ここでは11月4日に行った面談について記載していく。前回自身が行った面談との比較を交え、今後行う面談の参考になる内容とする。
面談内容
面談日・応募者情報
- 面談日時:2021年11月上旬
- 氏名:SAさん
- 年齢、性別:50代男性
- 現在の就業状況:アルバイト
- 職歴:10年以上前にSAPなどホスト系に携わっていた。その後に自営業だったが会社をたたみ、昨年からフリーターとして働き現在に至る。
- 保有資格・スキル:普通自動車免許、ITパスポート、プログラミング(2言語)
- 趣味・好きなこと:料理、釣り
面談内容詳細
アンケート実施後、質問を開始。面談トークシートを参考に、「現在の就業状況→職歴→志望動機→当社での就業について→転職活動状況→キャリアプラン」の順に質問を行う。
その後、管理者より更に深掘りした質問(働き方について等)があり、最後に応募者からの質問(就業時間)と雑談(釣りについて)があり終了。
志望動機
自営業であった会社をたたみ、過去に経験のあるSAP等を活かせる職業に就きたく転職活動を続けていたが、昨今のコロナの状況や年齢および長期のブランクからしても採用状況が厳しく、アルバイトの募集であった弊社に応募。
キャリアプラン
過去にSAPに携わってはいるものの不明確な部分も多く、まずは弊社できちんとSAPについて学びたい。また、将来的にはコンサルタントの資格取得も視野に入れているとのこと。
所感
見た目の印象は特別悪くはないものの、少しモジモジしたような落ち着きの無さが目立った。
個人的にIT分野に対する知識が無いため内容として分からない部分はあったものの、50代を超えて社会人経験も豊富なことから会話の流れもスムーズであった。
見た目や就業状況から多少頼りない部分は見受けられるものの、会話中の印象は物腰も柔らかく、返答もスムーズであり、キャリアプランの内容として前向きな意見が聞けたことは好印象であった。
課題
面談アンケートとトークシートについて、アンケートは問題無し。トークシートについては、前回のレポートで記載した通り記載事項のスペースを広くする。また、質問項目の順番について、上から順に並び変える。(応募者によって質問の順番が前後することはあるものの、現在のトークシートでは応募者が話しやすい内容の順番になっていない。)
自身の課題としては、表面的な質問しかできていないことであり、応募者の返答に対して深掘りできる質問ができるようになることである。また、深掘りした質問が出来ない理由として、IT用語の知識(そもそも言葉の意味を知らない)が全く無いため、面談中や日々の業務で出てくる用語の意味を調べることも挙げられる。
面談する身としても自信を持って応募者の返答に対応できるよう、自身の知識の習得と面談回数をこなしていく必要がある。
感想
前回と比較すると、多少話す順番を意識し間合いを気にすることはできたものの、対象の応募者が50代であり、自身が入社してから経験の無い対象であったため質問の内容に戸惑ってしまった。
また前回は初めて1人で対応したため感覚がつかめず戸惑ってしまった部分があるが、今後は応募者に合わせた対応をしていかなければならないと感じた。そのためにも場数をこなすことと、その都度の反省を次回に活かせるよう分析し、改善していけるようにしたい。
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