- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- 販売管理/税分類 へ行く。
その名の通り、[[販売管理]]の分野で[[消費税>財務会計/消費税]]を決定するための分類。
[[購買管理]]でいう[[品目税区分>購買管理/品目税区分]]。
----
#contents
----
* 概要 [#j9e12e51]
まず下準備コンフィグがあり、その後に価格まわりのコンフィグ、最後にマスタ設定となる。
** 事前定義 [#n431b724]
*** 組織が取り扱う[[国コード>SAPの共通用語/国コード]]の割り当て [#z60a008a]
[[販売組織>販売管理/販売組織]]と[[流通チャネル>販売管理/流通チャネル]]単位で、その組織が利用し得る[[プラント>ロジスティクス共通/プラント]]を紐付けるコンフィグがあるが、ここで割り当てた[[プラント>ロジスティクス共通/プラント]]が属する[[国コード>SAPの共通用語/国コード]]のすべてが、その組織での取り扱い対象国となる。
*** 税カテゴリの定義 [#ycb42385]
[[国コード>SAPの共通用語/国コード]]+順序(n番という一桁の数字)に、[[条件クラス>価格設定/条件クラス]]が、D・G・+のいずれかである[[条件タイプ>条件テクニック/条件タイプ]]を割り当てる。
ここで指定した[[条件タイプ>条件テクニック/条件タイプ]]は、販売の[[消費税管理]]の世界で、[[税カテゴリ>販売管理/税カテゴリ]]と呼ばれる。
** マスタへの設定 [#x1036439]
下記の項目を[[条件テーブル>条件テクニック/条件テーブル]]の切り口に加え、[[条件レコード>条件テクニック/条件レコード]]を登録することで、[[条件タブ>価格設定/条件タブ]]を通して伝票明細に[[財務会計/税コード]]を割り当てることができる。
*** 品目税 [#f59f62d9]
[[品目の販売ビュー>品目マスタ/販売ビュー]]に、上述の[[販売組織>販売管理/販売組織]]+[[流通チャネル>販売管理/流通チャネル]]が取り扱う[[国コード>SAPの共通用語/国コード]]ごとに設定する。
補足として、保存先はいわゆる販売ビュー(MVKE)でなく、品目税分類(MLAN)となる。
しかし、MLANのキー項目は[[品目マスタ]]+[[国コード>SAPの共通用語/国コード]]であり、構造として[[税カテゴリ>販売管理/税カテゴリ]]を持っておらず、ではどう表現されるかというと、事前定義パートで[[国コード>SAPの共通用語/国コード]]や[[税カテゴリ>販売管理/税カテゴリ]]と紐付けた''順序''である。
もう少し解説すると、MLANの構造としてはTAXM1〜TAXM9まで定義されており、固定文字列TAXMと上記の''順序''をコンカチして[[ASSIGN>ABAP/ASSIGN]]し、設定していると考えられる。(つか、まんまその動き)
*** 得意先税 [#je9f61cb]
[[得意先の販売ビュー>得意先マスタ/販売エリアビュー]]に設定する。
なお、格納先はTable:KNVIで、品目税と異なり[[得意先マスタ]]+[[国コード>SAPの共通用語/国コード]]+[[税カテゴリ>販売管理/税カテゴリ]]+得意先税分類と、シンプルな構造になっている。
~
~
CENTER:【スポンサードリンク】
#htmlinsert(amazon_book_sap_system_implement)
~
~
----
#pcomment(reply)