた程度であった。そして前回の受験で気付いたことは、基本的に秘書検の問題内容は使い回しされているものも多く、多少内容に違いはあるものの問題のパターンは毎回ほぼ同じである。そのため、今回は試験対策として試験日1週間前からとにかく問題を解くことに注力し、正解不正解に関わらず解説も読み込んだ。また、私は「マナー・接遇」、「技能」の問題に弱く、前回の試験もこの2つが基準に満たなかったことで落ちてしまったため、試験前日から当日までは集中的にこの2つのジャンルに取り組んだ。

テキスト以外では、就寝前や通勤中のちょっとした時間に過去問サイトを使用した。

  • 「過去問.com」
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その他覚える必要がある用語についてはいつでもどこでも見られるように、予めスマホでテキストの内容を写メで撮影し、過去問の解説をスクショで残しておき、覚えるようにしていた。

 

試験当日

受験方式(CBT)とテストセンターも前回と同様であったため、気持ちに少し余裕がある状態で臨めた。また、前回の経験から受付~試験開始までスムーズに事を進めることができ、余計な不安が無い状態で試験をスタートすることができた。

今回の試験対策では問題を解くことと解説の読み込みをひたすら繰り返していたため、初めての問題でも冷静にパターンを考え内容を細かく分析できたこと、そしてやはり過去問と同じ問題も多く出題されたことで、前回と比較すると自信を持って回答できる問題も多かった。また試験時間は100分用意されており、終了次第途中退席が可能ではあるが、前回は見直しも行ったものの残り20分を残し退席した。しかし、今回は迷った問題に関しては時間が許す限り悩み、見直しも時間内でできる限り入念に行い、100分を有効に活用した。

試験が終了次第、その場で合否が判明するが、今回は合格することができ安心した。

 

反省点、気付き

  • 今回も最後まで自信を持って回答できなかった内容もいくつか含まれていたため、まだ理解が浅い分野がある。
  • 苦手であった「マナー・接遇」、「技能」について、おそらく完璧な回答でなかったため、改めてテキストを見直し明確にする必要がある。
  • 全体的に単純記憶の暗記思考になっている。

 

今回は前回の反省を活かすことができたものの、すごく余裕を持って合格できたわけではない。また、秘書検2級の内容は日常から役立つ内容のため、今後もきちんと身に付けていきたい。

 

最後に

私はこれまで資格取得の経験がなく、秘書検定というものよりも、まずは資格が取得できたということが嬉しかった。社会人になり10年以上経つものの、特に何か勉強に取り組むこともなく、資格取得もあまり前向きに考えたことがなかった。しかし、1つでも取得できたことで少しでも自信を持つことができ、今後の資格取得に対しても勉強への意欲が前向きに向くようになった。

秘書検定にフォーカスしても、今回勉強していた中で私がどれほど常識に欠けていたのかを知る良い機会となった。また、秘書検定は仕事においてはもちろんであるが、プライベートにおいても役立つ内容がほとんどであり、ある程度社会人経験がある人でも一度自身の常識を測る意味でもオススメできる資格である。

資格内容により試験対策は異なるものの、基本的にはテキストを少なくとも2周ほど読み込み、ちょっとした時間は用語を覚え、とにかく問題を解く時間を多く確保しなければならないと感じた。テキストで知識を入れていても実践で活用できなければ意味がない。また問題をひたすら解くことでパターンや活用方法も明確に見えてくるため、前回と今回の反省を生かし、その他の資格取得に前向きに取り組んでいきたい。

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