今回は、免許合宿について全編と後編に分けてご紹介していきます。
前編は運転免許の種類やその概要について、後編は免許合宿に参加した時の体験談を書いていこうと思います。
はじめに
まずは僕がなぜ運転免許を取得しようと思ったかを説明したいと思います。
僕は都内在住の学生なのですが移動には電車を使うことが多く、ある程度の距離ならば歩いていくこともあります。
なので、正直免許は必要無いと思っていました。
家に車はありますし、そもそも車自体大好きなので運転したいと思ってはいましたが、取得する理由が少なく重要度は高くありませんでした。
ではなぜ取得するに至ったのか。
それは学生のうちに取っておいた方が良い理由と、取得しておく利点について知ったからです。
次はその理由と利点について触れていきます。
免許取得の方法
そもそも免許の取得方法は大きく2つ、通いと合宿があります。
通いの場合は一般的に早くても丸々1か月はかかると言われていますが、合宿なら最短で2週間。
僕は免許取得に踏み切った際できるだけ早く取得したかったので合宿を選択しました。
学生のうちに免許を取得した方がいい理由
それでは、ここから学生のうちに取得しておいた方が良い理由について触れていきます。
時間の確保が可能
僕のように合宿で取得する際、最低でも2週間は空けておかなければなりません。
社会人になり仕事などで忙しい場合、免許取得のために2週間お休みを取ることはなかなか難しいと思います。
しかし学生のうちは学校に通いながら学校が終わった後や休日の日、春休みや夏休みなどの長期休暇を利用し免許証を取得することが出来ます。
社会人の方で免許証を持っていないという方も、長期休暇を利用するのが良いと思います。
金銭面の負担を抑えられる
社会人の方は休暇期間での免許取得をオススメすると書きましたが、春休みや夏休みといった全国の人が同時に休む時期は、教習所は繁忙期となります。
そのため、料金が通常より高く設定され、通常でも30万円程かかってしまう免許取得がさらに高くなってしまいます。
しかし学生なら、学割やグループ割といった様々な割引制度を利用しやすくこれらの割引制度を積極的に利用することで設定された金額よりも安く免許を取得することができます。
また、学生の方には繁忙期ではなく料金が安い傾向にある閑散期に免許を取得することをお勧めします。
僕は閑散期に行き、割引などを使って24万円程で免許を取得することができました。
免許を取得するメリット
まずは身分証として利用できること。
これは学生であっても社会人であっても良いことだと思います。
学生のうちは学生証がありますが、社会人になれば身分証を使う機会は増えていき、ローンの支払いやクレジットカードの契約などで大いに役立ちます。
もう1つの利点は仕事の幅が広がるという事です。
特に学生のうちは仕事を選ぶ上で運転免許証が必要な仕事もあるので、取得しておくと就職先の幅が広がります。
社会人の方であっても、地方などの勤務で自宅が勤務先まで遠い場合、車を運転することができると便利です。
運転免許の種類:第一種・第二種・仮免許
取得しておくと何かと便利な運転免許ですが、大きく分けて3つの種類があります。
第一種運転免許
これは一般的な運転免許証で、ほとんどの人がこの第一種運転免許を所有しています。
僕が取得した普通自動車や軽自動車などの運転に必要な普通免許や、バイクの運転に必要な二輪免許もこの第一種運転免許に含まれています。
第二種運転免許
これはバスやタクシーなどの旅客自動車に営業目的で人を乗せる際に必要な免許です。
仕事以外ではあまり使わない免許なので所有している人は少ないと思います。
ここで1つ注意してほしいのが、営業目的でなければこの免許は必要無いということです。
バスやタクシーでも試運転や回送などのお客さんを乗せていない運転は、第一種運転免許で可能です。
最近の学校や会社では、同じ学校や会社の人を送迎する無料のシャトルバスが出ていることがありますが、あれは第一種運転免許で運転することがで出来ます。
営業目的かそれ以外かはナンバープレートの色で分かれていて、緑の場合がお客さんを乗せて営業目的で運行している車、白の場合が営業目的では無い車です。
仮免許
これは免許証を取得している人全員が持ったことのあるものです。
