【TOEFLってどんなテスト?】iTP?iBT?違いもわかりやすく教えちゃいます!

英語

はじめに

いま僕は都内の大学に通う大学一年生です。

多くの大学では、入学後すぐ英語授業のクラス分けのTOEFL iTPという英語の外部試験を受けます。僕も六月にTOEFL iTPを受験したのでTOEFLについて説明したり受けた感想を述べたりしたいと思います。

 

 

TOEFLについて

TOEFLのテストはTOEFL iTPと TOEFL iBTの二種類あります。

どちらの試験もいくつかのセクションに分かれていて、セクションを順番に解いていきます。

次のセクションに進むと前のセクションを解くことができません。

 

TOEFL iTP

まず、僕が受験したTOEFL iTPについてです。

TOEFL iTPとは、TOEFL institutional test programの略です。iBTのテストとは異なり個人受験は不可の団体向けテストで、主に大学や高校などの団体が生徒の英語力を図るために使用されます。

iBTと比べてテストの難易度は低めです。

 

TOEFL iTP テストの構成は以下の通りです。

セクション 試験時間 設問数
リスニング 35分 50問
文法と文章表現 25分 40問
リーディング 55分 50問

最低点は310点、満点は677点です。

得点の算出は複雑なので説明は省略します。

 

テストは筆記試験で行われます。

試験時間は合計115分と長いですが、その分問題数がとても多いので時間配分には気をつけましょう。

 

TOEFL iBT

TOEFL iBTとはTOEFL internet-based testの略です。

TOEFL iBTを受験する目的の多くは、留学や大学の単位認定の際に求められる英語力の証明です。

留学では主に北米などへの留学の際にTOEFL iBTを使用します。TOEFL iBTを使用できない留学先などもあるので留学するときはどの試験が使用できるか確認しましょう。

 

験料は約二万五千円でとても高額です。

 

TOEFL iBTテストの構成は以下の通りです。

セクション 試験時間 設問数
リーディング 54分または72分 3題または4題

(各10問)

リスニング 41分または57分 講義3-4問(各6問)

会話2-3問(各5問)

休憩 10分
スピーキング 17分 4題
ライティング 50分 2題

試験時間に幅があるのは、リーディングまたはリスニングのどちらかに、実際は採点対象とならない出題者側がテスト問題の質を確認するための問題が含まれるからです。

 

試験は全てコンピュータを使って行われます。メモ用紙と筆記用具が提供され試験中はいつでもメモを取ることができます。

 

各セクション配点は30点ずつで合計120点満点の試験です。

 

高得点を目指すためには満遍なく学習することが大切ですが、得点しやすいリーディングとリスニングで満点を狙うのがおすすめです。

どのセクションも単語や文章のレベルが高くiBT用の対策が必要です。

 

受験した感想

僕は英語クラスの振り分けに使うだけとのことだったので特に対策をせずに受験しました。

問題の難易度としては共通テスト(旧センター試験)と同じくらいのレベルです。ただ共通テストよりも一問一問にかけられる時間が少ないので時間配分がとても大変でした。

 

リスニングはひっかけ問題が多く細部まで聞き取れないと正解に辿り着けない問題が多かった印象です。わからない問題があったら粘って考えずに、すぐに次の問題に切り替えることがおすすめです。

文法と文章表現の問題は、難易度はそこまで高くなく時制や単語の問題が多かったです。

最後はリーディングです。リーディングは他のセクションと比べると比較的時間がありじっくり解くことができました。難易度も分量も共通テストと同じくらいで、答えとなる箇所を文章から見つけてくるという作業を丁寧にすれば得点源にできると思います。

僕の大学では3年生になる頃にもう一度TOEFL iTPを受験するので、その際にはしっかりと対策して受験するつもりです。

 

 

iBT対策

僕は大学三年生の頃に海外留学の計画を立てているのでTOEFL iBTを受験しようと考えています。iBTはiTPと異なり半年以上かけて対策をしないと思うような点数が取れないくらい難しいテストなので早めから対策しようと思います。

僕は100点以上を目標としていて一度では目標を達成するのは厳しいと思うので2、3回受験しようと思っています。

 

以下僕のiBT対策について紹介しようと思います。

リーディングの対策としてまず重要なのは速読の力を身につけることです。得点源となるリーディングは時間が足りないくらいの分量なので、文章を素早く理解する能力が必要です。

問題の傾向は例年同じなので、過去問対策もして慣れていきたいと思います。

 

もう一つの得点源であるリスニングの対策では、過去問とpodcast を使おうと考えています。

時間のある時は過去問を解いて演習を積み、隙間時間などにpodcastで日常英会話や論文の要約などを聞こうと思います。リスニング力はすぐに向上するものではないので毎日継続してやっていこうと思います。

スピーキング、ライティングはリスニングができないとそもそも問題を解くことができないので今のところリスニングに一番力を入れようと考えています。

ライティングは過去問だけをするつもりです。ライティングにはある程度決まった書き方があるのでそれを覚えれば良いかなと思います。

スピーキングが最大の難関です。質問に対して瞬時に英語で答えなければなりません。自分一人での対策は難しいと思うので僕は大学のスピーキング対策の講義を受講しようと考えています。スピーキングの過去問もいくつかネット上で公開されているのでそれらを解くのもおすすめです。世界と比べると日本人のスピーキングの平均点はとても低いそうですよ。

説明が拙いところもありましたが、ここまで記事を読んでくださりありがとうございました。

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