2021年8月20日勉強会レポート 幸せになるために

社内勉強会

生きる目的とは

生きる目的は「幸せになるため」

その幸せは誰もが求めるべきものである。幸せを求める=生きるということ。

さらに幸せには「買える幸せ」「買えない幸せ」の2つがある。

 

幸せとお金

幸せには買える幸せと買えない幸せがあり、買える幸せというのは「良質なものや複数のものを買う」のような有形のものと「経験や時間を買う」のような無形のものに大きく2分されます。

一方、買えない幸せとは「人間関係、健康、生命、寿命、品性」などがあります。

買える幸せに関しては買えるものは買えるだけ買うべきであり、買えない幸せにおいてもそれを経験したり体験したりするためにお金を有するのであれば、お金は使うべき。

ですが、その経験や体験にどれくらいお金が必要なのかというのはその場面に対面し、経験することでしか分からないので、それに備えてお金は用意しておくべき。

例えば、身内が病気になり、医療費が必要になった時であれば、その時その時で医療費というものは変わってくるので、お金を使えずに幸せを手に入れられないことがないように、有事の事態に備えてお金は必要。

なので、買える幸せであっても、買えない幸せであってもどちらにおいてもお金という存在は切っても切り離せない存在であることは間違いありません。

結果的にお金はたくさん稼ぐべきであり、お金を稼ぐことで幸せになれる可能性を高めることができます。

 

たくさんのお金を稼ぐために

結論から述べると、たくさんのお金を稼ぐためには付加価値をつける必要があります。

付加価値とはありきたりではないものです。あ

りきたりな仕事というのは、それに見合ったありきたりなお金しかもらえません。

ですので、ありきたりではない、たくさんのお金をもらうためにはありきたりではない仕事をする必要があります。

もちろんそれをしたからといって絶対的にたくさんのお金がもらえるという訳ではありませんが、ありきたりではない仕事をするには「真摯な姿勢と実力」が備わっていなければなりません。

 

さらに、たくさんのお金を稼ぐということは、たくさんのお金を支払ってもらうということに等しいことになります。

お客さんがたくさんのお金を支払うような仕事というのはそれだけ重要な仕事だからこそです。

お客さん目線でその支払ったお金に見合った仕事を我々は提供しなくてはなりません。

そのような仕事は重要性が高い、あるいは失敗してはならない仕事です。

その失敗してはならない仕事を任されるようになるには常日頃から真摯な姿勢で仕事に取り組み、実力をつけていくことが必要であり、そこから生まれる「信頼」があってこそ、そういった仕事を任せてもらうことができます。

 

「信頼」の正体

信頼の基には根本的な人間力や基礎力、それに加えて専門家としての要素があります。

人間力とは人間性とも置き換えることができ、例えば「素直であること、正直であること、真面目、無責任でない」などがあげられます。

さらに基礎力というのは「見る力、聞く力、書く力、伝える力、考える力」があります。

この人間力と基礎力は人間として、社会人として必要な力となってきます。

ですが、仕事をやる上でこれだけでは本当の信頼(仕事においての信頼)というものは得られません。

これらに加えて、専門家としての要素を加える必要があります。

専門家としての要素とは「技術、知識、経験」です。

これらの力や要素を得た者だけが信頼を得られることができます。

 

信頼と一人前

信頼を得るということは決して、ミスをしないことや必ず成功するということではありません。

そしてそれらを一人前になったとも言えません。

 

では、どうすれば一人前になることができるのか。

まずは小さなところから信頼を得ていくことです。

信頼を得た者に対してはそれなりの価値の高い仕事を与えられます。

そして、その価値の高い仕事を成功させ、たくさんのお金を稼ぐようになれる、その地点が一人前になったと言えるでしょう。

価値の高い仕事を任せられ、それをこなせるようになることが一人前ということになります。

 

本体価値と付加価値

価値には本体価値と付加価値があり、その2つは混同してはなりません。

飲食店の価値を例にすると、「美味しい」や「すぐに提供される」があり、前者が本体価値、後者が付加価値です。

 

いまや本体価値はあって当たり前であり、付加価値があってこそ他との差をつけることができ、より優位に仕事を遂行できます。

それはどの業種でも当てはまることです。

さらに付加価値には継続する必要があり、継続させるということはとても難しいことが多いです。

ですがサービスを提供する以上はその付加価値の提供を惜しんではなりません。

社会人においてもそれは変わりありません。

 

幸せと一人前、一人前になるために必要な時間

幸せになるためにはお金が必要であり、そのお金を得るためには一人前になる必要があり、一人前になるには幾分かの時間が必要になってきます。

では実際に一人前になるにはどれだけ必要なのか。

時間でいえば、約2万時間になります。

密度の高い時間を2万時間こなすことでようやく一人前になることができます。

そのためには一人前になる前からできる限りの多くの時間を費やす必要があります。

一人前になるということは稼げるようになるとも言えるので、早期に一人前になれることに越したことはありません。

 

ですので、若いうちから自分のために時間を費やしましょう。

と言いたいところですが、これはお金のみに焦点を当てた話になります。

人間はお金を稼ぐことだけが生きるということではありません。

 

ワークライフバランス

人生とは、仕事だけで成りたつものではありません。

長時間の労働で休息の時間まで削り働くということは心身共に良くないことです。そのような時間を過ごしてしまうと多大なストレスを抱えてしまうことになります。

そのストレスを抱えたまま生きることは幸せな状態とは言えません。ただ、その状態が絶対とは言い切れません。

人によって変わってくることもあります。

 

要は、人生において仕事のウェイトはどれだけを占めるのかというのを自分で決めなければならないということです。

幸せになるためにはお金は少なからず必要です。

そのためには自分でよく考え、よく行動しする必要があります。

 

最後に

幸せになるためには一人前になることが必要だと言いましたが、仮に一人前になったとして幸せになっていなければ、本末転倒です。

とはいえど、実力がないうちは実力をつけるところから始めていくのがセオリーとなってくるのだと思います。

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