なぜなら、仮免許とは免許証を取得する際に教習所で踏む段階の1つだからです。
免許証を取得するため教習所へ行く場合、運転の練習を公道で行う路上教習というものがあります。
ここで教習車を運転する際に必要なのが仮免許になります。
少し話が逸れますが、それぞれの免許を取得するためには試験に合格しなければなりません。
僕は仮免許の試験に少し苦労しました。初めて学ぶことが多かったので大変だった思い出があります。
仮免許は免許を取得する際必ず通る道なので、計画的に勉強するようにしましょう。
運転免許の種類:色
免許証の種類は名前だけではありません。実は色によっても免許証はいくつかの種類に分けられます。
グリーン免許
これは初めて免許証を取得した際に発行されるもので、3年の有効期間を終え免許更新をするまではこのグリーン免許を持つことになります。
この色は初心者ドライバーの証ということです。
ブルー免許
これは一般ドライバーに発行される免許証で、初回更新の際にグリーンからブルーに変わります。
初回更新以降、過去5年間で違反があった場合は次の色にはならず、再びブルー免許となります。
この免許の有効期限も3年です。
ゴールド免許
免許更新時から過去5年間に無事故,無違反だった場合発行される免許証で、優良ドライバーの証です。
もちろん運転しなければ事故も違反もありませんから、全く車を運転しないが免許証は更新し続けている人などもこの免許になります。
ゴールド免許の有効期限は5年です。
色によっての違いはドライバーとしての質を表すものなので、僕もゴールド免許になれるよう事故や違反には気を付けようと思います。
合宿先を選ぶ際の注意点
ここからは合宿での免許取得を選んだ方に、僕が合宿を選んだ際に注意した点をいくつかお伝えしようと思います。
教習所の立地
まずは教習所の立地です。
免許取得に関係ないと思う方も多いかもしれませんがこれは意外と大事です。
合宿の場合は地元を離れると思いますが、なるべく自分が実際に運転する地形に近い道のある教習所を選ぶことをお勧めします。
なぜなら、自分が実際に運転しそうな道と大きくかけ離れた地形だと、実際に運転をする際に支障をきたす可能性があるからです。
ちなみに僕は居住地から少し離れた教習所を選びましたが、電車1本でいけるような場所でしたし、変わった道は特に無かったです。
立地の件で僕がもう1つ気にしたのは、教習所周辺の施設です。
先にも述べたように、合宿は最低でも2週間かかります。
つまり2週間自宅に帰ることができません。
慣れない合宿生活で心身ともに疲弊しないためにも、周辺の施設を確認しておくことは重要だと思います。
ゲームセンターやカラオケ店などの娯楽施設は近くにあるか、そして食事についても3食付きの場合、同じメニューが出ることもあったので飲食店があるかも確認しました。
教習所内の設備
例えば洗濯機の有無を確認をせずに合宿へ行き、無いとなった場合大変です。2週間の合宿生活で常に同じ服を着るわけにはいきません。
合宿制度を設けている所で洗濯機が無い教習所は少ないと思いますが、乾燥機が無いところはいくつかあるようです。
これだけではなく、先にも述べたように僕が選んだ教習所は3食付きでしたが、場所によっては自炊のところもあるのでこれらについては事前によく確認しておきましょう。
ちなみに僕が行った教習所では部屋にドライヤーが置かれていなかったため、小型のものを持っていきました。
これは確認をした上だったので大丈夫でしたが、確認不足でこのようなことがあると大変なので気を付けましょう。
合宿費
前述でもあったように合宿費は時期によって変動し、地域によっても多少異なります。
繁忙期(主に2月~4月,7月~9月といった春休みや夏休みの期間)は値段が高くなる傾向にあり、都心に近いとそれだけで値段が高くなったりもします。
僕は早めに取りたかったので都心に近い場所を選びましたが、繁忙期は避けたので合宿費はある程度抑えられました。
繁忙期(4月~7月)と閑散期(9月~1月)では最大で5万円程値段が異なる場合があるので合宿費についても良く確認しておきましょう。
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