【教授との連絡が鍵?!】留学生が日本の大学院受験を受けるための準備

留学

こんにちは、私は中国人です。

2017年日本に来て、2020年の1月から仕事をする傍ら大学院試験の準備をし始めました。当時の志望大学は3つありました。約1年半の準備を経て、去年の大学院入学試験に参加し、第3志望の大学院に合格しました。ここでは自分の試験準備の経緯と感想をまとめて、もし何か皆さんの参考になる話があればうれしいです。

 

関連記事:中国から日本の大学院に進学を決めた理由はこちら↓

【日本の生活に憧れました!】中国から日本の大学院に進学を決めた理由
私は中国の大連出身で,2017年に日本に来て、2年半ぐらいソフトウェア会社で派遣社員として働いて、大学院に進学することを決めたのは2020年です。 仕事をしていたとともに、大学院試験の準備を始めました。それで2022年の4月に大学院に...

日本の大学院の進学状況

日本に留学する経路は主に2つあります。

1つ目は先に志望大学院の教授にメールで研究生になりたい意志を伝えて、教授の承諾を得た上で、日本に来て研究生として先生の下に研究します。最大は2年間で、その間に入学試験に参加し、合格したら修士になります。これは試験準備としてメリットがあります。研究室にて、一緒に大学院試験を準備しながら交流もでき、試験傾向と過去問題の解答が分かります。その上に指導教授と顔見知りになって、筆記試験が通れば、面接の段階に入るとほぼ落ちないです。デメリットはほかの大学院に進学することができないです。

2つ目は日本の言語学校に入学して、日本語を学びながら、大学院の試験を準備します。この場合のメリットは、たくさんの大学院の試験に参加することができますが、もし研究生になると、その大学院にうけるしかないです。合格のチャンスが多くあるとは言え、試験は自分の実力次第。最近日本の大学院進学倍率が高まる傾向ですが、中国の研究生の進学倍率に比べて、難易度は低いです。

 

塾について

大学院試験は文系と理系の準備方法が違って、自分は情報学の試験を参加して、理系に属していました。理系はほとんどの大学院が筆記試験成績を重視するので、専門科目を真剣に勉強する必要があります。各大学院の試験科目は違って、必ず志望大学院の募集要項を読んで、過去問題を参考にして、試験科目と範囲を定めます。それに同じ専門科目の試験内容の偏りが中国と違って、塾に通うほうがおすすめです。試験勉強だけでなく、進学資源や研究計画書もサポートしてくれます。中国人留学生向けの塾はたくさんあって、例えば名校志向塾、行知学園、沐刃経済塾,有間学堂、青藤教育です。一般的に入学前に、無料体験レッスンがあって、自分が好きな塾を選べばいいです。

試験準備

私は情報学専攻を勉強しました。志望した大学のすべての試験科目は8科目あって、それに加えて、英語成績の提出が必要です。

初めて準備したのは2020年1月です。最初は英語のTOIEC試験を1か月準備して受けました。結果745点です。その後、数学は共通科目だから、数学を始めとして復習します。当時はbilibiliというアプリで中国大学の数学授業の録画ビデオを見ていました。通勤と仕事終了後の時間を利用し、2カ月ぐらいかけて微積分と線形代数の授業を見終わりました。

4月からは週末の時間に塾に通って、専門科目を勉強し始めました。平日の夜も復習します。塾の授業が完了するまでは3カ月かけて、8月の第2志望の試験も参加してみましたが、結果は落ちました。理由も当然なことで、実際は専門科目を1回だけ目を通して、すぐに忘れました。

試験後の10月からは新しい会社に転職して、その会社は残業なしということで、仕事が終わったら勉強時間も増えました。そして毎日仕事が終わったら家に帰って、2~3時間勉強し続けます。私の習慣は一段階で1科目だけに集中して、2回目勉強していたうちに、メモも取っていました。

4月からは大学院の教授に連絡できるようになりました。第1志望と第2志望の大学は筆記試験重視なので連絡しなくてもよかったです。第3志望の大学の先生だけ連絡しました。

5月から会社に休みを取って、メモに基づいて知識を復習して、各大学院の過去問題をやってみました。解答できない過去問を塾の先生に聞きました。7月、8月に入学試験に参加して、結果は第3志望だけ受かりました。

 

最後に

社会人になって、自分が最初に感じたことは、勉強する時は長時間集中できなくなりました。同じ状況に困る人は落ち着いてだんだん集中で来るようになると思います。もし希望大学院は教授と連絡が必要と募集要項に書いてあれば、早めに教授に連絡したほうがいいです。もし研究室の受け入れ人数が満員になると、たとえ優秀な学生でも受け入れないです。

最初勉強する時メモを取ったほうがいいです。自分はどんな科目でも1回勉強してすぐに忘れると思いますから、メモを取ると復習にも効率的です。

受ける大学院の過去問題を重視することです。過去問題を通して、問題の傾向を見極めることができると思います。それにたくさんの大学院の過去問をやって、問題を解く能力と感覚も高めます。

以上は個人のアドバイスです。皆さんは大学院に進学したければ、塾の先生や周りに同じ大学院試験を参加したい友達とよく交流してみるのがおすすめです。進学は実力の競争とは言え、情報の戦争の時もあります。

(Visited 50 times, 1 visits today)

コメント

タイトルとURLをコピーしました