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財務会計/自己資本比率

Last-modified: 2020-06-02 (火) 14:44:32 (1418d)
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総資本に対する自己資本の比率のこと。
英語ではEquity ratioと表記する。

概要

貸借対照表の借方である「資産の部」を総資産というが、そのうちどれだけ自己資本が締めるのか?を表す。

会社設立時

# 現預金 1000 / 資本金 1000

ここでは、現預金という資産の構成要素は、資本金という自己資本のみである。

この時点では、自己資本比率は100%となる。

借入を行った後

ここで、上記のあと300万円を借り入れて資金を調達する場合、下記のようになる。

# 現預金 1300 / 資本金 1000

#   借入金 300

これは、現預金1300という資産は、資本金1000という自己資本と、借入金300という他人資本で構成されていることとなる。

つまり1000÷1300で、約77%となる。

指標の意味

要は「持ち物(総資産)のうち、自分が出した金の比率」なわけで、一般的には高ければ高いほど健全、低ければ低いほど不健全。

ただ、高い自己資本を持ちながら投資や事業拡大を行わないのであれば金が眠っているのも同じともいえるし、少ない自己資本で多くの他人資本をやりくりしているのはそれはそれで効率的な経営ともいえる。

とはいえそれは高度な経営上の話であって、一般には長期で安定した経営をするためには高いに越したことはない指標だろう。

関連

Wikipedia
自己資本
他人資本
デットエクイティスワップ
利益剰余金
内部留保




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