はじめに
幸せにはお金で買える幸せとお金で買えない幸せがあります。
少しでも幸せになりたいのであれば、お金で買える幸せ、つまり良質なものやたくさんのものをお金で買うべきです。
そのためにはお金が必要になってきます。
それではお金を稼ぐにはどうすればいいでしょうか。
稼ぐ方法はたくさんありますが、大多数を占めるのが、仕事をして稼ぐということです。
ですので、お金で買える幸せを手に入れるには仕事をしてお金を稼ぐことがマストになってきます。
収入を上げるプロセス
お金を稼ぐためにはどのようなことをして、どのようなことを仕事につなげていくべきかを知ることが大切になってきます。
まずは学ぶことから始めるといいでしょう。
学び方
学び方には3種類あり、Input・Output・Try and Errorです。
Inputとは「本を読む、調べ物をする、勉強会に参加する」などで、Outputとは「学んだ結果をまとめる、学んだことを発表する」などがあります。
最後にTry and Errorというのは「学んだことを活用する上で試行錯誤をする」ということです。
その際に学ぶ範囲や広さ、深さに意識して行うことでより効果的に学ぶことができます。
また、学ぶ際に混同させてはいけないのが、「質の学びと量の学び」「広げる学びと定着させる学び」の2つです。
次に、仕事における学びとは学んだことを仕事に活かすことができなければ意味がないので、学ぶという行為を自己満足で終わらせるのではなくしっかりと仕事に落とし込まなければなりません。
結果を出して評価と信頼を得る
学んだ結果として、「できなかったことができるようなる」「仕事の量と質を上げる」「指導者側や管理者側になる」、このような結果に結びつけるために学ぶという行為をします。
これらの結果が伴い始めて評価や信頼を得られます。
ですがただこの工程を踏むだけでは安定した評価や信頼を得ることができません。
どうすれば得ることができるかを常に考えながら行動する必要があります。
初めのうちは誰にでもできる仕事を任せられるかと思います。
その仕事ができるようになること、質や量を上げることで、偏差値50の人がやるような仕事を任せられます。
その仕事をこなし、評価され、信頼というものを得ることができます。
評価と信頼の種類
そして、評価と信頼という面においては分けて考える部分があり、それは「専門家としての評価と信頼」「人間としての評価と信頼」です。
この2つは全く別のものです。
前者は仕事内容についてのものなどで、後者は仕事をしていく上での基本的なものです。
仕事においてはそのどちらもが大事になってきます。どちらかだけに突出していてもダメです。
基本的には長く仕事をしていくのであれば両方の評価と信頼を構築していく必要があります。
プロセスを繰り返す
これまで、学び、学んだことを生かし、生かした上で評価と信頼を得るというプロセスを見てきました。
では、これらのプロセスはなぜ行うのかでしょうか。
それは、収入と待遇を得るためということに他なりません。
収入と待遇を得るにはこれまで見てきたプロセスを全てこなす必要があります。
そして収入と待遇を得た地点、それが仕事においての目指すべきゴールとなります。
ゴールとは言ったものの、そのゴールは一過性のもので、これら4つのプロセスは何度も何度も繰り返されます。
繰り返すことでさらなる評価や信頼を得て、収入と待遇もそれに見合ったものになっていきます。
仕事をしていく上ではこのような研鑽を何度もしていくことになります。
人生の学びと仕事の学び
混同してはいけないものが人生の学びと仕事の学びです。
人生の学びとは稼ぐことが目的ではないことが多いです。
人生の学びとは旅行に行くことや映画を見ることなどの人間性を深めたり、広げたりすることであり、直接的な明確な何かがある訳ではありません。
一方、仕事の学びでは稼ぐということが絶対的な目的と言えるでしょう。
学んだことを仕事に生かす、仕事でできなかった部分をできるようにする。このような稼ぐことに焦点を当てた行動を取る必要があります。
仕事をしていく上で特に重要なのが勤務時間外での学びになってきます。
仕事上での学びはあって当たり前で、勤務外での学びをすることによって人より稼ぐということが可能になってきます。
ただ、このような学びというのは学習能力や身体機能的にも40歳、50歳になってやるのはあまり効率的ではなく、やるのであれば、20歳、30歳のうちからやっておくことがベストでしょう。
収入を上げる機会
収入を上げる機会には昇給・昇進・転職の3種類があり、そのいずれにもメリットやデメリットがあります。
昇給については定期的に給料が上がり、上がった給料は下がりにくいというメリットがある一方、少額しか上がらないことや活躍したその場から給料が上がるということがないというデメリットがあります。
昇進については社会的な地位が上がり、給料が大幅に増えます。
一方、昇進先の枠は数に限りがあり、機会が来なければ昇進はできません。
さらに昇進前に比べると仕事量が多くなり責任も増します。
転職に関しては1から生業とする仕事を選べるので、給料や職種、立場などを選択することができます。
さらに仕事環境を変えるので、人脈等も増えるでしょう。
一方、退職におけるリスクを負うことや、家族やパートナーの合意を得る必要があるなどのデメリットがあります。
これらのことも考え、収入をどのように増やすか、将来どのような職につくかを常に頭に入れながら行動していくことは大切だと思います。
コメント