【熊の手コーヒー⁈】最近の中国のトレンド

紹介

この記事では、近年中国の若者たちが熱中しているものや中国で人気があることを紹介し、もし将来中国へ行く機会が有れば、是非紹介したことを楽しんでいただければ幸いと思う。

熊の手コーヒー

  参照:https://courrier.jp/columns/224078/

上海で「HINICHIJOU(非日常)」と命名されたコーヒー屋さんが最近中国で非常に人気を集めている。このコーヒー屋さんはモフモフの“熊の手”が壁の穴からコーヒーを手渡ししてくれるユニークな営業スタイルをしている。コロナウイルスの関係により、非対面型の営業スタイルがお客様さんを集めているのでは、思う人も多いと思うが、実はこの店の営業員たちは皆、障がい者であり、店長の瑩瑩さんと店員の薇薇さんは聴覚障害者である。人がモフモフの熊の手に癒されることのほか、障害者に支援をする特別な意味も含めている。これが日本文化を好く創業者王海青さんがこの店を「HINICHIJOU(非日常)」に命名した理由だと思う。

新式ティーブーム

近年から日本でも中国でも新式のティーブームが伸びている。「新式ティー」は、品質の良い茶葉、牛乳、新鮮なフルーツなど、天然の良質な食材を様々なベースティーと材料を組み合わせて作る中国のドリンクと定義されている。日本にタピオカのチェーン店としては、「Gong cha」、「春水堂(チュンスイタン)」、「CoCo都可(こことか)」等々の知名度が高いと思っているが、中国でも以上の店がもちろん定番であるが、いくつか日本にはない専門店を紹介する。

例えば、最近「阿手作(アマー手作り)」という店が中国で非常に人気があり、4時間の行列ができるほど人気である。「凄く美味しい」という消費者の声が多く、評判が非常によい。他社のティーより、使っているフルーツの量も多く、新鮮度も高いという評判がある。以下にいくつかの種類を紹介する。

※写真の参照:https://www.ahma-handmade.com/

①ライチで作られるフルーツティー

 

②トッピングでもちもちのポンデケージョを使っているティー

 

③竜眼で作られるフルーツティー

 

                                             

 

私が一番好きな専門店としては、「茶悦色(チャエン ユェース)」という店である。この店の商標や製品のパッケージなどのデザインが中国の伝統文化と結合し、ティーに使っている茶葉の品質が高く、香りが非常に上品だと思う。上に甘いナッツをのせていることもこの店のユニークなところである。店ではミルクティーを販売するほか、茶葉も販売している。

写真の参照:http://hunan.sina.com.cn/news/s/2020-12-07/detail-iiznezxs5676233.shtml

 

マーダーミステリーゲーム

中国では友達とショッピングをしたり、映画を見たり、食事をしたりするほか、最近では「マーダーミステリーゲーム」がとても人気があり、人民網日本語版のニュースによると、中国には一年で一万「マーダーミステリー」の店が新規オープンすることが分かった。マーダーミステリーはシナリオ上の事件をめぐって、他人の人生を演じて推理を展開し、犯人を捜すゲームである。マーダーミステリーゲームは気軽に知らない人と会話できることで新たな友達を作る方式であり、オンラインでもゲームが展開されている。

国潮(ゴオ チャオ)ブーム

国潮という言葉が中国の要素を取り入れているファッショントレンドのことを指している。「国潮」商品として中国で人気になっている分野がファッションと化粧品である。 

例えば、今日本でも話題となっている中国のコスメ「花西子Florasis(フローラシス)」が、中国の少数民族タイ族の伝統文化と高貴な孔雀からインスピレーションを受け、新たなコラボ商品を開発した。以下の写真である。

※「花西子Florasis(フローラシス)」の公式サイト:https://jp.florasis.com/utm_source=google&utm_medium=ads&utm_campaign=SEM&gclid=CjwKCAjwoduRBhA4EiwACL5RPxmtLn_wh8fPRJgsvH_yVtAZkchXaAgvknkA5k0sNLdMrlX8Ovt2jBoC8gIQAvD_BwE

 

日本では重要な祭日に着物を着る習慣がある。しかし、中国で近年から伝統的な服「漢服」を着る人がどんどん現れている。しかも、着る人がほとんど中国の若者たちで、普段服として着用している。

  

 

https://tshop.r10s.jp/baucosplay/cabinet/06416192/imgrc0073349086.jpg?fitin=720%3A720

https://static.mercdn.net/item/detail/orig/photos/m96314991418_1.jpg

https://tpale.com/cms/wp-content/uploads/2019/12/o0800080014264543943.jpg

 

無人カラオケボックス

無人カラオケボックスは中国で最近出たものではないが、近年から中国の中心都市に普及している。以下の写真のようになる。

参照:https://wedge.ismedia.jp/articles/-/13148

面積はわずか2平方メートルほどしかない部屋で2~3人までヘッドホンをつけ、歌うカラオケである。設置場所としてはショッピングセンターの中や、映画館の脇であり、映画の上映前の時間や、ショッピングの合間など、時間を潰すため、気軽に利用する人が多い。使い方としては、中国のスマホ決済で使用するのが前提となっている、スマホでユーザーを登録し、プランを選択する形である。15分で20元(約370円)で、30分、1時間、1曲などのプランがある。

スタンプ文化

中国ではLINEを使う代わりに、人々が「wechat」を使っている。そして、wechatで使うスタンプは「表情包(ビョウ チィンバオ)」と呼ばれている。可愛いスタンプを使うことはもちろん、中国でキモかわいい派もとても人気があり、以前の「外国人が勘違いしている中国のこと」の記事で紹介した「パンダ」のスタンプと同じく、可愛い動物や人などに謎の表情を埋め込むタイプが多種多様である。以下の写真でいくつかのスタンプを展示する。

ちなみに、https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81634?page=6の中の記事によると、日本版のものも探した。これらのスタンプを使って中国人とネットで会話をしたら、ジョークな雰囲気に切り替えることができると思う。

 

感想

コロナのせいで私は2年ほど中国に帰ってないので、新たに出ていることやものを知らない可能性もあるが、この記事を通して、少なくとも近年から中国で流行っていることを知ることができると思う。もし中国に行く機会があったら、是非紹介したことやものを楽しんでください。その他、日本におけるビジネスの場面では良い商売のチャンスになるかもしれないと思う。



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