2021年7月から2024年12月まで、約3年半就業してきた振り返りレポートである。
このレポートを通して、これまでの自身を振り返ることで今後の更なる成長の糧とするとともに、個人的にこんなことやあんなことあったな、と少々思い出に浸ることを目的とする。また、今後Exciterに入社する、入社したいと考えている人に向けて、少しでもExciterの魅力が伝われば幸いです。
なお、このレポートは概要編・業務編・感想編の3部構成になっています。
Exciterに入社したきっかけ
Exciterを知ったきっかけは、いきつけのダイニングバーのバイトの子に、「しんさん(Exciterの社長)が事務やってくれる人探してるらしいですよ」と言われたことだ。社長はそのダイニングバーの常連さんで、何度かお話しもしたことがあり、速攻で社長に連絡した。というのも、元々アパレル業界で販売・接客業をしていたが、将来性を重視して事務職に異業種転職したく、転職活動をしていた。しかし、30代過ぎて未経験なわけで、当然書類選考で門前払いの日々が続いており、正直イヤイヤで職種を再検討しようか悩んでいた時であった。
社長に連絡して間もなく飲みに行くこととなり、飲みながら面接をして入社が決まった。正直裏口入学のようなものだが、それでもダイニングバーの子の一言がなければExciterに入社するきっかけもなく、事務の経験も積めなかったため、社長だけでなくダイニングバーの子にもとても感謝している。
Exciterを退職する理由
今回退職することになった理由として、きちんと自立しようと思ったことである。30代半ばの女が何を今更自立だ、と突っ込みがありそうだが、とにかく私は現状に甘え過ぎていた。やはり社長は元々友人であり、仕事だけでなくプライベートでもよく飲みに行ったり釣りにも釣れて行ってもらったりと、とにかくよくしていただいた。当然仕事では、他従業員に比べると人一倍厳しい時期もあり枕を濡らす日々が続いたこともあったが、最後まで根気強く面倒をみていただいた。そんな環境にいたので、入社当初に比べると人間力的なものだったり思考力だったり、少しは人としてマシになった。一方で、ある時に社長と少しケンカのような感じになってしまったとき、「私、ものすごく社長に甘えているのでは・・・」とも思った。
これまでよくしていただいた反面、私は自然と社長やExciterの環境に甘えてしまっていたことに気付き、ようやくきちんと自立しようと考えた。
Exciterってこんな会社
ざっくり言えば「『考える』ことを追求する研究室」のような会社という印象。
従業員はエンジニアと大学生のインターンで20代が多い。そのため、メイン事業であるSAPのシステム屋さんの業務に加え、定期的に幅広いジャンルをテーマとした勉強会を行っている。SAPの勉強会もあれば、IT全般のこと、若手にぜひ知ってほしい社会人としての心構え的なこと、そもそも考えるとは?のような思考力や人間力的なことまで、とにかく勉強になることが多い。余談だが、30代半ばの私も毎回目から鱗のようなテーマが多く、もう一度人として見つめなおすようなテーマばかりだった。
20代が多いのでわちゃわちゃした印象を持つ人もいるかもしれないが、わちゃわちゃするのは定時外の飲み会やイベントだけで、基本はどんな業務も黙々コツコツ取り組んでいる落ち着いた環境である。
また、会社というと多くのルールがあるが、Exciterにはあまりない。正直、良くも悪くも自由な会社なので、とにかくルールに縛られることが好きな人や「単純作業」が好きな人、能動性がない人にはキツいかもしれない。
というのも、頭脳労働がメインな会社なので、「考える」ことが必須とされる。ハードルが高いように思えるが、実はそんなこともない。知識や技術や経験が一番大事と考える人も多いと思うが、Exciterでは違う。もっとその手前にあるそもそもの人間力や思考力を大切にしているため、そこから鍛えてほしい人にはぜひExciterにチャレンジしてほしい。
そして、とにかく「考えない」ことには厳しい社長なので、成長の過程で苦しい思いはするかもしれないが、人生長い目で見たときに後悔はしないはず!見た目はデカいし少々不愛想だし、怒ると恐いし、物事はとにかくストレートに端的にしか言えない人だが(笑)、とにかく頭がよく、仕事もできる、面倒見もいい、そして悩みや相談事も親身になって聞いてくれる、実は中身激熱人間なので、社長の元で鍛えてもらえて良かったと思えるはず!
次回では「業務編」として、これまで自身が行ってきた業務と、業務により自身がどのように成長してのかを振り返る。
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