【簿記3級合格記①】簿記の概要

資格試験

はじめに

この記事では、大学生の時に独学で簿記3級に合格した私が、簿記の全容についてご紹介しています。

簿記を受けてみようと思っている方にも、聞いたことはあるけどよく知らないという方にもお役に立てば嬉しいです!

 

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なお、本記事は2021年9月時点の情報に基づいて書かれていますので、最新の情報はこちらをご確認下さい。

簿記 | 商工会議所の検定試験
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受験のきっかけ

私が簿記を受験したきっかけを一言で表すと「なんとなく私の今後に必要そう/立ちそうな気がした」からです。

なぜそう感じたかというと、以前インターンシップをしていたSAPというIT企業でも、内定をもらった(が断った)コンサルティング会社でも、入社までに取得するよう言われたたからです。

広くビジネスで役立つ知識を得られる、またその知識を持っていることを証明できる資格として、簿記3級は取得する価値があると感じて、受験することにしました。

 

(SAPのインターンについてはこちらの記事に書かせていただいています。)

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簿記について

そもそも「簿記」とは、企業活動などにおけるお金やものの出入りを記録するための作業や方法のことを示します。

つまり、資格としての「簿記」という際には、日々の経営活動を記録・計算・整理し、経営成績と財政状態を明らかにする技能のことを示します。

 

簿記の種類

資格としての簿記には、日商簿記・全経簿記・全商簿記の3種類があります。

 

日商簿記が最も一般的なもので、日本商工会議所と各地商の工会議所が主催しています。

全経簿記は、全国経理教育協会が主催する簿記の検定試験で、経理専門学校の学生が受験することが多いです。

最後に、全商簿記は、全国商業高等学校協会が主催する検定試験で、主に商業高校の学生を対象としています。

 

このように簿記には種類がありますので、学校や会社から受験するよう指示された場合や、テキストを購入する時には気をつけましょう。

私と同じように、スキルアップのために自主的に受験する場合は、最もよく知られていて、テキストや情報も豊富な日商簿記が良いと思います。

この記事で扱うのも「日商簿記」です。

 

日商簿記の概要

日商簿記の正式名称は「日商簿記検定試験」で、1級・2級・3級・簿記初級・原価計算初級の5種類があり、級によって受験料や試験時間も異なります。

何級からでも受けられますが、簿記を初めて学ぶという人は、3級から受けるのが一般的です。

 

各級のレベル

レベル

1級

公認会計士、税理士などの国家資格レベル

2級

企業の経理・財務部門で生かせるレベル

3級

初歩的な商業簿記を学ぶ基本レベル

簿記初級

簿記の仕組みや基本用語を理解する入門レベル

原価計算初級

原価計算の基本を理解するレベル

 

私自身も簿記の学習経験は無かったので、3級を受験しました。

 

簿記3級について

ここからは、簿記3級について、詳しくご紹介していきます。

 

概要

簿記3級では、業種や職種にかかわらず活かせる商業簿記の基本を学びます。

試験時間は60分で、合格基準は70%となっています。

 

簿記3級の合格率・難易度

簿記3級の難易度は偏差値47程度と言われており、きちんと勉強すれば誰でも取得できるレベルだと思います。

合格率は回に寄ってばらつきがありますが、おおよそ45〜55%前後のことが多そうです。

 

実受験者数 合格者数 合格率
158(2021.6.13) 49,313名 14,252名 28.9%
157(2021.2.28) 59,747名 40,129名 67.2%
156(2020.11.15) 64,655名 30,654名 47.4%
155(2020.6.14) 中止
154(2020.2.23) 76,896名 37,744名 49.10%
153(2019.11.17) 80,130名 34,519名 43.10%
152(2019.6.9) 72,435名 40,624名 56.10%
151(2019.2.24) 80,360名 44,302名 55.10% 

https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data/data_class3

 

受験方法

簿記には、従来型であるペーパーでの統一試験と、ネット試験があり、3級はどちらでも受験することが出来ます。

 

統一試験とネット試験の違い

統一試験とネット試験において、大問数、試験時間、合格基準は同じですが、以下に示した方法、開催頻度、受験料に違いがあります。

 

方式 開催頻度 受験料
統一試験 年に3回

(通常6,12,2月)

2,850円
ネット試験 コンピュータ ほぼ毎日

(地域による)

2,850円

申込方式によっては+550円(事務手数料)

詳細:https://www.kentei.ne.jp/33013

 

ネット試験は、申込方式によっては事務手数料がかかりますが、自分の好きな時期、日時に受験しやすいというメリットがあります。

 

私はネット試験を受験したので、その感想や、詳しい当日の流れなどは、こちらの記事でご紹介しています。

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おわりに

この記事では、簿記の概要をご紹介しました。

実際に、簿記3級に合格した私の対策法やスケジュールなどは、こちらの記事に書いていますので、ぜひそちらもご覧ください。

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