【簿記3級合格記②】簿記のネット試験受けてみた!

資格試験

はじめに

この記事では、大学生の時に独学で簿記3級に合格した私が、ネット試験を受けてみてわかった、当日の流れや注意すべき点、感じたメリットなどについてご紹介していきます。

 

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簿記のネット試験とは

簿記には、年に3回のペーパーでの統一試験と、ほぼ毎日開催されているネット試験という2種類があります。

大問数、試験時間、合格基準などは同じですので、自分にとって都合が良い方、解きやすい方を選んで受験できます。

 

私は初めて受験した簿記3級がネット試験だったので、ペーパーの統一試験は受けたことがありません。

 

ネット試験の当日の流れ

到着から試験開始まで

試験開始30〜10分前までに会場に到着するようにとのことだったので、私は余裕を持って25分前ぐらいに行きました。

到着すると受付があり、そこで氏名の確認や、説明があります。

受付が終わると、受験者情報の書いてある書類と、問題を解く時に使う用のペン・A4の紙2枚を受け取り、指定された席に向かいます。

他のコンピュータ試験を受けたことがある人はイメージしやすいと思いますが、部屋の中にコンピューターがたくさん並んでいて、1台ごとにしきりで分けられています。

 

席に着くと、荷物を指定の場所にしまいます。

机上に置いておけるのは、渡された書類、ペンと紙、そして計算機能のみの電卓だけです。

腕時計を身につけておいたり、自分で持ってきたペンを使ったりすると不正行為になってしまうので注意が必要です。

 

着席時点でコンピュータにログイン画面が表示されており、そこに自分の情報を入力すると、注意事項などが表示され、試験開始ボタンで試験が始まります。

試験官から合図などはなく、各々準備が出来たら開始する形でした。

 

試験中

試験を開始すると、コンピュータ画面に問題と解答欄が表示されます。

回答の方式は、キーボードでの入力と、マウスでの選択がありますが、特に操作に困ったりはありませんでした。

試験中は渡されたペンとA4用紙に書き込みが出来ます。

紙が足りなかった場合は追加でもらうことも可能ですが、ほとんどの人は最初に受け取る2枚で十分だと思います。

また、試験時間はカウントダウン方式で常に表示されているので、わかりやすかったです。

 

試験終了後

終了時は、制限時間が終了する前でも、自分で終了を選択でき、すぐその場で点数が表示されます。

点数を確認したら、退室して、受付で試験結果の書類を受け取り、終わりでした。

合格した場合、合格証書は当日からダウンロード可能です。

 

 

実際の細かい流れなどは、会場によっても異なりそうですが、参考になればと思います。

 

ネット試験のサンプルは、こちらからダウンロード出来ます。

事前に操作方法などを確認しておくと安心だと思います。(対応環境:Windowsのみ)

簿記ネット試験サンプルプログラム | 商工会議所の検定試験
サンプルプログラム等の著作権は、日本商工会議所に帰属します。また、サンプルプログラム等の無断転載、無断営利利用を厳禁します。また、問題等の内容等に関するお問い合わせは、受け付けておりませんので、ご…

 

注意すべき点

ネット試験において注意しなくはいけないと感じたことが2つあります。

 

1つ目は問題用紙に書き込みが出来ないということです。

私は基本的に紙ベースで勉強をしていたので、解答用紙に書き込みが出来ないのは少し不便に感じました。

ネット試験を受ける予定であれば、普段の対策から、書き込みをせず、計算用紙のみで解く練習をしておくと良いと思います。

 

2点目は、ミスをしやすいということです。

自分の手で書き込むペーパーでの試験と異なり、うっかり1つよこのキーをタイプしていたり、選択するものが一つずれていたりというのは、頻繁に起こります。

私はネット形式の模擬試験を何度も受けて、ミスが起こりやすいことは認識していたので、本番は見直しをきっちり行うことで、ミスを無くしました。

また、見直しをする時間をとれるように、解答スピードアップを心がけました。

 

ネット試験のメリット

次に、私が感じたネット試験のメリットです。

 

1つ目は、自分の好きな日程で受けられる点です。

年に3回しかない統一試験と比較すると、やはりこれが一番大きなメリットだと思います。

私も自分の予定に余裕がある日程をピンポイントで選び、対策にしっかり時間をとって受験することが出来ました。

 

2点目は、記号ミスが無くなるということです。

前述の、注意すべき点との矛盾になってしまうかもしれませんが、統一試験と比べてネット試験は記号ミスの恐れがなくなります。

ペーパーでは選択肢の中から記号で解答する問題があるのですが、ネット試験では、直接その用語を選択します。

そのため、答えはわかっていたのに、間違った記号を書いていたというミスは無くなります。

 

自分の字に自信がない人にとっては、字を丁寧に書くことに気をとられないのもメリットでしょう。

 

おわりに

この記事では、簿記のネット試験についてご紹介しました。

実際に、簿記3級に合格した私の対策法やスケジュールなどは、こちらの記事に書いていますので、ぜひそちらもご覧ください。

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