SAPのオブジェクト/データエレメント の変更点
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どの[[ドメイン>SAPのオブジェクト/ドメイン]]や[[検索ヘルプ>SAPのオブジェクト/検索ヘルプ]]などを使用するかなど、[[テーブル>SAPのオブジェクト/テーブル]]の''項目に割り当てる属性''を表す項目。
具体的には、「項目の意味的な存在」を定義するもので、例えば同じCHAR10のドメインであっても、それが得意先コードのためであるのか、仕入先コードのためであるのかなど。
そういった性質であるため、似たような定義が既に存在したとしても、使いまわしは必須ではない。((「意味」というのは、あくまで人とシステムが判断するものだから))
ちなみに、プログラムで変数などを定義する際に、テーブルの項目を参照するか、データエレメントを参照するかというトピックがある。
そんなんどっちでもいいじゃん、という人もいるが、''全くもって、よくない''。
というのも、プログラムのコードというのは、一行一行がイチイチ唯一無二の意味を持っている or 他の書き方ではダメ or 最も確からしい表現でなければならない、と考える。
理由は、プログラムというのは「第三者が、明確に、その意味を誤解することなく、読み取ることができなければならない」わけで、そのためには「どっちでもいい」ってのは極限まで排除する必要がある。((もちろん完全には無くせない))
例えば、プログラムの中で伝票番号と明細番号が登場したとする。何でもいいが、例えば購買発注。
ここで、EKKO-EBELNと書くか?それともEKPO-EBELNと書くか?という疑問がある。
そりゃあ、どちらで書いてもコンパイルは通るし、どちらで書くかが原因の不具合なんて起きないだろう。
「そんなの、どっちで書こうが普通わかるでしょ?」ということは痛いほどわかるのだが、空気や行間が読めない人はいるものだし、そういったことと無縁に「誰が見ても明らか」ということは強く意識しなければならない。
プログラムというのは、空気や行間を読んでくれることを前提にして書いてはならないわけで、どちらが妥当であるか、より確からしいかということは、開発者なら考えるべきだと考える。
答えから言えば、私はデータエレメントを参照すべきと考えている。
参照するテーブルが厳密には違っていても誤解しようがない、というのがその根拠だ。
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