基本ソフトウェア(広義のOS)
概要
オペレーティングシステムとは、コンピュータに関するあらゆるデバイスの入出力を命令し、その作業状態を管理するシステム。 これがないとコンピュータは動かない。動物でいう脳のようなもの。クライアントPCで動くOS(Windows やMac、androidなど) とサーバーOS(Linuxなど)、その他のハードウェアのOS(NAS)のOSなどの3種類がある。なお、OSには広義のOS、狭義のOSと呼ばれるものがあり、ここでは広義のOSについて触れる。狭義のOSについては、その正体であるカーネルで触れる。
目的 †
OSの目的は、雑に話すとコンピュータを動かすことであるが、大きく分けて5つに分類できる。
簡単な具体例 †
OSの例としてはwindows, mac OS, Linux, Android等が上げられる。
分類 †
OSは、使用用途によって異なる種類のものが用いられる(当然だが)。以下のような種類がある。
クライアントOS †
概要:クライアントコンピュータで動くOSである。日常意識して使っているOSと考えて差し支えないと思う。PCではWindowsやmac OS, Linux、スマートフォンではAndroisやiOSがその例として上げられる。
サーバーOS(Linuxなど) †
概要:サーバーコンピュータに搭載されているOSである。Linux やUnix等が有名な例である。
メインフレームOS †
概要:企業の基幹業務等で使用される、高性能なOSである。
リアルタイム系OS(NASなどのOS) †
概要:いわゆるコンピュータ以外の製品にもOSが搭載されていることがある。そのような携帯電話やNAS等に実装されているOSを指す。データ処理の期限が厳密に決まっているリアルタイム処理のスケジューリングに強い。例えばNASにおいてはFreeNAS等がそのOSの例として上げられる。
機能 †
OSの機能は5つに分類できる。が、これらは正確には制御プログラムで行っていることである。 [#z065aec0]
API、ABIの提供 †
目的:アプリケーションをコンピュータ上で稼働させること
実際にやっていること:API(application programming interface)がどのような言語で、どのライブラリを使用すれば良いのか等を情報提供し、ABI (application binary interface)がソフトウェアの機能呼び出しに対する対応を行っている。
ファイル管理 †
目的:ファイルの管理。ファイル管理システムの機能としては
- ファイルの保存 (ファイルの場所、中身、管理者など)
- 暗号化
- 圧縮
の3つがある。
デバイス管理 †
目的:ハードウェアとの通信
実際にやっていること
デバイスの認識、認証
デバイスからの入出力情報(イベント含む)の管理
メモリ管理 †
目的:コンピュータの作業能力の管理
実際にやっていること
タスク(プロセス)管理 †
目的:コンピュータに指示された指令を整理し、処理するように命じる
実際にやっていること:プロセスの優先順位付け、集中するタスクの選択
構成要素 †
本サイトでは、OSは以下の3つで構成されているとする。もちろん様々な解釈が存在するため、一つの分け方として考えてほしい。
制御プログラム
言語プロセッサ
サービスプログラム (ユーティリティプログラム)
まとめ †
OSとは、コンピュータの基幹的な作業を行うシステムである。
リンク †
https://www.wakhok.ac.jp/biblion/1997/sysadmin/node5.html
https://www.wdic.org/w/TECH/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
http://roots55.tripod.com/2syou.htm
http://ossforum.jp/node/512
https://elite-lane.com/operating-system/
https://hnavi.co.jp/knowledge/blog/filesystem/
https://qiita.com/m0ch1m0ch1/items/afb05e152d83458439e8
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