同化の法
※書きかけ
ロマサガ2の歴史を語るには欠かせない、同化の方について。
概要 †
- 他者を自らに取り込み、取り込んだ生物の能力を我が物とする能力
- 取り込んだ他者の見た目の特徴を継承する
- 取り込む対象は、無機物でなく、いわゆる「生きているもの」
- 継承法と違い、取り込みの対象やタイミングに制限がなく、有効期限がない
- 「同化される方」の意識はなくなり、「同化する方」の意識に統一される(ただし、「意識が混ざる」)
基本的には、呪い寄りの黒魔術あるいは邪法と呼んで差し支えないかと思う。
七英雄の使っていた同化の法 †
七英雄の使っていた同化の法は、ある意味で非常にわかりやすい。
スービエ?は水棲生物系モンスター?、ダンターグ?は獣系モンスター?あるいは獣人系モンスター?など、モロに取り込んだモンスターの特徴が出ている。
微妙なのは、ノエル?。
モンスターの使う技や術の特徴はなく剣技や格闘術を得意としているし、見た目は普通の古代人であるため、人間系モンスター?との同化で強くなっているのか、修行で強くなっているのか不明。
もちろん、修行だけで強くなっているという見方は面白いが、それが可能であれば古代人はそれなりに強くなっているはずで死の恐怖に怯える理由もないし、何のモンスターとも同化していないとは考えづらい所見。
七英雄以外の古代人が使っていた同化の法 †
これが、かなり謎。
忘れられた町の古代人の話からすると、寿命を維持するために七英雄以外の古代人も同化の法を使っていたと思われる。
しかし、ひとつの事実として古代人は戦闘力が低いというポイントがある。
これは、「同化を繰り返しているのに弱いまま」というよくわからない同化で、七英雄の使う同化の法とは考え方が全く異なる。
じゃあ、何と同化していたのか?というと、下記が考えられる。
- 戦闘力の低い古代人でも勝てるレベルのモンスター
姿かたちが人間のままであり、見た目にモンスター要素がないため、これはない。 - 人間型モンスター
弱いランクの人間型モンスターだって、数をたくさん取り込んでいれば強くなるはずで(セルの第一形態が一般人を取り込みまくったのと一緒のはず)、強くなったらモンスターは怖くなくなるはず。
だいたい、これノエル?じゃん。
よって、これは考えづらい。 - 人間
弱い人間をいくら取り込んでも弱いままであることは納得できるし、古代人の見た目が人間系から崩れていないので、これはあり得る。 - 古代人
古代人同士で同化と吸収をし合い、元が弱いもの同士で同化しあうわけだから弱いまま。
うん、これはあり得る。
ただ、吸収される側は吸収する側に統合され、これまでの自分の意識がなくなる=吸収される側は死ぬようなもんであるのに、死ぬことを極端に恐れる古代人はokとするだろうか?という疑問が残る。 - 科学的に生み出した何か
古代人の科学力は世界一ィィィィィィイなので、あり得る話だと思う。
ただ、同化の法は恐らく「生きているもの」でないと対象にできないため、どうなんだろう?
もし「生きている何か」を生み出せる程のレベルであれば、七英雄なんぞに頼らず「生きている何か」にモンスターと戦わせていただろう。よって、可能性は低い。
そもそも「死ぬのが怖くて、既に同化の法を使っているのなら、戦闘力が高まるようにやればいいじゃん」という話なのだが、じゃあなんで古代人は弱いままなのだろうか?
その答えは、姿形が変化するような同化、あるいはモンスターとの同化の法はご法度だったのではないかと思われる。(文化的、宗教的、倫理的に)
その禁を破ったからこそ七英雄はモンスターたちを駆逐できるほど強くなり、古代人からは疎まれる要になったのではないかと思われる。
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