SAPのオブジェクト/アペンド構造 の変更点
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標準テーブルやアドオンテーブルに項目追加する手段。アペンド構造。
追加したい項目そのものでなく、''追加したい項目を割り当てた構造''を割り当てる。
* 概要 [#l040a191]
なお、伝票番号をキーとしたアドオンテーブルを定義するくらいなら、こちらを使用した方が間違いなく良い。
理由は、更新のタイミングや削除時の動きなどSAP標準の従属とした方が、[[参照整合性>アドオン/参照整合性]]をはじめとした諸々の心配事を少しでも減らせるためである。
マスタデータもそうだが、特にトランザクションデータはSAPに流れる血液とも呼べる存在であるため、システムが標準で想定していない流れは新たに設けない方がいいに決まっているわけで、トランザクションデータを追加して読み書きレポートの対象を増やすことなんかよりは、APPENDがいっぱいの方が余程いい。
余談だが、設計する技術者は、こういった部分を厚くケアすべきかと思う。
アドオンテーブルに伝票っぽいものを保存し、読み・書き・レポーティングそれぞれ機能を作ればいいじゃんなんてノリの人は意外とたくさんいて、更に「アドオンなんだからバグや不都合はつきものでしょ」なんて言っている手合いがいたときには、呆れて何も言えなかった。
例えばシップメント伝票やら金融取引やら「新しい伝票」を増やすことに抵抗を示す技術者はたくさんいるのに((しかも、これらはシステム標準))、アドオンはそうじゃないらしい。おかしな話だ。
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