【中国あれこれ】中国内の価値観が合わない地域

紹介

本記事では、日本において関東と関西の間にある合わない現象を知った上で、自分の経験を含め、中国にある地域間の合わないことを紹介する。

 

日本にある合わない地域

日本のテレビ番組により、東京の人は関西人は品がなくて口悪いので嫌で、関西の人は関東人は冷たくて自分勝手なので嫌だと言うインタビューがよく出た。日本には関東と関西の人が合わない現象がある。

 

中国にある合わない地域

では、中国において日本のような地域の間でお互いに嫌がることはあるのだろうか。私の視点から見ると、日本より厳しいと思う。中国は省(日本の県みたいなもの)が沢山あるので、省と省の間に文化や習慣の差があるので、お互いに嫌がるのが生じやすいと思う。その他、一方的にある地域を嫌がることも生じており、それについても紹介する。

南、北、西部の間

まずは中国の地図を見てみる。中国を大きくわけると、南部、北部と西部になる。

中国の西部は高山で、海抜が高く、住みにくい環境なので、基本南、北部の人がそこに住んでいる人に対するイメージは一緒で、全身が汚くて、つまり貧乏人の印象が強いである。

また、南部と北部も合わないことがあり、中国の南の人と北の人の性格は日本の関東人と関西人に似ている。南部の人は、北の人がうるさく、大雑把すぎて、あまり信用性が低いと感じており、一方、北部の人は、南の人が冷たく、ケチが多いイメージである。

省の中

省の内部の各町がお互いに合わなくなる。この問題が中国の「江蘇省(コウソ ショウ)」(南部地域)は一番酷いかもしれないと思う。「江蘇省」の内部は南部と北部に分けられている。江蘇省に住んでいる友達から南、北部の人がお互いに嫌がっていることを聞いた。私の故郷が「杭州市(コウシュウ シ)」(南部地域)の「蕭山(ショウザン)」というところだが、杭州市の都心に住んでいる人が蕭山のことを非常に嫌っており、蕭山が貧乏なところという認識がある。特に老輩にとって、その認識がもっと強いと思う。

省と省の間

経済のよい地域から経済があまり良くない地域に対する差別がある。私が住んでいた浙江省を例にすれば、浙江省の人は北の人に対し、怠け者が多い印象が強い。また、特に「安徽省(アンキ ショウ)」と「河南省(カンナン ショウ)」に対する差別が強いと思う(安徽省は南北の限界にあり、河南省は北にある)。「浙江省(セッコウ ショウ」の人の視点から見ると、「安徽省」と「河南省」が日本の「沖縄県」や「高知県」みたいな地域であり、物価が安くて、裕福ではない地域だと認識されている。そこに住んでいる人たちに対し、あまり信用ができない印象が強いである。昔親から、「「安徽省」と「河南省」の人と結婚するな」とよく言われた。また、昔は河南省においてある人がマンホールの蓋を盗む事件があり、ネットを通じて大炎上になってしまった。中国全国の人にとって、現在でも河南省において「マンホール蓋を盗む事件」が頻繫的に発生しているということが認識されている。(実際は発生していない、皆の妄想である)。

 

まとめに

この記事では、中国の省と省や地域と地域間に存在されている合わない現象を紹介した。各地域は経済、文化、習慣の違いにより、お互いに差別し、合わないことが生じやすくなるかもしれないが、近年では、時代とともに人々の価値観が変わってしまう。団結し、お互いに尊敬するようになっていくと思う。



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