2022年1月6日 採用面談レポート

人事

2022年1月6日に行った面談について、面談内容や所感および過去の面談との比較を踏まえて、改善点や感想について記載する。

 

面談日時、応募者情報

  • 面談日時:2022年1月6日 (応募者が道に迷ったため20分遅れでスタート)
  • 氏名(性別):K(女性)
  • 年齢:22歳(大学2年生の留学生)
  • 国籍:外国籍
  • 日本語能力:カタコトではあるものの、日常会話はできる。読み書きも問題無し。
  • ビザの種類:留学ビザ
  • 大学(専攻学科):H大学
  • 職歴:飲食店、清掃業、コンビニなどのアルバイト経験有り
  • 保有資格:TOEIC600点台
  • スキル:プログラミングを独学で勉強中
  • 趣味:1ヶ月前からピアノ教室に通っている

 

面談内容

現在の学業状況、現在のアルバイト状況、志望動機、IT業界のイメージ、趣味、の順で面談を行った。

 

現在の学業状況

現在は大学2年生であり、1月後半から冬休みのため、冬休みを機にバイトを始めたいとのこと。3年生以降の授業日程については未定であるが、週に3~4日の出勤が可能(留学ビザの条件として、週に40時間以内の就業制限有り)。

 

現在のアルバイト状況

現在は事務所から電車で1時間以上かかる少し遠い場所に住んでおり、近所のコンビニほかでバイト中。1月末で現在の住まいから都心に引っ越す予定が有るため、現在のバイトも1月中に退職予定。

引っ越した後、弊社をメインとしてバイトをしたいとのこと。

 

志望動機

内向的な性格から、お客様や取引先と会話をする営業や接客等の職種を避けたく、パソコンと向き合うばかりのイメージが強いIT業界のエンジニアを志望しているため、弊社に応募。

また、就職後も日本には長期滞在の予定でいるが、将来的に帰国することとなった場合に、IT業界であれば母国での就職にも困らないと考えIT業界を志望。

当社では、学生という立場からも最初からプログラミング的な内容ができず、資料やレポート作成が中心となることを伝えたところ、了承を得られた。

 

IT業界のイメージ

エンジニアがひたすらパソコンに向かって作業をするイメージを持っている。

そのため、プログラムを組むことは業務の一部であり、社内外問わず人と関わる仕事であることを伝えたところ、人と関わることの認識はあるとのこと。

 

趣味

幼少期の頃にピアノを弾いていた経験があり、現在は空いている時間にピアノ教室に通っている。

また、将来IT業界に就職する上で役立つと考え、比較的メジャーなプログラミング言語に関する書籍を購入し独学で学び中。

 

所感

面談開始時刻から遅れてのスタートであったためマイナスイメージでの面談となり、文化の違いによるところなのか少々気になる点ではあるが、質問の受け応えがハキハキしていたことやきちんと目を見て会話できていたことは好印象であった。

IT業界については漠然としており、応募者自身もあまり明確なイメージはついていないようだが、プログラミングを独学で学ぶ等の積極性は見受けられた。

文化の違いから多少業務に支障がでる部分も考えられるが、日本でのバイトの経験があることや、母国に関するコンテンツが作成できるかもしれない点について考慮すると採用を検討したい。

ただし、こちら側が求めていることや応募者がやりたいこと等、改めて確認する必要がある。

 

改善点

  • 志望動機について、本当の志望動機については引き出せるようになってきたものの、応募者が弊社でやりたいことや、弊社が応募者にやってほしいことの内容が明確にならないままになってしまったので、更に深掘りができるようになること。
  • 質問の内容から順番を意識しながら面談を進められるようになってきたものの、応募者からの返答や質問に対して私自身がきちんとした回答ができるかどうかの不安があるため、場数をこなすことや、自身が聞きなれない単語について下調べをする必要がある。
  • 面談トークシートに意識が向いてしまい、面談が進むに連れて面談前アンケートの存在が抜けてしまうため、面談前アンケートからも面談内容を広げられるようになること。
  • 面談終了後、面談者について定量的な評価ができるようになること。

 

最後に

自身が行う面談としては今回で3回目であるが、応募者の層(年齢や立場および国籍等)も違うことから未だ面談中に戸惑ってしまうことや不安になりながらの実施であるため、自身の精神状態をもう少し落ち着かせる必要があると感じた。戸惑いや不安があることで、面談後に「あれも聞いておけばよかった、これも聞いておきたかった」と思うこともあるため、場数で慣れると共に、過去3回分の反省を改めて分析し、次回に臨まなければならない。

また、今回は外国籍の応募者であったことからビザについての内容も含まれていたため、ビザ等について改めて自身でも下調べし、外国籍の方へも堂々と対応できるようにならなければならないと感じた。

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